2009年05月31日
ダイエットが成功しないのもサプリメントが効かないのも理由がある!
体質の違い
病気になりやすい人となりにくい人の違いは様々ですが、その違いの一つに体質というものがあります。薬が効きやすい人効きにくい人も体質の差といいますが、確かに食べたものが体に効く人効きにくい人はいます。
以前例をあげましたが、カルシウムの多い牛乳を飲んでも結果が違う人がいます
@良い結果が出る人・・・牛乳のカルシウムを吸収し丈夫な骨が形成される人
A結果が出ない人・・・たくさん飲んでも骨は丈夫にならない人
B仇になってしまう人・・・カルシウムが蓚酸と結びつき蓚酸カルシウムとなり腎臓や尿道などに石となって蓄積してしまう。
ここで@の人のように良い結果が出た人は牛乳の信者になりますが
Aのように結果が出なかった人は他の健康法を探します。
Bのように入院してしまった人は絶対に牛乳を飲まなくなります。
ここで肝心なことは石ができてしまった人は絶対に牛乳のせいにしてしまいますが、では全国の学校で全生徒に牛乳を出す栄養士さんの考えは間違っていることになります。
雪印食中毒事件
以前雪印の牛乳に「黄色ブドウ球菌」が混入していて食中毒が蔓延し問題になりましたが、同じ毒入りの牛乳を飲んでお腹を壊した人もいれば、まったく平気だった人もいます。和歌山のヒ素カレーも同じです。ただ、黄色ブドウ球菌や、ヒ素は誰がどう言おうと毒ですが、それに打ち勝てる人がいたことが脅威です。
このように
食べた物が『良い結果』が出る人を良い体質といいます。
食べたものが『身にも毒にもならなかった』人を普通の体質といいます。
食べたものが『仇』になった人のことを体質が悪いといいます。
アチドージスとアルカロージス
この体質を決めるものははっきりとはしていないのが現状です。しかしある程度の基準として酸とアルカリで測ることができます。
血液や体液を調べて酸性に偏っていると『酸性体質』『アチドージス』
アルカリ性に偏っていると『アルカリ性体質』『アルカロージス』
という判断基準です。
具体的に例をあげると血液中に良くない酸が多く検出される人がいます。代表が『乳酸』『脂肪酸』『尿酸』『蓚酸』という酸です。これらが体液中に多いと酸性体質といい、病気をしやすくなってしまいます。
痛風
男性の天敵をなるのが『尿酸』ですが、健康な人は尿に排泄し貯まらないようになっていますが、身体機能の低下とともに排泄できなくなってくると体内に溜まり始めます。尿酸の結晶はトゲトゲしていてこれが末梢血管などに溜まってくるとあの有名な風が吹くだけで痛いという『痛風』になります。原因はビールの中のプリン体といいますが、プリン体をたくさん取っていてもなる人はなる。ならない人はならない。というのが体質の差。身体を常にアルカリ性に維持しようとする力を『恒常性』別名『ホメオスターシス』といいこの力が強い人は常に良い体質であると言えます。
大事なのは体質
大事なことは食べ物がみなさんの健康を直接作用することはありえないということです。食べ物を生かすも殺すも体質の善し悪しが関係しているということです。体質を改善したうえでよい栄養素を入れることが一番大事ですね。子供の頃は何を食べても効きました!何を食べても太りにくかったです!しかしお年を召されると何を食べても効きにくくなります!水を飲んだだけでも太ってしまいます。これは、食べ物や水が悪いのではないことに気付かないと大変なことになってしまうということです。
一生懸命にダイエット食品食べても必ず良い結果が出るとは言えません。一生懸命サプリメントを摂っても脳卒中になる人は何かがズレていることに気づいていかないといけないということです。