2009年09月20日
ペ・ヨンジュン敗血症で突然倒れ・・
■報道
9月20日(日)【ソウル共同】
聯合ニュースによると、韓流スター、ペ・ヨンジュンさんの所属事務所「BOF」は20日、ペさんが17日に突然倒れ、ソウル市内の病院に入院、敗血症の初期症状と診断されたと明らかにした。容体は安定しているという。
同ニュースによると、過労とストレスが重なり免疫力が低下したのが原因。22日にソウルで開かれる著書の出版記念会や、29〜30日に東京で計画されている日本のファンとの交流イベントには予定通り出席できる見通し。
著書は韓国の美をたどる旅行エッセーで、ペさんはこの1年間、同書の執筆に精力を傾け、体重が10キロ以上減少。最近は最後の追い込み作業などで徹夜が続いていたという。
■敗血症の症状
敗血症とは、免疫機能が低下し血液を通じて全身に病原菌が感染し、血球が破壊され、高熱を発し、全身の機能が衰え、消化器症状、頻呼吸、頻脈、意識障害などを起こしたり最悪の場合死に至る末期的症状のことを言います。
■原因菌
大腸菌、セラチア菌、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎菌といったものが原因菌となります。通常、健康な体であれば血中においてこれらの菌が増えることはありません。しかし、何らかの原因によって免疫力が低下すると、敗血症を招きやすくなります。血中に菌が感染巣から侵入することによって、症状が現れますが、これには原因菌の種類を問いません。そのため、全身性炎症反応症候群と言われることもあります。
■治療法
本来、敗血症の原因となる細菌は健康な人にとっては死に至るような感染症を引き起こすことはまず考えられないのですが、人間いつどこでどのようなことが起こるかは分かりません。仕事が急に忙しくなったり、死別による急激なストレスを感じたりまさにそれは『突然』やってきます。いつでもどんとこい!といえるような生活環境・食生活を送ることがやはり大事だと思います。このブログのテーマである予防に勝る治療なしです。実際に感染症を発症した際には抗生物質が投与されるのが一般的ですが、最近の細菌は薬に負けない『耐性』という子孫繁栄の為の防御法を身につけ始めました。人間も死にたくないですが、細菌だって死にたくないんですね。一番の武器は自分の持っている『免疫力』を常に落とさないことであらゆる病気の予防が可能になります。