2009年05月29日
食用豚肉の恐ろしい実態
豚肉のうわさ
豚肉を食べていると抗生物質が効かなくなり手術ができなくなるという噂を聞いたことがあります。 国内でと畜されている豚の70%が何らかの病変があり一部廃棄になり取り除いた部分が食肉になっているのが現状だそうです。(日本子孫基金調べ)豚は本来清潔でデリケートな動物というのは聞いたことがあるでしょうか?ところがコンクリートの狭い畜舎で飼われ、人工飼料を与えられるとストレスから胃潰瘍ができてしまうほど神経質なのが豚なんです。それ以外にも肺炎や肝炎などいろんな慢性病にもかかりやすい為大量の抗生物質や抗菌剤が餌や注射で投与されています。言わば、薬で管理された病変豚が私たちの食卓に並んでいると考えるとぞっとします。
2002年7月から8月にかけて家畜に使用されている抗生物質の量を弾き出したのは衆議院議員の佐藤謙一郎氏。人に投与した抗生物質の量が517トンに対し家畜養殖魚に投与した量が1084トン・・・実に2倍もの量を使っているという実態が明らかになりました。それらを食べている皆さんも私も病気もしていないのに薬漬けの状態です。
腸内細菌叢の異常
ここでもうひとつ心配なのが毎日抗生物質を投与されると、豚の腸内細菌叢に異変が起き思いがけない突然変異の腸内細菌が生まれてしまいます。皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれませんがその突然変異の菌を耐性菌といいます。院内感染でも問題になっているスーパー病原菌です。世間はインフルエンザで騒いでいますが一度この耐性菌が猛威を振るうと致死率はインフルエンザの比では無いです。
騒がれている耐性菌の代表格を紹介しますと
■メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)院内感染の主犯格
■バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)史上最強の耐性ブドウ球菌といわれ最強の抗生物質バンコマイシンが全く効かない為死を待つしかないと言われる恐ろしい細菌
■耐性結核菌・・・結核に抗体を持つ人でも簡単に発症してしまう
■耐性サルモネラ菌、耐性レジオネラ菌
■バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)・・・病院のトイレにたくさんいるとか!?
入院している患者さんが最後は肺炎で亡くなるケースは多々ありますがその殆どが院内感染で耐性菌感染の結果薬が効かないで亡くなっていくケースです。そんな恐ろしい菌が豚の腸内にうじゃうじゃ居る可能性もあるということです。もちろん後ほど書くと思いますが鶏肉や牛肉や魚肉にも同じことが言えます。豚肉は駄目、鶏肉もダメ、牛肉も魚肉もダメ。食べて安全な肉はにんにくだけだときみまろさんも言っています。
対策
予防と対策としては国産純粋黒豚ならかなり安全だそうですが、偽装には気をつけましょう。 無菌豚というものがありますが耐性菌がいないという保証は全くありません。あとは多少お金をかけてでも良い環境でゆったり育ってストレスを感じていない健康的な飼育方法をとっている生産者の豚肉を買うようにする などが挙げられます。
余談
ご存知でしたか?出店で焼いている焼き鳥にベトナム産やイタリア産などが頻繁に使われているのを?焼くから安心かもしれませんが、少し抵抗があります。安物買いの命失いという言葉を発した人がいますが、洋服やバッグのように体の外に身に付けるものにお金をかけるなら食べ物や飲み物のように大事な自分の体の中に入れるものにもっとお金をかけたほうが賢い選択と言われます。あれがダメこれがダメばかりでつまらないブログになっているのがちょっと心配で嫌われるかもしれませんが、誰の為でもない自分のことと思って読んでいただければ甲斐があります。