2009年05月29日
みなさんのホクロは大丈夫?命を奪う危険なホクロの正体
レーガン元アメリカ大統領
レーガンというとご存知の方多いと思いますが、アルツハイマー型認知症でお亡くなりになられましたが亡くなる数年前に癌を患ったのを覚えている方は少ないかもしれません。癌の病名と部位は『メラノーマ』といい日本語で『悪性黒色腫』という癌です。顔や耳の裏などにできやすい皮膚癌なのですが、発見が遅れてしまうとあっという間にリンパ、骨まで転移し肺癌などを併発してしまいます。5年生存率も30〜45%と低く手遅れは命取りになります。レーガンだけに異例ガン・・・・(同情するならポちっとくれ)
ホクロは突然変異?
皮膚癌だけあって発見はしやすいのですが見た目はまさに『ホクロ』のように黒い斑点模様をしています。厳密に言うとホクロとは良性の癌のようなもので細胞が紫外線などで傷つけられ遺伝子に突然変異ができて発生する仕組みです。だから生まれたての新鮮な細胞を持つ赤ちゃんはホクロの数はみんな0個です。絶対にとは言い切れませんがホクロが多い体質の人はそれだけ突然変異が起こりやすいかもしれません。
関西地方ではホクロのことを『お迎えボクロ』という地域もありホクロやシミが増え始めたらそろそろお迎えが近いから気をつけなさいという思いが込められているそうです。
悪性黒色腫のできやすい部位
実はこのメラノーマができやすい部位が決まっていて、耳の後ろにできやすいのは紫外線をもろに浴びやすく手入れもしにくく見えない部分だからです。誰かに指摘されないとホクロができていることに気づかないまま紫外線を浴びっぱなしになりますから手遅れになりやすい場所が耳の裏です。
毎日外で仕事をする消防士さんのヘルメットって後ろに垂れ幕のような布が頭から肩にかけて垂れ下がっているのをイメージできますか?昔の日本軍の兵士の帽子も同じです。何故あのような垂れ幕があるのか詳しくは分からないのですが、一つの意味として、一日中外に出ているので耳の裏や首元に紫外線が当たり皮膚癌になると困るので防止策としてああいう形になっていると知人から聞きました。
一番危ない場所
そしてもう一つ日本人の30%が発症する悪性のホクロができやすい場所がどこだと思います? 答えはCMの後・・・ なんてもったいぶらないで言いますとズバリ『足の裏』ですって。
ここは流石に紫外線が当たらない部位なのですが何故できやすいか?というと刺激性の癌だからではないかという説が有力でして、歩く事で刺激を受けやすい足の裏だからこそ細胞が痛められ悪性化したホクロが生まれやすと言われます。その証拠に土踏まずにはまずこの癌はできないみたいです。
おっ!?珍しいなぁ足の裏にホクロができてるよ!貴重だから大事に見守ろうなんていう自殺行為に等しいことはやめましょう!足の裏にホクロが見つかったら、即・即!!!皮膚科に行って摘出手術しないと数ヶ月で全身に転移し帰らぬ人になりかねません。
こういうことを知っている人と知っていない人では大きく人生が変わりますよね。