2009年09月06日
危険な食品添加物 『防カビ剤』
食品添加物毒性辞典より特に気を付けたい添加物を記載します。
今回は『防カビ剤』です。
■OPP(オルトフェニルフェノール)
使用される食品:柑橘類(グレープフルーツ・オレンジ・レモンなど)
1955年に農薬として登録されましたが1962年に登録解除されたのにも関わらず、1977年にはなんと食品添加物に登録されました。
それには理由がありアメリカからOPP付きのグレープフルーツを取らなければ自動車や電化製品を取らないぞという貿易摩擦が絡んだので止むを得ず認可したそうです。当時は誰も知らないOPPをあたかも価値あるものと宣伝し『安心安全!グレープフルーOPP処理済み』といったようなキャッチフレーズで八百屋を賑わせたからとんでもない話(実話)です。
● OPPの毒性実験
東京都立衛生研究所の独自の毒性実験が行われ
OPPを1.25%含む飼料をラットに食べさせて観察すると、なんと!
83%に膀胱ガンが多発したことが分かりました。
このことを厚生労働省に報告しましたが、政治の力が働き危険という結果が出ているにもかかわらず国立衛生試験所の臨床では問題なかったとしてOPPの禁止をしないまま、今現在も使用されているのが現状です。
最近ではOPPは環境ホルモンの悪影響を起こすのではないかと研究されています。
■TBZ(チアンベンダゾール)
使用される食品:柑橘類(グレープフルーツ・オレンジ・レモンなど)、バナナ
国内では1972年に農薬として登録され1978年には食品添加物として登録されました。OPP同様アメリカの圧力によって添加物認可を強引に認可したのがTBZです。
● TBZの毒性実験
ヤギと羊に体重1kg当たり、0.4gを経口投与したところその半数が死亡。
犬に対して2年間毎日投与したところ、6匹のうち2匹が死亡し、肝臓に異常が見られた。
東京都立衛生研究所では、マウスに対して体重1kg当たり0.7〜2.4gのTBZを毎日経口投与したところ、おなかの子供に外表奇形と骨格異常が現れた。
以上のように100%安全と言い切れない農薬TBZを今現在も食品に添加しているのが現状で、アメリカとの貿易を続ける為に車と電化製品と国民の健康をアメリカに売ったといっても過言ではありません。
■ジフェニル
使用される食品:柑橘類(グレープフルーツ・オレンジ・レモンなど)
同じく防カビ剤ですが、直接果皮に塗ることは禁止されていて穴の開いたクラフト紙にジフェニルを染み込ませて果物の入った箱の中に1〜2枚入れるといった利用法です。一部の生協でも使われるほどの利用頻度の高い防カビ剤です。
● ジフェニルの毒性実験
ラットに対してジフェニルを0.25%投与。60週頃から血尿が出始め、死亡する例も多く見られた。解剖して調べたところ、腎臓や膀胱に結石ができた為に血尿になったことが分かった。また、膀胱ガン、肝臓ガンが発生することも確認されている。
■イマザリル
使用される食品:柑橘類(グレープフルーツ・オレンジ・レモンなど)、バナナ
1992年食品添加物に認定。
認定される以前にアメリカから輸入されたレモンにイマザリルが検出され当時は食品衛生法違反の疑いが発生したため厚生労働省は早急に食品添加物としてイマザリルを許可したという。
急性毒性が強く劇物クラスと言われているのがイマザリルで発癌性も確認されている。
■国は経済の為に国民の健康を売り経済も悪化させた!
ご覧いただいたように私達に最も身近な果物にも農薬、添加物が利用されています。逆に利用しなければとても日持ちがしませんので海外からの輸入品はほぼ間違いなく施されています。
こういった危険性が疑われているものを毎日食べたら、ガンになったって『当たり前』のように思えます。しかし、ガンになった時にはこれらの業者を訴える事なんてできません。どこに悔しさをぶつけていいのやら結局自業自得となってしまいます。
国は貿易で潤う為に車、電化製品を出す代わりにグレープフルーツ、イチゴ、レモン、オレンジなどさまざまな農薬付き果物を輸入せざる得ません。
つまり、国の経済の為に国民の健康を売ったのです!しかも経済まで悪化させた政治の責任は重いと思います。
最近異常なほどに奇形出産が増加しています。以前戦争に使われた『枯れ葉剤ダイオキシン』で汚染された妊婦に奇形出産が多発しました。マスコミで有名になったベトちゃんドクちゃんもその犠牲者です。一気に毒物を吸収してしまうと人体にも異常が発生しやすいのですが、私達は『一気』ではなくても『徐々』にそういった毒物を体内に入れて生活しています。ここが大きな落とし穴で徐々に摂ってしまうと身体の変化に気付きにくいのです。
この落とし穴のせいでガンや肝機能障害などの生活習慣病が増加してしまっていると思われます。
自分の身体は誰も守ってくれません。
病気をしても誰も治してはくれません。治すのは自分の自然治癒力だけです。
自分の身体は過去に食べた食べ物で形成されます。
自分の身体から生まれる子供は自分の選んだ食べ物で運命が変わります。
数年、数十年かけて作った病気を数ヶ月で治すことがそもそも不可能と思ったほうが良い。ガンや肝臓障害などがそれを物語っています。
よく病気を治そうと健康商品を選ばれますが健康食品で病気が治るとは思いません(しかし、稀に治ってしまう人はいると思います)。健康食品は病気にならない為の補助なので健康な時に食べるものと考えます。
大病は今から始まっていると思ったほうが後で得をします。
治療は今から始まっていると思えば食べ物の重要性が理解できます。
今回の添加物も毎日摂っていたら、蓄積し数年後に辛い思いをしなければならなくなる人も必ず出てきてしまいます。泥棒に入られないようにセコムをするのと同じで病魔に侵入されないように身体もセコムしませんか?