2009年08月14日
人はなぜガンになるの?
■ガン大国日本の現状
みなさんの人生の最後は、果たしてどういう死因なのかは一度は考えたことがあると思います。縁起でもない話と思われますが、逆に死因をある程度理解しておけば防ぐ方法が見つかると考えて最高の人生を送る為にも、最後は老化による自然衰弱による死(老衰)を目指す手がかりになればと思いこのブログを運営しています。
ご存じの通り私達日本人の死因の1位は『ガン』です。毎年厚生労働省が発表する統計でも実に
3人に1人がガン
3人に1人が心臓病+脳卒中
3人に1人が肺炎、事故死、自殺など
で亡くなるという数字が発表されています。
↓厚生労働省ホームページ 人口動態統計推移↓
厚生労働省平成20年度死因別順位
3人に1人がガンで亡くなっていますが、ガンにかかった場合の治る確率は50%(部位にもよる)とも言われています。しかし、助かったとしても完治まではいかない人も多く再発と転移の恐怖と闘わなければいけません。
今、ガンと闘っている方は最善を尽くし完治して欲しいですし、ガンでない方は絶対に罹らないよう闘って欲しいです。
そこでまず、ガンとはどういう病気かおさらいしてみたいと思います。
■なんでガンになるの?
人間の身体は約60兆個の細胞でできていると言われていますが、たった1個でも細胞の核という設計図が傷つくと突然変異を起こし1個のガン細胞が生まれます。これを『原発ガン』と言います。
細胞を傷つける原因として食品、タバコが60%以上を占めると言われています
1.ガン細胞の誕生期
健康な若い方でも1日に3000個から5000個のガン細胞が生まれていると言われていますが、免疫力の高いうちは全て死滅させることができます。しかし、一般的には免疫力は20代当たりから下がり始め、個人差はありますが、40代から極端に下がる人も増えています。そうなると、例えば4999個のガン細胞を死滅できたとしてもたった1個だけ取り逃がす人が出てきます。これがガンの初期の初期です。もちろん最新の医療機器を持ってしても発見することは皆無と言われています。
2.ガン細胞の定着期
たった1個でもガンが根付いてしまうと、そこからは細胞の数は倍々に増殖していくそうです。1個→2個→4個→8個→16個→32個・・・・
そして、健康診断など精密な検査で発見できると言われているガン細胞の数がおよそ1億個です。
細胞分裂で言うと30回目で1億個。
30回分裂するには2〜10年かかるとも言われています。
ガン細胞の大きさ=1cm
ガン細胞の重量=1g
例えるならパチンコ玉のような細胞です。
このガン細胞の事を俗に早期発見に当たる『早期ガン』と言います。
運よく見つかれば命が助かるレベルです。
3.ガン細胞の進行期〜末期
1億個の次は2億個→4億→8億→16億というように異常な増殖スピードになります。この時期のガンを『進行ガン』といいますが、医師によっては1億個の時点で進行ガンという方もいます。
そして、部位にもよりますが死に至る細胞数が1000億個〜1兆個と言われ、分裂で言うと40回〜45回と言われます。形状はおおよそ
ガン細胞の大きさ=10cm
ガン細胞の重量=1kg
1個から1億個になるまでに2〜10年かかるとすれば
1億個から1000億個になるまでに早い人で数ヶ月で死亡してしまうのが進行ガンの怖さです。
つまり、ガンが発見された時点ではたまたまその時期にガンにかかった訳ではなく既に『10年前にはガン細胞は定着していた』という可能性が大いにあります。
しかも、発見されるまでには10年待たなければいけないのに、発見されてからは数ヶ月で命を落とすとなればいかに早期発見が難しく、大切かが理解できます。
■ガン予防の大事な時期
例えば若い時代を過ごすにも・・・
ガンのことを全く理解しないで食に疎く暴飲暴食をし40年間放置している人と
ガンのことを早くに理解し地道に40年間対策している人がいたとしたら、
50年目、60年目、70年目、80年目・・・
健康で幸せな人生を送っていられるのはどちらの人かというとおそらく確率的には後者の方ではないかと考えます。
先ほどガンが発見できる大きさは1億個1cm1gと解説しましたがここまでガン細胞が成長するのに潜伏期間が2〜10年かかるとのことでした。
つまり、極端にガンが増加する40歳以降がピークとすればその10年前の30代からが非常に大事な予防期間と考えられます。
30歳頃から免疫力低下の傾向として
●風邪をひきやすくなった
●風邪の後に中耳炎にかかった
●咳、痰、鼻炎などの症状が目立ち始めた
●帯状疱疹を経験した
●水虫になった、水虫が治り難い
●口内炎ができやすくなった
●腰痛が激しくなった
●胃炎、胃潰瘍、肝炎など炎症系疾患に罹りやすくなった
などの症状がひとつでも現れ始めたら『おや!?』20代の頃と違うな?と感じ普段の食事から気を配るようにされると良いかもしれません。
個人的にはこの30代からの食生活が非常に重要な気がします。
もちろん思い過ごしであれば幸いなのですが、一事が万事というように身体のちょっとした変化から健康長寿の秘訣を見い出すことは可能です。
■我が家では・・・
私も30歳前半ですが、栄養士の奥さんに頼んで毎日の食卓には必ず
●発酵食品(酵素)
●生鮮食品(酵素)
●海藻(微量海洋ミネラル)
●豆類(良質な植物性タンパク質)
●緑黄色野菜(ビタミン、ファイトケミカル)
●肉類(脂溶性ビタミン、動物性タンパク質)
●胡麻油(必須脂肪酸)
●梅干し(クエン酸、酵素)
●お米(できる限り玄米か胚芽米か麦)糖質、ビタミン
●還元電位の低い水(抗酸化作用)
これらをなるべく1品ずつ入れてもらうようお願いしています。(妻は大変ですが・・・)でも仕事で病院食を作る経験を積んでいるので理解は非常にスムーズでした。
みなさんに真似をして下さいと言うつもりは一切ありませんが、子供には強制してでも食べさせたいと思っています。
やっぱり一度きりの人生ですから死ぬまで健康でいたいですし、子供にはお金という財産は残さなくても健康という財産をたっぷりと貯蓄して迷惑だけはかけない人生を送りたいです。
■行動が全てを決める
徳川家康という偉大な人物も天下よりも子供、子供よりも健康を重んじたそうです。戦国時代では珍しく長寿の75歳まで生きたのも絵に書いた餅ではなく実践があったからです。
●砂糖がどんな味か何百回理論で考えるよりも1回舐めれば理解できます。
●100考えるよりも1行動したほうが勝ちます。
●宝くじもどんなに想像しても買わないと当たらないと言います。
●100万円の着物を買っても病気したら着れなくなり1円の価値もなくなりますが健康であれば色んなものが10倍にも100倍にも価値を作り出せます。
●100人いて100人病気しなければ国家予算の30兆円以上もの医療費が必要なくなり景気が回復するかもしれません。
ちょっとオーバーな話に聞こえたかもしれませんが是非みなさんの人生が楽しく明るい人生でありその人生を終える時に、この話がきっかけだったとしたら最高に嬉しいです。