2024年01月22日
超初心者講座ー証券会社
証券会社については、何を一番優先したいのかという事で、決めて良いかと
思います。ただ、これから取引を開始するという初心者の方は、ネット証券が
お奨めです。求める物の優先順位は人によってまちまちですので、どの証券
会社が良い悪いとは一概に言えませんが、一つだけあらゆる事に優先したい
のは、その証券会社の情報システムの安定性です。しょっちゅうフリーズしたり
、セキュリティが甘かったりと信頼性が低くては話になりません。どの証券会社
も一番気にしているところなので、極端な差はないと思いがちですが、それでも
何かの理由で注文が殺到した時とか、大震災の影響等、想定外の事態にも
十分対応できる事が重要です。
ここは評判等を確認して、慎重に決めたいところです。証券会社の口座開設は
基本的に無料ですので、何社か開設し様子を見てみるのも良いかも。
次に、優先すべき事柄を記してみます。
@ 使い勝手、機能性
A 注文方法
B 取引手数料
C 情報サービス
D 新規公開株
E 取り扱い商品
F サポート体制
項目については、このようなところでしょうか。
まず機能性については楽天証券のマーケットスピードの使い勝手の良さ
が上げられます。カブドットコム証券の自動売買システムも良いと思いま
す。注文方法の多彩さではマネックス証券のリバース注文等優れている
思いますし、どうしても手数料の安いところと言うことでれば、ライブスター
証券やGMOクリック証券となります。又、SMBC日興証券は、日計りの
信用取引では手数料がかかりませんし、老舗の野村ネット&コールの
情報サービスは、ずば抜けた物があります。総合力という事では、SBI、
楽天、マネックス、カブドットコムという辺りでしょうか。
私は、株取引にはSBI証券を使っておりますが、それは私が取引を始めた
頃は、SBIが一番手数料が安かった為で、もう慣れてしまっているので、
そのまま使っていますが、もっと自分に合った証券会社が出てくれば、変
えるかも知れません。現に、投資信託についてはマネックスと楽天を使って
います。
今後、ネット証券の競争も、ますます熾烈な物になっていく事が予測され、
新しいタイプのサービスがどんどん出てくる事が期待できますので、時代に
即した証券会社を選んでいく事が賢明です。参考までに以下に証券会社の
URLを貼っておきます。
それでは又。
SBI https://www.sbisec.co.jp/ETGate
楽天 https://www.rakuten-sec.co.jp/
マネックス http://www.monex.co.jp/
カブドットコム http://www.kabu.com/
ライブスター http://www.live-sec.co.jp/
GMOクリック https://www.click-sec.com/
野村 https://trading.nomura.co.jp/oms
SMBC日興 http://www.smbcnikko.co.jp/index.html
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2023年12月23日
超初心者講座ー分散か集中か
さて、今回は投資法としての分散と集中について、考えてみたいと思います。
簡単に言うと分散投資は中長期投資向き、集中投資は短期投資向きと言え
そうです。
■ 分散投資
・長期投資向きで、リスクをできるだけ回避。
・反面、利益も平均化してしまう。
・大きな資金を安全に運用タイプ。
・株式だけの分散だと、さほどリスクは減らないが、打撃は少なくなる。
(例えば日本株だけの分散だと、日経平均が下げればどの銘柄も下がる)
■ 集中投資
・短期投資向きで、上手くいけば利益を大きく取り易い。
・反面、下手を打つと、大損につながり易い。
・比較的小額資金を、短期間に大きく増やす事ができる。
・優位性のはっきりした投資手法が要求される。
これ以外にもいろいろな要素がありますが、我々個人投資家が限られた資金の
中で株式投資をする為には、特に初期の資金が少ない時ほど集中投資をして、
早期に資金的余裕を持つ事が、事の他重要です。
と言いますのは、資金量が少ない時はバリエーションのある投資手法が使えず
、不利な展開を享受せざるを得ません。例えば、逆張りで分割して買い下がって
行こうと思っても、資金がないと分割回数が制限されます。又、空売りで現物株
のヘッジをしたいと思っても、資金が少ないと思うようにできませんし、値嵩株で
大きく利幅を取りたいと思っても、資金量が必要になります。そんなこんなで、
初心者は、集中投資でスタートすべきと思います。
分散投資については、個人がやるなら投資信託の分散投資が良いと思います。
投信は小口で買えますので小資金でも分散できますし、又、株式、債券、リート
コモディティ等の内外を合わせた商品が沢山ありますので、本当の意味で分散し
安全性を確保できます。投資信託については又別の機会に述べるつもりです。
それでは、次回また。
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2023年11月23日
超初心者講座ーファンダかテクか
今日は投資スタイルとしてのファンダメンタル投資とテクニカル投資について検討
してみたいと思います。最初にお断りしておきますが、このスタイルについては、
どちらが良くてどちらが悪いというものではありません。どちらも株式投資をするに
際しては必要なもので、ただ投資家によってどちらに比重がかかるかと言う問題
です。どちらの方法でも成功している投資家はいますし、逆に完全にどちらかだけ
のデータしか見ないという投資家はほとんどいないのではないでしょうか。
ファンダメンタル派は経済や企業のデータをベースにして銘柄を選定しますが、実際
にエントリーする時には、その銘柄の株価が現在どのくらいの位置にいるかをチャート
で確認します。又、テクニカル派も売買に当たっては、チャート以外に四季報等で売買
する会社がどの程度の会社か調べるはずです。ですからこれは好みの問題で、本人
がしっくりくる方をやれば良いという事です。
■ファンダメンタル投資
・一般にバリュー投資とかグロース株投資とかいわれるもので、基本は中長期投
資です。
・経済に関するデータや企業データを基に、安く放置されている銘柄や今後大きな
成長が見込まれる銘柄を選定し、まだ一般が気付く前に仕込んでいく。
・銘柄選定には精度の高い情報が要求される為、本気でやると資金もかかる。
・情報の質とスピードという点から、個人投資家よりもファンド等のプロが有利。
・銘柄分散をしないと長期的にはリスクが伴うので、資金量は多く必要。
・上手くいけば、一財産作れるがトレードの醍醐味は薄い。
・忍耐力と不屈の精神を要求される。
■テクニカル投資
・一般にデイトレード、スイングトレードと言われるもので、基本は短期トレードです。
・テクニカルチャート重視のトレードで、チャートには株式相場に参加しているあら
ゆる情報や投資家の心理が表現されているという考え。
・チャートには数え切れないほどの指標があるが、銘柄との相性等を考え、自分
なりの理屈に合った指標を採用し、取引ルールを作る。
・そのルールには確固たるトレード上の優位性がなければならない。
・自分のルールに関してはむやみに変更したりせず、ストイックなまでにルールを
忠実に守る忍耐力が必要。
・自分の資金状況に合わせてできるが、デイトレードでは速断と反射神経が要求
される。
前回のブログでも述べましたが、個別銘柄の長期投資は現在ではリスクが大きいので、
やるとすれば個人は投資信託を上手く使うべきだと思います。ですので初心者は資金
的にも負担の少ないスイングトレードでスタートし、自分の技術の進歩に合わせて、少し
づつ自分流のスタイルを作っていくのが正解ではないかと思います。
次回は分散投資、集中投資について考えてみたいと思います。
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2023年10月23日
超初心者講座ー投資期間
今までは、私の投資遍歴を見てきました。これは超初心者の通るバックグラウンドが
見えないと、どうしてこのような手法に辿り付いたのか、理解し難いからです。ここから
は株式投資の分類について、多少ランダムになってしまうかも知れませんが、考えて
見たいと思います。一般的に投資期間での分類としては、超短期(デイトレ)、短期
(スイング)、中長期(バリュー、グロース)の投資期間の考え方があります。
デイトレードに代表される超短期投資は、日計りと言われるもので、一日の内に取引が
終わりますので、翌日以降の経済状況がどうなろうと安心という事と資金の回転を良く
する事ができますが、反面ザラ場を見ていなくてはならない事とタイミングが遅れると、
瞬間で大損する危険性もあります。取引回数が多くなり勝率は下がりますので、
きっちり損少利大のトレードが出来ないと厳しい上級者向けトレードと言えます。
次にスイングトレードですが、これは数日から数ヶ月のトレードで各足トレンドを見ながら
上げなら押しを買い高値で売る、下げなら戻りを売って安値で買い戻すという事を、
こまめにやっていくトレードです。トレンドを見誤らなければゆっくりと考えながらやれます
し、場に張り付く必要も無いので、一番初心者向けかなと思います。
最後に中長期投資ですが、これは所謂バリュー投資とかグロース投資とか言われるもの
で、本来の株価より安く放置されているものや新しい会社や業態変更等で成長路線に
将来乗りそうな会社を、まだ安いうちに買っていき、大きく成長したところで実を取ると
いう、比較的息の長い投資法です。もちろん初心者がやってもかまいませんが、その会社
の将来価値やあるべき価値を正確に評価する事は相当な情報を必要とするので、個人で
やるのはけっこう難しいです。
という事で、私が初心者に推奨するやり方は、中長期投資は投資信託で行い、短期は
スイングトレードで行うというものです。今日のように指数トレードや大規模なシステム
売買が行われ非常にボラリティの高い市場では、個別銘柄を中長期に持つという事は
日本航空や東京電力の例を見るまでも無く大変リスキーで、5年後すら予測できません。
その点、投資信託やETF等で日本株全て、外国株全てを買ってしまえば、例えその中の
何社かが潰れても痛くも痒くもありません。
ですから、長期投資は投資信託の積み立てで分割して行い、短期はスイングトレードで
多少リスクを取りながら、こまめにやっていくのが、バランスが良いかと考えます。
今回は投資期間について考えましたが、次回はファンダメンタルかテクニカルかという
テーマで考えてみたいと思います。
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2019年04月01日
投資信託10年
60才の時から将来に向けての投資信託の積立を始めましたので、
10年過ぎた現在を振り返ってみたいと思います。
そもそも私が金融商品にひかれたのは、20代の頃会社の先輩で
株をやっている人の話を聞いてからでした。ただすぐに株式投資を
始めたわけではなく、ほうそんなものかという程度でした。その後
結婚を機に真剣に資産活用を研究するようになり、個別株、持ち株
会などをするようになりました。
今振り返ると、個別株ではそこそこ、売買の回数の割には資産は
さほど増えず、実際に効果のあったのは自社株の持株会。これは株価
400円の時1000円の積立から始め、その後ボーナス時も始めて結構
な株数になりました。丁度長女が中学から私立へ、続いて長男も
高校から私立という事になり大変でした。更に、都内に80m2を超え
るマンションの購入とこの期間は本当に苦労しましたが、幸い平均値
900円ほどの持ち株が2000円程度になっていましたので、これ
で何とか乗り切りました。
こう考えるとちまちま個別株をやっているよりは、定額積立で長期投資を
した方が安全性が高く確実と思い、60才から投資信託の定額積立をスタ
ートしました。勿論投信の場合スタート時期の影響も受けますし、又、資
金が必要な時の価格によっては上手く行かない場合もありますが、個別株
をやるよりは、はるかに安全かと思います。
最初に考えたのはポートフォリオです。勿論インデックス投信中心で、国内
株式、海外株式、国内債券、海外債券、それと国内外のリートというスター
トでしたが、現在は債券はやっていません。丸10年が経ち、その間銘柄の
入れ替えは追加でしましたが、一度も売却はしておりません。昨年末の株価
の暴落で、幾らか資金は減りましたが、それでも資金は約1.8倍になっていま
す。
これが多いか少ないかは、いろいろな見方があるでしょうが、ほっぼり放し
の結果としては、まずまずだと思います。さほどストレスも感じませんでし
たし。株のテンバガーなどを目指している人から見れば物足りないでしょう
が、定年後に資産を絶対減らさないという目的には合致します。
投資信託の強みは時間を味方にすると云う事です。種銭を作りある程度まで
資産を拡大する為には、多少の個別株での冒険も必要ですが、ある程度資金
量が増えたら、リスクを最小限にして、ゆっくりストレスなく資産を増やし
ていく事も必要かと思います。それでは又。
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