60才の時から将来に向けての投資信託の積立を始めましたので、
10年過ぎた現在を振り返ってみたいと思います。
そもそも私が金融商品にひかれたのは、20代の頃会社の先輩で
株をやっている人の話を聞いてからでした。ただすぐに株式投資を
始めたわけではなく、ほうそんなものかという程度でした。その後
結婚を機に真剣に資産活用を研究するようになり、個別株、持ち株
会などをするようになりました。
今振り返ると、個別株ではそこそこ、売買の回数の割には資産は
さほど増えず、実際に効果のあったのは自社株の持株会。これは株価
400円の時1000円の積立から始め、その後ボーナス時も始めて結構
な株数になりました。丁度長女が中学から私立へ、続いて長男も
高校から私立という事になり大変でした。更に、都内に80m2を超え
るマンションの購入とこの期間は本当に苦労しましたが、幸い平均値
900円ほどの持ち株が2000円程度になっていましたので、これ
で何とか乗り切りました。
こう考えるとちまちま個別株をやっているよりは、定額積立で長期投資を
した方が安全性が高く確実と思い、60才から投資信託の定額積立をスタ
ートしました。勿論投信の場合スタート時期の影響も受けますし、又、資
金が必要な時の価格によっては上手く行かない場合もありますが、個別株
をやるよりは、はるかに安全かと思います。
最初に考えたのはポートフォリオです。勿論インデックス投信中心で、国内
株式、海外株式、国内債券、海外債券、それと国内外のリートというスター
トでしたが、現在は債券はやっていません。丸10年が経ち、その間銘柄の
入れ替えは追加でしましたが、一度も売却はしておりません。昨年末の株価
の暴落で、幾らか資金は減りましたが、それでも資金は約1.8倍になっていま
す。
これが多いか少ないかは、いろいろな見方があるでしょうが、ほっぼり放し
の結果としては、まずまずだと思います。さほどストレスも感じませんでし
たし。株のテンバガーなどを目指している人から見れば物足りないでしょう
が、定年後に資産を絶対減らさないという目的には合致します。
投資信託の強みは時間を味方にすると云う事です。種銭を作りある程度まで
資産を拡大する為には、多少の個別株での冒険も必要ですが、ある程度資金
量が増えたら、リスクを最小限にして、ゆっくりストレスなく資産を増やし
ていく事も必要かと思います。それでは又。
【相場師朗】のショットガン投資法
紫垣デイトレード塾
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