私の投資スタイルは期間はいわゆるスイングというもので、数日から1ヶ月程度の取引です。
2004年から2008年までは自己の投資スタイルが定まらず、手法マニア状態で、聖杯を求め
て彷徨っていた時期でした。基本短期のトレードなので、銘柄のファンダメンタルは余り
重要視しませんでしたが、それでも四季報での数字のチェックくらいは行いました。
その分テクニカルチャートはそれなりに研究しましたが、のめりすぎて最後はどの指数を信じ
て良いのか収集がつかなくなってしまった程です。チャートというものはあくまでも過去の実績
の積み重ねで、未来を予測する事は不可能、当然騙しも多く、それを前提として使うという事
と、その時々のチャートの裏側にいる相場参加者の心理を推し測り、売買の参考にするもの
だという事が、当時は全く理解できていませんでした。
その間手法的には、超低位株投資、低位株投資、値嵩株投資、サヤ取り、仕手株投資、
トレンド投資、アノマリー投資、高配当株投資、IPO株投資、割安株投資、成長株投資、それ
に加えチャートからはローソク足、折線、かぎ足、新値足、ねり足、移動平均線、一目均衡表
、エンベロープ、ボリンジャーバンド、フィボナッチ、さらに各種指数のストキャスト、乖離率
MACD、・・・・・・・・・・・・・・・と正に初心者マークのオンパレードをやって
おりました。
それでも2007年6月頃までは、右肩上がりの上昇トレンド相場でしたので、年間損益もけっこう
大きく取れましたが、その後のサブプライムローンの崩壊によるリーマンショックを受けて
敢無く利益吐き出しとなったわけです。当時も空売りによる現物株のヘッジという事は判って
いたのですが、知識として知っていただけで、全く使いこなせなかったという事です。
さすがにこれには懲りまして、やっとこの辺で自分に合った手法の確立をしない限り、安定した
収益を確保する事は難しいと、身体で感じとった訳です。さて、こうして自分なりの投資手法の
確立をしなければと言うものの、どれが自分の性格にマッチしたものかは、あれほどいろいろ
手法のチャレンジをしていながら、さっぱり決められませんでした。
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