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2015年08月28日

大暴落に思う事




久方ぶりの投稿です。
8月に入って涼しい日が続くと思っていましたら、相場の方も涼しくなってしまい
大変な事になっているようです。このような状況になると決まっていろいろな
ソースのニュースやいろいろな専門家が、好き放題なコメントを出してきて市場
を煽ります。今回の暴落の原因は中国の経済や株式市場の不安定な為だとか、米国
の利上げ観測によるものだとか、もちろんそれなりの根拠のある事なのでしょうが
、私に言わせてもらえば単に上げトレンドの中の大きな調整という事以外にありま
せん。

株価は常に上げ下げを繰り返しながら進んで行くという真理に他なりません。
大暴落の時に常に言われる事は、「信用買いの禁止」「満玉張るな」そして「資金
管理の重要性」です。今回の暴落で痛手を被っている投資家は、間違いなく上記の
ルールを破っている人達です。

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暴落を事前に確実に察知できる人は、いないと思います。只いろいろな条件から
もうすぐ調整が来そうだというくらいは何となく判りますが、但し絶対ではありま
せん。今回の調整も一時的なものなのか、トレンドの変換なのかはまだ判りません。

プロの投資家はこのような暴落でも、日経の8月の2万から2.1万の保ち合い相場の
中で、なかなか2.1万を抜けない事でこの辺で空売りのヘッジを掛け凌いでいる
事と思いますが、一般の個人投資家はほとんどの人が静観で動けず、損切をきっちり
やれている人も少ないというのが現状だと思います。

それでは一般投資家は暴落時には何もできないかというと、そうでもありません。
現在多くの含み損を抱えてしまっていても、時間はある程度掛るかも知れませんが
、上記のルールを守っている限り方法はあります。

上記のルールに沿っていれば買いは現物ですし余剰資金もあるはずですから、
十分下げ切ったところで買い増し、買いの平均値を下げる事ができます。又、
下げにも必ず戻りがありますので、現物保有の範囲内で戻りを売って、下げたら
買い戻すという事も、比較的ローリスクでできます。そうして少しでも状況を
立て直しておけば、下げの半分も戻れば失地回復も夢ではありません。

一般投資家の暴落時の反省点としては、エントリーした段階で暴落時や不測の事態
に対して、どういう方針で解決していくかという事を予め決めておき、その対応を
実行できるスキルを身に着けておく事ができていないという事です。言うは易し行う
は難しなのですが、このような非常事態の時こそいたずらに慌てずに、自分の信じる
対応を粛々とやっていきたいものです。


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posted by norch at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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