2016年06月13日
倉本聰さん、自然壊す愚かさ説く!
倉本聰さん(81)の講演会「一日会津富良野塾」11日、猪苗代町で開かれた。倉本さんは化石燃料の大量消費や廃棄物の捨て場がない原子力発電に頼る現代社会に「私たちは自然によって生かされている。壊さず守る心を、子どもたちにしっかり伝えていかなければ」と説いた。
倉本さんは、南相馬市の看護師が原発事故の中で職場を離れる決断をした心の痛みを聞いたことや、浪江町から避難した女性僧侶との文通など、自らの取材活動について語り「ふるさとを奪われることに中央の人たちが皮膚感覚を持たなければ」と戒めた。同時に県外で原発事故が風化しつつある現状も指摘し、震災報道について本紙を取り寄せて読んでいると話した。
原子力発電については、最終処分場がない現状に「未来をごみ捨て場にしてしまった」と嘆いた。人が自然の利子の一部で生きているというアイヌの格言を引用し、自然を壊す愚かさを説き「自然豊かなこの土地に住む皆さんは、しっかりと子どものために残し育ててほしい」と期待を込めた。 参考ふくしま民友
倉本さんは、南相馬市の看護師が原発事故の中で職場を離れる決断をした心の痛みを聞いたことや、浪江町から避難した女性僧侶との文通など、自らの取材活動について語り「ふるさとを奪われることに中央の人たちが皮膚感覚を持たなければ」と戒めた。同時に県外で原発事故が風化しつつある現状も指摘し、震災報道について本紙を取り寄せて読んでいると話した。
原子力発電については、最終処分場がない現状に「未来をごみ捨て場にしてしまった」と嘆いた。人が自然の利子の一部で生きているというアイヌの格言を引用し、自然を壊す愚かさを説き「自然豊かなこの土地に住む皆さんは、しっかりと子どものために残し育ててほしい」と期待を込めた。 参考ふくしま民友
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