2018年01月22日
2018年1月19日・福島第一原発2号機・原子炉格納容器調査
2018年1月19日に2号機原子炉格納容器を午前6時に長さ約13メートルのパイプを格納容器の貫通部より通し、圧力容器の下に敷いてあるグレーチング(格子状の鉄板)の脱落した箇所から、カメラを吊り下し容器底の部分を撮影調査。格納容器の底部で小石状や粘土状の物質を確認。色は茶褐色で広範囲に及んでいる。本来原子炉格納容器にある燃料集合体の機材の一部も落下していることも確認。
当日夜に東電の木元崇宏原子力・立地本部長代理は『デブリで原子炉圧力容器の底部に穴が開き、原子炉内にあった物の一部が脱落して外に出たいるので、その周辺にある小石状の堆積物は燃料デブリと思って間違いない』とコメント。デブリの可能性が高い物体を確認したのは2017年7月に行った3号機格納容器内の水中ロボット調査以来。【燃料取り出しに向け重要な情報を得られた】と述べた。
デブリ取り出しについては、格納容器を水で満たさない(気中工法)を軸に進め、格納容器底部の横側から始める方針で、2019年度からデブリを取り出す詳細【工法)を確定し、2021年以降に、搬出する予定
小石状の堆積物・溶け落ちた核燃料(デブリ)
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