全開の投稿で定めた基準に沿って、その条件を満たすタブレットについて数モデル挙げて、そこから比較評価をしてみようと思います。
候補1 TECLAST M40
ここ最近発売された、中国製タブレットですが、ローエンドスペックの多い中国製タブレットの中ではかなり性能が高く、話題になっているモデルとなります。
CPUの処理速度も高く、メモリーも6GB搭載、ストレージは128GBと、選定基準はクリアーしてます。
また、LTE通信(しかもデュアルSIM)対応で、価格は23000円〜とかなり安価に設定されています。
Antutuベンチマークも20万点を超えているので、従来のXperiaZ2タブレットタブレットの倍以上の処理速度を持つのですが、画面が暗いのと、照度センサー非搭載なので、画面の明るさを自動調整したり、カバーを閉じると自動でスリープのような気の利いた機能は対応しないという所、また若干厚みが暑く、重量も500g超えなので、少し重量感があるところが弱点のようです。
LTE通信もバンドの対応幅が狭いので、国内でまともに使えそうなのはSoftbank系の回線のみになりそうです。
候補2 ALLDOCUBE iPlay 40
こちらも先程のTeclastM40と同じく、中国製のタブレットです。
CPUはM40と同じスペックですが、メモリー搭載量が8GBで、画面サイズが少し大きく、解像度も高めです。またM40に比べると薄型軽量です。そしてこちらも同じくDual-SIM対応です。
また、照度センサー搭載なので、明るさを自動検知してディスプレイの輝度を自動調整してくれます。
画面の発色もかなり綺麗で、タッチの感度もM40よりも良いという前評判です。
デメリットとしては、イヤホンジャックが搭載されていないので、有線イヤフォンを接続しようとするとType-Cからの変換アダプターをかまさなくてはいけない所と、価格がTeclastM40よりも若干高め(25000円〜)なところです。
LTE回線の対応幅はそこそこです。まともに使えそうなのはDocomoとSoftbank系の回線という噂です。
候補3(参考) PC-T1175BAS
国内パソコンメーカーのNECから発売されているタブレットです。
他の2候補とは違い、主流のQualcom製のSoCを搭載しています。(Snapdragon662)ので、対応しているゲームアプリが比較的幅広いというメリットがありますが、メモリー搭載量は4GBと控えめです。
センサー類もフル装備(加速度、ジャイロ、照度、TOF)なので、色々と気の利いた操作が可能となっています。また、カメラ性能も良いので、写真を撮る人にとっては非常に魅力的なスペックとなっています。
ただし、LTE通信は非対応(Wi-Fiのみ)で、価格は3万円を軽く超えてしまっています。
やはり国内メーカーブランドとして発売されているだけあって、作りこみが細かく高級感のある仕上がりのようです。価格もそこそこしますが、信頼性は高そうな雰囲気です。
ちなみに、それぞれの候補の性能比較表は以下の通りです。
今回の買い替えについては、順当に性能面で考えるとALLDCUBEのiPlay40になるかなと思う所ですが、用途(子供用であること)と価格、そしてLTE通信は普段使わないので評価対象外とした上で検討したところ、イヤフォンジャック搭載で安価なTeclastM40を選定することにしました。
iPlay40もなかなか興味深いモデルなので、チャンスがあれば購入してみたいところです。
そしてNECは、コスパが今一つなので、このクラスを買うのならばもう1つ上位のモデル(Snapdragon730G)や、海外輸入でGalaxyTabあたりを狙った方が良いかなというのが正直な感想です。
という訳で次回はTeclastM40の実機レビューを行ってみようと思います。
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