アフィリエイト広告を利用しています
最新記事
カテゴリーアーカイブ
ファン
検索

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2017年09月18日

花たんと最後の夜

花たんが家に戻って2日目。
葬儀の1日前です。

朝、目覚めると、横に我が娘がいる!!!
幸せ!幸せ!幸せ!

花たんに、「おはよう」と声をかけました。

朝のいつもの時間。
それは、病院にいる花たんに会いに行く時間・・。

ああ、そうね。
もう、病院にはいかなくていいのね・・。

毎日、病院に行っていたのに、
妙な感じでした。

この日も、花たんに会いに、親戚が来てくれました。

昨日来てくれたおばあちゃん達も、もう一度。

そして、この日はおばあちゃんに預かってもらっていた、お兄ちゃんの太陽くんが来ました。

初めて見る妹だね。

写真でしか見たことがなかったもんね。

まだ、たくさんおしゃべりできない太陽くん(1歳)。

花たんを見て、すぐに頭をなでて、
そばにあったガラガラで、花たんをあやしてくれました。

怖がるかと思ってたけど、全然。

寝てるとしか思ってないようです。

花たんに自分のおもちゃを見せていました。

かわいい兄と妹の光景でした。

花たん・・

生きた花たんに、お兄ちゃんを会わせたかったよ。
お兄ちゃんの声を聞かせたかったよ。

お腹にいる時から、太陽くんの声を聞いたら、ポコポコお腹を蹴って、合図をしてたよね。
「花たんは、太陽くんの声が好きみたいね」
と、妊娠中によく話をしてたことを思い出しました。

家族4人の写真を撮りました。

今後、3人家族だったとしても、「本当は4人」だよ。その証拠。

楽しい時間、幸せな時間はあっという間に過ぎました。

花たんは亡くなってしまったのに、
幸せだなんて変だとは思いますが・・
花たんのそばにいて、その体を遠慮なく触ってあげれることが、たまらなく幸せだったのです。

ずっと、このまま寝かせておきたい・・・。

でも、時間が経つにつれて、

少しずつ、青く緑色になる手足。

お顔は綺麗だけど、やはりずっと一緒にはいられないんだと感じました。

女の子だから、最後までキレイでいたいよね。

お腹にいる時、仕事が忙しくて、
お腹にいる花たんを、大事大事にしてあげられなかったから、

花たんが生まれたら、いっぱい楽しいことをして、
幸せにしてあげたかったんだ。

花たんともっと暮らしたかったな。

もっと花たんを抱っこしたかったな。

目を開けたところみたかったな。

ゴメンね。

よくがんばってくれてありがとう。

大好きだよ。

でも、さみしがらないで。

へんな言葉だね。

いつも一緒だよ、忘れないよ。

いつもと同じように、頭をなでながら。

花たん、
また明日ね。

そう言って、おでこにキスしてお寝んね。

続きます。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

花たんが家に帰ってきた

花たんが初めて家に帰宅した日の話しです。

病院から、海パパの車で自宅に向かいました。

「晴れ」男、「晴れ」女の娘、花たん。
退院の日は晴天でした。

私の腕に抱かれ、眠ってるようにしか見えない。

いっぱい抱っこができて、本当に幸せで幸せでたまりませんでした。

病院の中しか知らなかった花たんに「お空」を見せてあげました。

やっと、お空が見えたね・・。

私は仕事をしていたので、近所の人と会う時間がズレていて、何人が私が妊娠していたことに気づいてたでしょう?

いつかは、赤ちゃんを抱いて、「生まれたんですよ。」て見せたかったけど、

この日は、誰とも会いたくはありませんでした。
そして、運良く、自宅の中に入るまで、誰にも会うことはありませんでした。

家に戻り、
海パパも私も、舞い上がっていました。

肌着だけだった花たんに、服を着せてあげました。

入院中のほとんどがオムツいっちょ
だったもんね。

着せたかった服がいっぱいあるんだよ。

花たんの肌着を見ると、少し血がにじんでいました。
解剖をした場所はテープでふさいであったけど、ほんの少しの出血はもれていたようです。

いろんな服を着せたかったけど、
「花たんは生きていない・・」
と冷静になると、

お宮参りに着せたかった、白の服だけ着せました。

とても、かわいい。

病院では携帯カメラが禁止だったので、ここぞとばかりに、携帯カメラに写真をおさめました。

どう考えても寝てるようにしか見えない。

たくさん花たんに話しかけました。

いっぱい抱っこをして、

花たんが寝る予定だった赤ちゃん用お布団に寝かせました。

食事を作る間、

花たんがリビングにいることが嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

そうこうしてるうちに、
お葬儀屋さんが来てくれました。

赤ちゃんのお葬儀にとても慣れている方でした。
どんな質問をしても的確に答えてくれ、安心でした。

それからほどなくして、
親戚のたくさんの人が花たんに会いにきてくれました。

病院では面会制限があったので、
花たんに会えなかった方も、
初対面。

私は、なぜか、
悲しいけれど、
かわいい、かわいい、花たんが、皆に会えたことを嬉しく思いました。

だから、
私は、
「来てくれてありがとうね」
と笑顔で対応しました。

第3者からみたら、母親の私は泣き崩れてるかと思ったでしょうが・・・

私は、花たんが家に帰ってきたこと、
お鼻やお口に管がついてない状態のお顔を見てもらえることが
嬉しかった・・。

神妙な顔で、
皆、
花たんに、手を合わせ。
涙をぬぐいました。

「辛かったね」
なんて、声をかけられて、我に返りました。

花たんは、
亡くなってしまった・・・

親しい親戚は、
花たんがまるで寝ているかのように接してくれました。
抱っこしてあやして。

夜遅くまで、かけつけてくれる人がいました。

昨夜から丸1日寝ていないパパと私。
でも、本当に、花たんといる時間が幸せで、
この日に残された写真は全部笑顔です。

まるで生きているかのような気持ちで、ずっと話しかけました。
たくさん歌を歌を歌いました。
そして、体がくさらないように、保冷剤をまめに変えてあげました。

花たんは病院でも眠り娘だったから、
ずっと寝てる姿は見慣れてる。

だから、余計に、寝てるようにしか見えないの。

花たんと一緒に横になる。

我が子と一緒に寝る、なんて、
出産をしたらあたりまえにあると思っていた光景。
この日がいつ来るのかと、待ち通しくてたまらなかった。
その幸せが今、やっと、ここにありました。

ほほやおでこにたくさんキスをしました。

花たんも、
この日を待ち望んでたかな?
きっと、待ち望んでたよね?

奇跡が起こればいいのに・・。
生きかえればいいのに・・。

続きます。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

コメントについて

宣伝?なのか、
この記事へのコメントとは関係ないコメントを一気に消そうとボタンをポチポチ押していたら、
一部の方達のコメントが一時「承認」となり、
掲載してしまいました。

私が、「未承認」だと謳っているので、
表に出ないからコメントをくれた方もいるかもしれないので、あわてて、
表に出たコメントを閉じました。(削除はしていません)

もしかしたら、
まだいくつかコメントが承認されて掲載されているかもしれません。
ゴメンなさい

2017年09月16日

初盆を過ぎ・・(近況)

しばらく、記事更新をご無沙汰していました。
あまり、近況を書くことはありませんが、
久しぶりなので、空ママの近況を少し。

今は仕事を再開して、
どんどん成長する太陽くん(長男)に、毎日笑わせてもらっています。
海パパも元気です。

花たんが亡くなってから、

仕事を再開する心境になれるのか、
これから会う友人にどのように接すればいいのか、(接せられるか)
わからず・・・

自分がどうしたいのかわからず、
先のことがわからず、

もう、とにかくわからず、

流れるままに時を過ごしていました。

その流れの中で、

友人の気づかい、
職場の気づかい、
いろいろと、人の温かさに触れながら、

生きていれば笑える日ってあるね、

と、海パパと話をしています。


花たんの葬儀のあと、
今年は我が子の初盆をするのか・・
と、
憂鬱だった、その「初盆」

おばあちゃんや、私達の兄弟姉妹が集まってくれて、にぎやかでした。

無事に終えました。


花たんに毎日話しかけていたけど、その回数も減ってきてるのが事実。
闘病の日々が過去になっていってると感じます。


新しく出会った人に、

「2人目は?」

なんて聞かれると、

ああ、花たんが生きてたら

「2人目はいますよ。」

て言えるのに。

ふっと、

なんで、花たんは死んじゃったんだろう・・

なんて思って、

目からとめどなく涙がこぼれます。

仕事中でも、おかまいなく、です。

花たんが生まれた時刻を見ると、

分娩室の光景、
すぐに手術室に運ばれていく花たんの姿、
「がんばれ、がんばれ」と、花たんを見送った私の姿が鮮明に浮かびます。

どんどんおしゃべりが上手になった太陽くんは

夜は必ず、
「花たん、おやすみ。」

と、言ってくれます。

お気に入りのおもちゃを花たんの遺影に向けて

「花たん、見て見て〜。」

と、言います。

家に到着すれば

「花たん、ただいま〜。」

です。

とても、嬉しくなります。

太陽くんは
「花たんはいつ帰ってくるの?」
と聞きます。
なんて答えたらいいのか、悩むところ・・。
「どこにいるの?」
の問いには
「お空だよ。」
と、答えています。


話しは戻りますが、

「2人目は?」
て、聞かれることに慣れました。

「女の子もかわいいよ〜。」と言われることも、慣れました。

「2人、子どもがいましたけど、1人を亡くしました。」
「ええ、私にも娘がおります。亡くなりましたけど・・。」

そう私が答えた後、
相手に絶句される瞬間も・・・

慣れました・・

(申し訳ないです・・

* 花たんが家に戻ってからの記事を書きます。

* コメントは承認していませんが、読ませていただいています。
  後日、返事を記事にしたいと思います。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村













×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。