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2017年04月12日

花たんとの日々(バンディング手術と回復へ)

花たんがNICUから手術室に向かう光景、
今でも記憶に鮮明です。

バンディング手術そのものは、そんなに重い手術ではないらしいのですが、
私は、花たんとこの世の別れをするかのように、ズンとした気持ちでした。

手術室の入口で、花たんとお別れするとき、
「花たん、がんばれ~。花たん、がんばれ〜。」
と何度も声をかけ、
「大丈夫だからね。大丈夫!大丈夫!」
と、名残惜しく、花たんをなでなでしていました。

花たんを乗せた小さなベッドが、ゆっくりと長い廊下の向こうへ消えていきました。

小さな花たん
生まれて間もない花たん
たった1人で闘いに行くんだ・・
なんて強い子・・

ママは泣きながら祈るしかできないけど、
どうかどうか、花たんが無事に戻ってきますように。

海パパと何度も時計を見ながら、おしゃべりしてました。

予定通りの時間に手術は終わり、
ICUに行くと、「順調に終わりましたよ。」と先生方は笑顔でした。

花たんは、手術前と同様にねんねしたまま。
(生まれてから、目をあけて起きてる姿を見たことがないので、いつも通り;)

胸にガーゼがあてられ、傷は見えませんでしたが、
さっきまで、開胸手術に耐えて戻ってきたんだ。。と思うと、本当に誇らしく見えました。

弁逆流は若干程度マシになったと報告があり、先生の表情はくやしそうでしたが(もっと、マシになると思っていた様子)
私は、「死」から遠ざかったことに、感謝感激でした。

怖い、怖いと思っていた手術も、
乗り越えたら死から遠ざかる。
なんてありがたいんだろう・・。

術後のダメージは、すぐではなく、翌日に向けて出てくるようなので、まだまだ安心できないと言われましたが、
花たんが一つずつ乗り越えていく姿に、

この子なら大丈夫、
この子は奇跡を起こせるんじゃないか、

と、ますます確信づいてました。

親が思っている以上に赤ちゃんは強い。
それを目の前で見せてくれた娘!

その後、花たんは、順調にむくみがひき、自発呼吸も出てきました。
肌色も良く、お顔がシュっと美人さんに。
少しずつ、心臓を助けるお薬も減り、
ついに、顔からすべての管が取れました。


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