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2018年05月19日

ウコン(ターメリック)

ウコン.jpg

こんにちは。

今日はウコンでいってみましょう。
歓送迎会も一息ついたころだと思いますが、ここ最近の蒸し暑さで身体が追いつかない方もいるのでは?

ウコンの力を見てみましょう。

ウコンとは

ウコンとは、ショウガ科ウコン属の多年草です。
原産地は東インド地方で、アジアやアフリカ、中南米の熱帯から亜熱帯の高温多湿な地域にかけて広く自生しており、現在世界中に50種類ほどのウコンが見つかっています。
日本でウコンと名称がつくものには、春ウコン、秋ウコン、紫ウコン、黒ウコンの4種類があります。
和名の鬱金(ウッチン)や英名のターメリック(turmeric)と呼ばれるものは秋ウコンを指しています。
ウコンは、ポリフェノールの一種である黄色い色素、クルクミンを多く含むことで知られており、これは古くからアジア料理の代表的な香辛料や着色料として利用されてきました。
一般的にウコンに含まれる色素クルクミンは着色料として、ウコン粉は香辛料として利用されています。
日本では、カレー粉に用いられるほか、クルクミンの肝機能への影響を期待して二日酔い対策ドリンクの原料にも用いられています。

日本では「秋ウコン」「春ウコン」などが利用されています。商品名にも、よく記載されていますね。
 
ちなみにカレーのスパイスに使われるターメリックは「秋ウコン」を乾燥させたもので「春ウコン」ではありません。

<ウコンの種類>
・春ウコン・・・
生薬名を姜黄(キョウオウ)といい、沖縄の西表島に自生しています。
クルクミンを少量含み、精油成分やミネラルを多く含んでいます。豊富な食物繊維とミネラル、精油の働きによって、腸に適度な刺激を与えることから、おなかの調子を整えることに優れています。

・秋ウコン・・・
日本では沖縄で広く栽培されており、根茎の断面がオレンジ色をしているのが特徴です。
沖縄では鬱金(ウッチン)の愛称として親しまれています。
着物の染料やカレー粉、たくあんの色付けとしても利用されるほど、色素成分であるクルクミンを豊富に含んでいます。
強い抗酸化力を持ち、肝臓の機能を強化したり、血管の健康を守る効果があります。

・紫ウコン・・・
日本では屋久島や沖縄で栽培されており、生薬名を莪朮(ガジュツ)といいます。
根茎の断面が紫色をしていることから、紫ウコンと呼ばれるようになりました。
クルクミンは含まれておらず、精油成分やミネラル、アントシアニンを含んでいるのが特徴です。古くから血行を良くする働きが知られています。

・黒ウコン・・・
ショウガ科バンウノン属の植物で、根茎の断面は濃い紫色をしており、クルクミンを少量含みます。
ミネラルの一種であるセレンやポリフェノールの一種のアントシアニンも含んでおり、滋養強壮に良いとされています。

ウコンの効能

・肝機能の向上・胆汁の分泌を促進する効果
・・・ウコンは一般的に肝機能向上効果と胆汁分泌促進効果が知られています。ウコンを摂取することにより、胆汁の分泌が促進され、肝臓の解毒作用が高まり、肝臓の機能が向上するといわれています。

・食欲増進効果
・・・ウコンには胃の働きを活発にすることで食欲を増進させる効果もあるといわれています。また、胃液分泌を高め、胃粘膜を保護する働きもあるといわれています。

・血流を改善する効果
・・・ウコンには、抗酸化作用を持つため、血中の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぎ、コレステロール値を下げ、血流を改善する効果があります。

・免疫力を高める効果
・・・ウコンには、炎症抑制効果や抗菌効果などがあり、免疫力を向上する効果もあるとされています。

・腸内環境を整える効果
・・・ウコンには食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境改善効果も期待されています。
◎脳機能を活性化させる効果

ウコンの成分

クルクミン
・・・クルクミンは「ウコンの色素成分」でポリフェノールの一種に分類されます。
その効果としては、以下のようなものが報告されています。
 
【効果・効能】
・抗酸化作用 ・抗炎症作用
・肝臓を保護する作用
・消化不良を改善する作用
・関節リウマチの改善
・美肌 
 
日本では「アルコールの友」として広まっていますが、欧米では抗がん作用の研究も進められているようですね。

アントシアニン
・・・アントシアニンは、ポリフェノールの一種で、天然の色素です。ポリフェノールは、紫外線やウイルスなどの外敵から実(身)を守るために植物がつくり出したファイトケミカルです。抗酸化力が非常に強いといわれています。
その効果としては、以下のようなものが報告されています。

【効果・効能】
・視覚機能を改善する効果
・眼病予防効果
・メタボリックシンドロームを予防する効果
・花粉症を予防する効果

ウコンを摂取してはいけない方

ここまでウコンのことを書いてきましたが、前半でも書いたようにウコンと一口に言っても種類があり、しかもまったくの別物です。
ここではウコンを摂取するにあたっての注意を記しておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一言に「ウコン」と言っても種類があり(学名が異なり)、含有成分が全く違うため、それぞれ別物と考えた方がよいでしょう。
日本では一般に、アキウコンのことを言い、カレーなどの香辛料などにも用いられます。他にも、ハルウコン、ムラサキウコン(ガジュツ)、ジャワウコンなど同じショウガ科のものなどがありますが、アキウコンとは学名も成分的も異なります。

・通常、食事中に含まれる量の摂取であれば、おそらく安全と思われますが、過剰摂取や長期摂取では消化管障害を起こすことがあります。

・アキウコンは胃潰瘍、胃酸過多、胆道閉鎖症の人には禁忌とされます。

・胆石の人は医師に相談してください。

・歴史的な食品として摂取する程度の量から、今日のように健康食品として濃度の高いものを、多量に長期連用する場合の量では、健康被害の出現の度合いが違ってくる可能性があります。また、健康被害の原因は学名の異なるものを摂取した場合やサプリメント製造元の品質管理の悪さによるとの指摘もあります。

・ウコンは血液凝固を抑制することがありますから、血液凝固抑制薬(アスピリン、ワルファリン、ヘパリン、ジクロフェナク、イブプロフェンなど)を服用しているときにウコンを摂取すると、紫斑や出血が生じる可能性が高くなると考えられます。
(参考:日本医師会)

以下の方も摂取は控えて下さい。
黄疸
ヘルペス
妊娠中
自己免疫性疾患
ウイルス性肝炎
慢性肝炎
肝硬変
胆嚢炎
消化性潰瘍
胆石
尿路結石
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしたか?

昨今はサプリメントも種類が増えて、過剰摂取なところが有るようですね。

私としてはウコン単品より、カレー粉を利用するぐらいが丁度良いのではと思います。

血栓予防でしたらタマネギやセロリとあわせてサラダなど、血行促進ならチンゲンサイ、豚肉とあわせて炒めて食しましょう。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。(^^)


2018年05月05日

黒ごま

黒ごま.jpg

こんにちは。

G/Wも終盤ですね。みなさんは、いかがお過ごしですか?

私は普段できないような、家の片づけやらなんやらで、時間がどんどん過ぎていってしまいます。

ま、こんな機会でもないとやれないんですけどね。

さて、久しぶりの更新でございます。本日は「黒ごま」などいかがでしょうか。

肝・腎を補うスタミナ食品

・ゴマとは?
ごまの種子が食用となったアフリカ原産の食品です。
リノール酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸を約50%含み、また必須アミノ酸をバランス良く含んだたんぱく質を約20%含みます。
ビタミンやミネラルの栄養素が1粒にぎっしりと詰まっており、さらにセサミンという脂溶性の抗酸化成分を含みます。

・ゴマの効能
血と肝と腎を補う黒ごまは精をつける食材です。
「長生不老食」とも呼ばれています。

黒ごまは一粒一粒の外皮が黒く、ここに色素成分である「黒ごまポリフェノール」が含まれています。
種皮の黒い色にはブルーベリーと同じ、アントシアニンというポリフェノール色素や不溶性食物繊維の一種であるリグニンが含まれています。
また、種皮の割合が多く、そのぶんカルシウムなどが多く含まれているとされますが、皮が堅いので、すって食べるのが一般的です。

また、ごまの成分の約1%がゴマリグナン(ごまに含まれる脂溶性の抗酸化成分の総称)ですが、セサミンはその中に含まれており、とても貴重な成分です。
セサミンは体内で過酸化脂質が増えることを抑制します。また動脈硬化の原因となる悪玉(LDL)コレステロールの増殖を防ぎ、強い抗酸化作用で肝機能を高める効果があります。
セサミンの摂取目安量は1日10mgで、ごま3000粒分になります。

・アントシアニン・・・アントシアニンは、ポリフェノールの一種で、天然の色素です。ポリフェノールは、紫外線やウイルスなどの外敵から実(身)を守るために植物がつくり出したファイトケミカルです。
アントシアニンは、配糖体であるアントシアニジンと糖で構成されており、抗酸化力が非常に強いといわれています。一説によれば、黒ごまポリフェノールは赤ワインの何倍もの抗酸化作用があると言われており、若返りを促すとされています。

・セサミン・・・セサミンは、ごまの種子に含まれるゴマリグナンというリグナン類の一種です。ごまに含まれる抗酸化物質の一種で、肝臓の機能を高める働きがあります。二日酔いや悪酔いの予防に効果が期待できるだけでなく、酵素の働きをサポートすることで肝臓への負担を軽減し、ガンの予防にも効果が期待できます。コレステロール値や血圧を正常に保つ働きもあるといわれています。

・ビタミンE・・・ビタミンEは強い抗酸化作用を持つビタミンのひとつで、様々な害を与える活性酸素から体を守る効果があります。
血管や肌・細胞などの老化を防止し、血行を促進するなど生活習慣病の予防に効果があり、若返りのビタミンとも呼ばれています。

・こんな方にオススメ
○肝臓の健康を保ちたい方・・・セサミンは強い抗酸化力を持ち、体内の酸化を防ぎます。
中でも活性酸素が多く発生する肝臓において抗酸化作用を発揮し、肝臓の活性酸素を取り除いて細胞が傷つくことを防ぎます。
また肝臓のアルコール分解を助ける働きがあるので、お酒を飲む前にごまを少し食べておくと二日酔いや悪酔いの防止が期待されます。

○コレステロール値が気になる方・・・ごまの持つ不飽和脂肪酸(リノール酸、オレイン酸)には、血中のコレステロールを減らす作用があり、血管を浄化して血行を良くします。
また、ゴマに含まれるビタミンEやセサミンにも同様の効果があるため、ごまは健康な血管を保つのに良い食材です。

○髪の潤い、美肌を保ちたい方・・・ごまには、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのビタミンやミネラル類が1粒の中に詰まっています。
豊富なカルシウムは骨を丈夫にする働きが期待できますし、その他のミネラル類との相乗効果によって肌や髪につやを与えます。またビタミンB1は糖質の代謝にも役立ちます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか?

G/Wや歓送迎会が重なるこの時期は、肝臓もお疲れ気味だと思われます。

ゴマを摂取して、身体を労わってあげましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オススメの食べ方

<はちみつと黒ゴマ>
黒ゴマが肝腎を補い、はちみつが潤いを与えることで、若返り効果が期待できます。
擦った黒ゴマと、はちみつでペーストを作ってパンなどに載せて食べてみて下さい。

<葛と黒ゴマ>
だしで溶いた練りゴマと、水溶き葛粉を混ぜて固め、黒ゴマ豆腐を作ってみましょう。
黒ゴマが精をつけ、葛が免疫力を高め、丈夫な体を作ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(^^)






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・男性から圧倒的支持の「マカ」
・男性機能に欠かせない「亜鉛」
・不老長寿の妙薬「冬虫夏草」
・滋養強壮におなじみ「朝鮮人参」
・不足しがちな「ビタミンB1、B2、B6、B12、E」
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EPA及びDHAはオメガ3系(n-3系)脂肪酸で、イワシ、アジ、サンマ、サバ、マグロなど青魚に含まれています。
n-3系脂肪酸は生体内で作ることができないため、生命を維持するために食事から摂取する必要がある必須脂肪酸となっています。

2018年04月15日

シソ(紫蘇)

しそ.jpg

シソとは?

シソ(紫蘇)は、シソ科シソ属の植物。
芳香性の1年生草本です。
ヒマラヤやビルマ、中国中南部などが原産で広く栽培されており、日本には中国から伝わったとされています。
古名をイヌエといい、イヌは似て非なるものの意味で、エとはエゴマのことを指し、エゴマに似るがエゴマとは異なる植物という意味で呼ばれたものと考えられています。
葉の色によって赤ジソ・青ジソに大別され、葉のしわが多いものはチリメンジソと呼ばれています。
一年草で、茎は四角形で直立し高さ1 m程になります。
通常、食用にするのはアオジソとアカジソです。
シソを食べよう

しそ.jpg
しそはビタミン類やミネラル類を豊富に含んでいる栄養価の高い緑黄色野菜です。
しその種子にはα-リノレン酸やルテオリンが含まれており、シソの葉に含まれるロスマリン酸は花粉症などのアレルギー症状を抑える効果があります。
また、しそ独特の香り成分であるペリルアルデヒドには強い抗菌作用があり、食中毒の予防に効果があるといわれています。

赤紫蘇・・・紅紫色で縮緬(ちりめん)のある赤じそ、一般的にしそと呼ばれているのは赤じそのことです。赤じそにはシソニンと呼ばれるアントシアニン色素が存在しており、酸と反応すると赤く発色する性質があります。この性質を利用して赤じそは梅干しや紅しょうが、シバ漬けなどの色付けに用いられています。

青紫蘇・・・青じそは変種です。青じそは「大葉」とも呼ばれ、主に薬味として使われています。
薬効が高いのは赤じそ、栄養価が高いのは青じそだといわれています。

シソの効能

しそはビタミン類とミネラル類を豊富に含んでおり、香り成分との相乗効果も期待できることから、栄養価の高い緑黄色野菜として知られています。
特にβ-カロテンとカルシウム、ビタミンB1の多さは野菜の中でも群を抜いています。
β-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換されます。脂溶性のビタミンであるビタミンAは油との相性が良く、油と一緒に摂取することで吸収率が上がります。

しそに含まれるビタミン類にはビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、ミネラル類には鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛などが挙げられます。

また、しその葉にはポリフェノールの一種であるロスマリン酸も含まれています。
しその葉の独特の香りはポリフェノールの一種であるペリルアルデヒドによるものです。別名しそアルデヒドとも呼ばれています。
ペリルアルデヒドには強い抗菌作用・防腐効果があります。


しそはピリッとした辛味が体を温め、寒さからくる風邪を遠ざけ、熱を下げる効果があります。
しその香り成分であるペリルアルデヒドは、胃液の分泌を促し、食欲増進や、吐き気を防ぎます。

さらに・・・
●アレルギー症状を軽減する効果
しその種子に含まれているα-リノレン酸とルテオリン、ロスマリン酸には、花粉症やアトピーなどのアレルギーの原因となる物質の働きを抑えることで、アレルギー症状を軽減する効果があります。
また、しそに含まれているロスマリン酸にもアレルギー症状を軽減する効果があると明らかにされています。特に赤じそにはロスマリン酸が多く含まれています。

●食欲増進効果
しそには香り成分であるペリルアルデヒドが含まれています。ペリルアルデヒドが嗅覚の神経を刺激することで、胃酸の分泌が促され、食欲が増進するといわれています。また、強い抗菌作用もあり、食中毒の予防にも効果があります。

●疲労回復効果
しそに含まれているビタミンB₁には疲労を回復させる効果があります。

●免疫力を高める効果
しそに含まれているβ-カロテンは体内でビタミンAとして、皮膚・粘膜を丈夫にする働きをします。ウイルスから体を守ってくれる大切な役割を果たしている皮膚や粘膜が丈夫になると、体の免疫力も高まります。

●骨や歯を丈夫にする効果
しそにはカルシウムが多く含まれているため、骨や歯を丈夫にする効果があるといわれています。
また、しそには骨を構成するマグネシウムや亜鉛も豊富に含まれています。

●貧血を予防する効果
しそにはヘモグロビンをつくる材料となる鉄と鉄の吸収率を高めるビタミンCが含まれるため、貧血予防に効果的であると考えられています。

●血液をサラサラにする効果
しそに含まれるα-リノレン酸には体内でEPAに変わり、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を減らしてくれる働きがあるため、血液をサラサラにする効果が期待されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか?

私も毎年プランターでシソを栽培してますが、欠かせない食材ですね。

シソはこんな方にお勧めします。
○アレルギー症状を緩和したい方
○食欲不振の方
○目の健康を維持したい方
○免疫力を向上させたい方
○骨や歯を強くしたい方
○ストレスをやわらげたい方
○貧血でお悩みの方
○疲れやすい方

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おすすめの食べ合わせ

・「陳皮」と「しょうが」と共に
シソとしょうがは細かく刻んで、陳皮を加え、お湯を注いで飲みましょう。
これらは体を温める食材ばかりなので、風邪のひき始めにも効果的です。

・酢
煮出した赤紫蘇に、酢と、お好みで氷砂糖を加えたジュースを作ってみましょう。
赤紫蘇に豊富なポリフェノールと、酢の働きで血液をサラサラにし、血栓を予防します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)

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2018年04月08日

これからの時期に欠かせない「みょうが」

みょうが.jpg

みょうが とは?

<香り成分が食欲と消化を促す>
みょうが(ミョウガ、茗荷)はショウガ科ショウガ属の多年草です。

血行を良くして発汗を促したり、食欲増進や消化を助けるなどの効用があります。これからの暑い時期には欠かせない食材です。

写真にもあるように「花穂および若芽の茎」が食用とされます。

みょうがの効能

栄養成分
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・βーカロテン
・ビタミンC

機能性成分
α-ピネン(精油成分):鎮痛作用、消化を促す作用や、眠気覚まし、血流をよくする作用があります。
カンフェン:抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用があります。
ゲラニオール:抗菌や鎮痛、鎮静作用があります。
アントシアニン:抗酸化作用が強く、眼精疲労に役立ちます。
ミョウガジアール:血行をよくする作用があります。

夏バテ解消・風邪予防
みょうがの血行をよくする作用で、体内にこもった熱を冷まし、また解毒を促す成分が含まれていているので、夏バテにもってこいの食品です。
「αーピネン」の消化促進や免疫をアップする作用と、「カンフェン」の抗ウイルス作用により、食欲を増進し、夏バテだけではなく風邪予防にも役立ちます。
また、風邪をひいてしまったとしても、身体を温めつつ放熱を促すので、解熱の促進に。さらに炎症を抑える働きで喉の痛みのケアにも有効です。

冷え・むくみ改善
a-ピネンには発汗を促すほかに利尿作用を高める効果もあるとされています。
また、体内の塩分を排出するカリウムを含むため、高血圧予防にもなります。

集中力のアップ
みょうがには、香り成分のひとつであるαピネンが含まれています。
αピネンは栄養というよりは、みょうがに含まれている精油成分です。αピネンはヒノキの香り成分と同じもので、気持ちをリラックスさせたり、集中力を上げたりする効能が認められています。
ちょうど、ヒノキなどの新緑の空気に含まれている成分で、森林浴と同じような効果も期待できます。


おすすめの食べ合わせ

栄養豊富なみょうがですが、漢方では生薬としても利用されています。

日本ではあたりまえのようにみょうがを食べていますが、実はみょうがを食用としているのは日本だけだそうです。

中国では古くからみょうがを漢方の生薬として利用しています。
みょうがは、カラダを温める作用があり、血行の促進や発汗を促す効能が漢方では期待されています。

また、ホルモンバランスを整える効果があるとされており、月経不順や月経痛時に服用されたりもしています。

そんな、みょうがとの相性が良いものは・・・

・・・冷えからくる生理不順や生理痛に。
みょうがと溶き卵のおすましを飲んでみましょう。みょうがの血行促進効果と卵の血を作る作用で、生理痛の改善が望めます。

だいこん・・・浅漬けに。
大根に含まれる消化酵素アミラーゼが消化の促進をして胃腸の調子を整えます。また、大根の身体を冷やす作用をみょうがが抑えてくれます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか?

これからの時期だけでなくても、冷蔵庫に常備しておくのが良いかもしれませんね。
その際は湿らせたキッチンペーパーや新聞紙でくるんで保管しましょう。香りが逃げにくくなります。


上手に利用して、食卓の彩にどうぞ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)





2018年03月05日

ミント

ミント.jpg


こんにちは。
久しぶりの更新です。
相変わらずプライベートでバタバタしており、ちょっとお疲れモードです。(TT)

さて、それはさておき、本日は「ミント」などいかがでしょうか?

爽やかな香りが特徴のミントは、日本で最も親しまれているハーブだと思います。

お菓子、お酒、紅茶などなど、お目にかからないときは少ないのではないでしょうか。でも、アイスクリームの上にちょこんと乗ってるだけでは?などといういうイメージが多いミントも、調べるといろいろわかりますよ♪
ミントとは?

シソ科ハッカ属の総称で、日本語では「薄荷(はっか)」といいます。
(ただし、この名はミントの1種ニホンハッカを意味することもあります)

主成分はメントールであり、これがミント独特の爽快感、冷涼感のあるス〜ッとした香りを生み出しています。
ハーブとして料理や菓子の材料になる他、香料として様々なものに添加されるなど用途は多岐にわたります。

精油はハッカ油、メントールの結晶はハッカ脳の名称で市販され、かつて北海道北見市が世界的な産地であったことから、北海道内の土産屋の定番商品となっています。我が家にも北見ハッカ油は常備してあり、お風呂に入れたり、鍋でお湯を沸かしてハッカ油を数滴入れ、鼻通りを良くしたりするのに使ってます。

漢方薬(生薬名:薄荷葉(はっかよう))としても清涼、解熱、発汗、健胃などの目的で用いられています。
ミントの種類

ここでは代表的な2種類をご紹介します。
ペパーミント
ペパーミント.jpg
主な香気成分:l−メントール(エル・メントール)
葉は先がとがっていて、細長いものと卵形のタイプがあります。
茎が紫色のブラックペパーミントと、緑色のホワイトペパーミントに大別されます。
スーッとする強い清涼感と、ピリッとした刺激のあるフレーバーを持っています。
和名はセイヨウハッカ。

ペパーミントは、主成分がメントールです。
メントールはいろいろな薬に応用されています。例えばリップクリームやのど飴、筋肉痛を抑える薬。
また、タバコの中にもメントールのフレーバーが楽しめるものがあります。

<効能>
中枢神経の刺激
筋緊張の緩和
お腹の張りの解消
胃の機能の活性化
抗菌作用
胆汁分泌・排出力アップ
鼻水・鼻づまりの解消 など

スペアミント
スペアミント.jpg
主な香気成分:l−カルボン(エル・カルボン)
葉は先がとがっているが丸みを帯びています。
細長いものと卵形で縮れているタイプがあり、茎の色は栽培状況によって変わります。
ペパーミントより香りも味も穏やかで、ソフトな清涼感と甘さの中に、青臭い苦みを感じます。
和名はオランダハッカ、ミドリハッカ。

スペアミントは、カルボンが約60%、リモネンが約10%です。どちらも芳香を持つ成分です。
スペアミントはやさしい香りを持っているため、ハーブティーやお菓子、更にはサラダなどにも使われています。

<効能>
心身のリフレッシュ
リラックス
消化促進

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミントはホームセンターなどでも苗を売ってますし、自家栽培というのも楽しいと思います。
ただ、繁殖力が強いので、プランターで育てることをお勧めします。
私は過去に畑に直接植えてしまい、根絶やしするのに一苦労でした。

ここで、オススメの食べ方。
私も風邪をひくと喉からくる方なんですが、そんな時は「桃」と一緒に食べてみましょう。
喉の痛みを癒すミントと、身体の冷やしすぎを防ぐ桃を使ってサラダにしてみてください。
喉が痛くても、さっぱりと食べられます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)



2018年02月04日

コリアンダー(パクチー)

パクチー.jpg


こんにちは。
今日は巷での人気も定着した感のある、「パクチー」(コリアンダー)についてです。

コリアンダーとは?

コリアンダーは、地中海沿岸部を原産地とするセリ科の植物です。

主にコリアンダーの生の葉が、ハーブとして中東・アジア・南米などで幅広く利用されています。また、ヨーロッパではコリアンダーの種子の部分が主にスパイスとして利用されています。

その他、コリアンダーは菓子類の風味付けやリキュールの原料としても利用されています。

呼び名ですが、コリアンダーは、タイでは「パクチー」、中国では「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれています。

コリアンダーの効能

コリアンダーは、カプリアルデヒドやコリアンドロールなどの芳香成分が含まれています。
コリアンダーは古くから薬用ハーブとして用いられており、主に消化器系に対する働きが知られています。
また、体の中に溜まった毒素を排出する解毒作用があり、解毒剤としても用いられています。
その他にも、コリアンダーには抗菌作用・防腐作用などの働きがあります。

栄養価が高く、葉にはベータカロテンやビタミンC,カリウムなどが豊富で強力な抗酸化作用があり、老化防止や美容効果も期待できます。
生の葉は主に中華料理や東南アジア料理において、肉・魚料理の臭い消しや、スープ、粥、麺などの薬味として利用されています。相性の良い食材には、にんにく、ミント、レモン、とうがらし、しょうが、ココナッツなどが挙げられます。

種も葉と同じくらい薬効があり、消化促進作用、整腸、滋養強壮作用もあります。種子はカレー粉の原料となるほか、丸ごとピクルスにするなどの利用法もあります。

【胃の健康を保つ効果】
コリアンダーは消化器に働きかけるハーブであり、胃の健康を保つ効果が期待できます。
また、消化を促進したり、腸内のガスを出させる駆風(くふう)剤の役割を果たすほか、食欲不振にも効果があるといわれています。

【口臭予防効果】
コリアンダーは精神を安定させる効果、胃の中の異常発酵による口臭を防ぐといわれており、口臭予防の薬としても利用されています。

【リラックス効果】
心理的な疲労感を取り去り、気分を前向きにさせる効果があるとして、アロマセラピーにも用いられています。

【抗酸化作用】
これはパクチーに含まれる『β-カロチン』にあります。
β-カロチンは緑黄色野菜に多い成分で、
・活性酸素の除去
・動脈硬化やガンの予防
・夜間の視力の維持
・美肌効果
・免疫力の向上効果
など、アンチエイジングや健康維持などに、とっても良い効果が満載なのです!
しかも、パクチーの効果はなんと『大豆の10倍』!!
アンチエイジングにもぴったりな食品と言えるでしょう。

【女性ホルモンへの効果】
パクチーの香りの成分には『ゲラ二オール』と言う成分が含まれています。ですが、なんとこのゲラニオールは、バラ(ローズ)にも含まれる香り成分なのです。

そして、このゲラニオールには、女性ホルモンの分泌に関係する成分で『エストロゲン』の分泌を促す効果もあるそうです。
その他にも
・PMS(月経前症候群)の軽減
・更年期障害の緩和
・美肌効果
などが期待できます。

毎月の辛いPMS(月経前症候群)や、更年期障害の緩和まで出来るのはうれしい効果ですよね。

【キレート作用】
なんとパクチーには、カドミウムや水銀などの有害な重金属をはじめ、放射性物質まで体外に排出してくれる驚異的なキレート作用があると期待され、研究されています。
体内に蓄積されやすい有害物質も、パクチーを食べれば効果的にデトックスが可能になります。

【むくみや高血圧の予防】
パクチーの栄養にはカリウムも豊富に含まれています。
カリウムの効能や働きには、体内の過剰なナトリウムを排出、ミネラルバランスを整えて、むくみや高血圧を予防する働きを持ちます。
また、利尿作用で尿とともに体内の老廃物も一緒に排出されるので、デトックス効果も高くなります。
香りには食欲を増進する効能があります。
汗をたっぷりとかく上に、食欲が落ちやすい真夏は、ナトリウムやカリウムなどのミネラルが必要となるので、パクチーはおすすめの香草でしょう。

オススメの食べ合わせ

【冷え性改善】
「エビ」と一緒に食べましょう。
コリアンダーとエビを炒め、塩こしょうで味付けします。

どちらも体を温める食材なので、冷え性の改善、寒さによる風邪におすすめです。
更にコリアンダーもエビも老化防止の働きがあり、アンチエイジング効果も併せて期待できます。

【肝機能のアップに】
「米」、「ウコン」と一緒に食べましょう。
コリアンダーとウコン(ターメリック)をたっぷり入れて、カレーチャーハンなどいかがでしょうか。
コリアンダーの解毒作用と、ウコンの肝臓の働きを高める効果が期待できます。

カレー粉を利用するのがオススメです。

コリアンダーを摂取する時の注意

・妊婦や子供は摂取を控えめに
コリアンダー(パクチー)を食べ過ぎると、ホルモンバランスに影響があるという説が。

また、いくら美味しいといっても食べ過ぎもいけません。
パクチーの場合は様々な良くない症状が出てしまう可能性があります。

・頭痛や吐き気

・腹痛や下痢

など、大量に食べてしまうとデトックス効果が高い為、下痢を引き起こしてしまったり、、パクチーの香りなどの成分によって頭痛や吐き気の症状が出てしまう場合も…。

沢山食べたい場合でも、ある程度の加減をしながら楽しんでくださいね。

【セリ科のアレルギー】
パクチーは『セリ科』の食物です。
そのため、
・セロリ
・にんじん
・ミツバ
・パセリ
など、セリ科の食物のアレルギーを持った方は、気をつけて食すようにして下さい。

※アレルギーが出てしまう可能性があるので、十分注意しましょう!

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いかがでしたでしょうか?

最近調子が悪いかも?などとお悩みの方には良い食材ではないかと思います。

家庭菜園でも栽培できるので、興味のある方はいかがでしょうか。ただし、生育しすぎると葉が硬くなり、香りが失われます。
食べるなら若葉のうちに使いましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。(^^)




2018年01月20日

風邪ひきさんが増えましたね。(生姜)

生姜.jpg


こんにちは。

暖かいのと寒いのが極端すぎて、身体にはつらい時期ですね。

私の周りでもインフルエンザにかかったり、風邪で体調を崩す方が増えております。皆さんもお加減はいかがですか?


さて、今回は冬になると(冬でなくても)活躍する「生姜」について、改めてお伝えしようかと思います。

生姜-しょうが- とは

体を温め、慢性的な冷えも解消!
しょうがはショウガ科ショウガ属に属する、高さ30〜50pの多年生の単子葉植物で、食用としているのは肥大した根の部分です。
日本だけでなく、中国をはじめとするアジア各国、欧米でもよく使用される食材です。
しょうがの学名Zingiber officinale Rosc.のうち、サンスクリット語のsringavera(角形の)とofficinaleは(薬用の・薬効のある)という意味に由来しています。
西洋ではジンジャー、東洋ではショウキョウと呼ばれています。

独特の風味と辛みがあり、冷え性を改善したりのどの痛みを緩和する効果などがあるとして、古くから親しまれてきました。
何種類もの生理機能成分を持ち様々な薬効があるとして、料理や漢方、お菓子などに幅広く利用されています。

しょうがの効能

しょうがには、香り成分ガラノラクトン、辛味成分ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンなど優れた薬効をもつ成分が豊富に含まれています。

生姜は高麗人参と並び称される薬効成分を持ち、栄養価は低いものの、ショウガオールとジンゲロールがもたらす体の温め効果は天下一品です。

特に今の時期、先程も書きましたが風をひいておられる方。
生のしょうがは、身体を即座に温め、発汗を促して熱を出してくれます。
寒さからくる風邪の寒気や、節々の痛みに有効です。
しょうがを食べることで3〜4時間の保温効果が継続するといわれています。
体温を1℃上げることにより、免疫力が30%上昇するといわれており、風邪などの病気の予防にも適した食材ともいわれています。
解熱作用も期待できるので、「生姜」お試しあれ。

・殺菌効果
しょうがに含まれるジンゲロン・ショウガオールには、殺菌効果があることが明らかになっています。
寿司や刺身に添えられているガリは、一緒に食べることで魚の臭みを消すだけでなく、食中毒を予防できます。

・冷え性改善
しょうがに含まれる香り成分ガラノラクトン、辛み成分ジンゲロールは血管に届き、冷えなどで細くなった血管を拡張させる働きがあります。
その結果、血液の流れが良くなり、血行不良による冷え性や体のこわばり、肩こりなども改善できます。

・健胃効果
しょうがは胃腸の内壁の血行を良くし、胃腸の働きを活発にして食べ物の消化吸収を高めます。
また、しょうがにはジンジベインというたんぱく質を分解する酵素も含まれており、胃腸の負担を軽減してくれる働きもあります。
しょうがの辛味成分ジンゲロン・ショウガオールには、胃酸の分泌を促進して消化吸収をととのえ、内臓の働きを活発にし、食欲を増進させる効果があります。
さらに、しょうがには潰瘍を抑え、胃潰瘍の原因であるヘリコバクター・ピロリ菌を殺菌する効果があります。
また、乾燥させたしょうがは、「乾姜(かんきょう)」と呼ばれ、一般的な漢方薬でもあります。
血行を改善し、身体の芯からじんわりと温めてくれるので、胃腸の弱い人や慢性的な冷えに悩む人にオススメです。

・せきやのどの痛みを緩和する効果
香り成分ガラノラクトン、辛み成分ジンゲロールはせきやのどの痛みを暖和する効果があります。

・炎症を抑える効果
プロスタグランジンという物質が血中でつくられることにより、炎症や痛みといった症状が現れます。しょうがにはそれらの合成を抑える働きがあるため、抗炎症作用や鎮痛作用があるといえます。

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いかがでしょうか?

生姜はキリッとした香りが胃液の分泌を促し、食欲が無い時の薬味にはピッタリな食材です。

昨今の研究から、免疫力アップ、がんの予防、老化防止(アンチエイジング)、糖尿病改善などの情報があり、さまざまな場面で活躍する生姜。活用してみてはいかがでしょうか?



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)


2017年12月17日

1日1個で医者いらず

リンゴ.jpg

こんにちは。

今日は「リンゴ」についてです。

「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」・・・聞いたことある方も多いと思います。
これはウェールズ地方(ウェールズ自体はイギリスを構成する国(イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズ)のうちの一国です。)に古くから伝わることわざです。
他にも「リンゴが赤くなると、医者が青くなる」というのもありますね。
昔から、リンゴには優れた効用が有るというのが知られていたということですが、具体的にはどうなんでしょうか?
リンゴの栄養

りんごには特筆してビタミン類が多く含まれている訳ではないのですが、りんごならではの栄養素が含まれていて、それがりんごが体に良いと言われている秘密です。

りんごの85%は水分です。
残りの15%に含まれるりんごの主な栄養素は、ビタミンA、ビタミンC、カリウム、ペクチン、ポリフェノール、クエン酸やリンゴ酸があります。
ここでは、リンゴに含まれる代表的な栄養素をご紹介します。
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・有機酸
クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、乳酸を減して、疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも効果があります。

【クエン酸】
クエン酸とは、酢や柑橘類に含まれる酸味成分の一種です。人間が生きていく上で重要なエネルギーをつくり出すために必要不可欠な成分です。また、乳酸の生成を抑制し、疲労回復にも効果があります。
【リンゴ酸】
リンゴ酸は有機酸の一つで、リンゴ内に含まれる酸味のことを言います。リンゴ酸の主な働きは、クエン酸サイクルを活発にする役割をしています。その結果、疲れやすさを解消して、疲労回復を促すという働きがあります。

・カリウム
カリウムは、ナトリウムの排出を促す成分で様々な食品に多く含まれているミネラルです。

・ペクチン
ペクチンはりんごや柑橘類に含まれる食物繊維の一種です。水溶性と不溶性のものがあり、コレステロール値、血糖値の低下や便秘・下痢の解消効果があります。

・ポリフェノール
ポリフェノールとは、植物の苦みや渋み、色素の成分となる化合物の総称で、自然界に5000種類以上存在します。
ポリフェノールは植物の葉や茎、実などに含まれており、ビルベリーや緑茶など色が濃い、または渋味が強いものに豊富です。
ポリフェノールにはコレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあります。また、がん予防にも効果があると言われています。

【リンゴポリフェノール】
数あるポリフェノールの中でも、最近の注目株が「リンゴポリフェノール」です。
その優れた抗酸化力で世界中の研究機関で注目されています。
「りんごポリフェノール」は、多種の強力な抗酸化物質(ポリフェノール)で構成されている総称で、カテキン、フラボノイド、プロシアニジンなどが含まれています。
中でも特に強い抗酸化力を持っているのがプロシアニジンというポリフェノール。
りんごポリフェノールの中心的なポリフェノールで、約半量以上を占めます。りんごポリフェノールには、そのプロシアニジンが多く含まれているからこそ、余分な活性酸素を取り除き、老化の進行を遅らせる抗酸化作用が期待できるのです。
また、血流改善やコレステロール値の低下抑制などに役立ち、口臭予防や美白効果、ダイエット効果もあります。

リンゴの効用

【疲労回復効果】
りんごには、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が豊富に含まれます。
激しい運動やストレス、不規則な生活によって細胞が酸欠状態になることで疲労物質である乳酸が蓄積します。
クエン酸やリンゴ酸は乳酸を分解しエネルギーに変える働きがあるため、疲労の蓄積を抑制し、疲労の回復を早める効果があります。

【むくみを予防・改善する効果】
りんごに含まれるカリウムには、体内の余分な水分を排出する働きがあります。そのため、細胞間に溜まる水分が原因で起こるむくみの予防や改善に効果を発揮します。

【生活習慣病を予防する効果】
りんごには、ポリフェノールによって脂質の酸化を防ぎ、血流を改善する効果があります。
脂質が酸化すると、体内に悪玉コレステロールが増え、血液がドロドロになります。そのため動脈硬化などの生活習慣病につながる危険性が高まります。
動脈硬化になると、増えすぎた悪玉コレステロールが血管壁に付着し、プラークというコブが 形成され、血液が流れにくくなったり、そのプラークとともに血栓を形成したりします。
りんごに含まれるりんごポリフェノールは、その強い抗酸化力で脂質の酸化を防ぐため、血流を改善し、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があるといえます。
さらに、りんごに豊富に含まれるペクチンには、急激な血糖値の上昇を抑える働きがあるため、高血糖が原因で起こる糖尿病の予防や進行を抑えることに効果的であると考えられています。

【高血圧を予防・改善する効果】
りんごにはカリウムが含まれています。カリウムは体内でナトリウムとバランスを取り合って、血圧を正常に保つ働きをしています。
味の濃い食事などによって過剰に塩分を摂り続けると血液中のナトリウムが増え、高血圧を引き起こす原因となります。
りんごにはナトリウムを体外に排泄する働きも持つカリウムが含まれているため、高血圧の予防・改善に効果が期待されています。

【整腸作用】
りんごのペクチンには、腸内の善玉菌である乳酸菌を増やし、腸の調子を整える働きがあります。また、強い粘性を持っており、腸内の有害物質を吸着させて一緒に体外に排泄する働きもあるため、便秘や下痢の解消に効果があります。

【美肌効果】
りんごに含まれるりんごポリフェノールには、皮膚細胞の酸化を抑制しメラニン色素の過剰な生成を防ぐ働きがあります。
そのため、肌のシミやそばかすを防ぎ、美白・美肌に効果があると考えられています。

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いかがでしょうか?

今の時期、スーパーにもたくさん出回っている「リンゴ」。
実はこんなにも凄い果実だったんですね。

じゃあ早速食べようか、という時は、皮を付けたままでいきましょう。実は皮に、ポリフェノールがたくさん入っているのです。
また、切り方も一工夫してください、いつものように蔕から垂直に切るのではなく、蔕の向きを真横にして、大根よろしく輪切りで切っていきましょう。
こうすることによって、無駄に切り落とす所も少なくなり、効率よくリンゴの栄養を摂取できるそうです。

私達40代選手にはうってつけの果物「りんご」、上手に摂って医者いらずといきたいですね。

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最後までお読み頂きありがとうございました。(^^)

2017年12月10日

胃を痛めやすい方に

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こんにちは。

しばらくぶりの投稿になります。年末にかけて、なんでこうも忙しくなるのでしょうか?

おかげさまで風邪もひかず行動出来てるのが救いではあります。

(インフルエンザのワクチンはうってませんが。(^_^;))


さて、今回は「キャベツ」です。

以前にも書いたようですが、改めて載せていこうと思います。

キャベツについて

キャベツというのは、アブラナ科アブラナ属の多年草です。原産はヨーロッパで、日本で広く食べられるようになったのは明治時代からです。
野菜として広く利用され、栽培上は一年生植物として扱われます。
日本では一年を通じて栽培されていますが、大きく分けると4〜6月、7〜10月、11〜3月の3回の収穫期があります。出回る時期によって種類が変わります。

春キャベツ
おもに4〜6月に出回ります。
「新キャベツ」「春玉」として売られていることもあります。巻きがゆるやかで、球の中心に近い葉も緑色を帯びています。
葉が柔らかいので、サラダや即席漬けなどの生食向き。もっともおいしくなる時期は5月ごろです。

冬キャベツ
晩秋から早春(11〜3月)にかけて出回ります。
中でも「寒玉」ともよばれるものは、甘みがあるのが特徴。葉が堅くて煮くずれしにくいので、ロールキャベツなどの煮物に向いています。
寒さのきびしい2月ごろにもっともおいしくなります。

夏秋キャベツ
7〜10月に出回るキャベツで、葉が柔らかいのが特徴です。
群馬県、北海道、長野県などの高冷涼地でつくられるものは、高原キャベツとも呼ばれます。

キャベツの栄養素

●ビタミンC、Kが豊富に含まれています。
ビタミンCは風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があり、ビタミンKは血液の凝固促進や骨の形成に貢献しています。中でもレッドキャベツには1.5倍以上含まれています。

●紫キャベツ/レッドキャベツにはアントシアニンも
レッドキャベツは、その名の通り赤い色が付いています。この色素成分はアントシアニンで、ポリフェノールの一種です。

●ジアスターゼ
また、大根に含まれているジアスターゼもキャベツの方が多いそうです。
ジアスターゼはでんぷん分解酵素で、消化を助け、胃酸過多、胃もたれや、胸やけなどに効果があるそうです。

●ビタミンUはキャベジン
薬の名前にもありますが、キャベジンと呼ばれるビタミンUを含んでいます。これは胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用があり、潰瘍の予防や治療に非常に高い効果があるそうです。
キャベジンに注目してみる

キャベジンは胃腸薬として世の中に知れわたってますが、キャベジンは、別名ビタミンUと呼ばれています。
ビタミンUの「U」は、「ulcus(潰瘍)」の頭文字であり、潰瘍を防ぐビタミンという意味があります。
(ただし、正式なビタミン群には入っていません。)

ここのところの寒さで、私は「腹巻」を愛用するようにしてます。
外仕事が多いので、身体を冷やさないためでもあり、胃からおへそ、腰辺りをカバーしてくれるので大変助かっています。
特に、胃腸ですが、胃腸を強化すると食欲もわき、免疫力も高まり、風邪もひきにくい体になります。
なので、腹巻をして温め、食べ物によって胃腸を保護する。このように考え方を変えています。
若いころは腹巻なんて年寄くさくてイヤ!と思ってましたが、今してる腹巻はユニクロで買いました。良いデザインしてます(笑)

ちょっと横道に逸れましたが、胃腸を大事にしたい時は「キャベジン」という成分は外せませんね。

この、キャベジンとして成分が発見されたのは、1954年のことです。その後、研究が進み、胃腸病の予防や治療に有効であることが明らかになりました。
キャベジンは、水溶性で熱に弱いためキャベジンを多く含む食材を生で摂ることが理想的とされています。特に野菜に多く含まれている成分であるため、野菜嫌いな人は、不足に注意する必要があります。

キャベジンの効果

●胃の健康を保つ効果
キャベジンは、胃の健康を保つ効果があります。特に胃液の状態を保つはたらきが期待されています。
食べ物を消化するために、胃壁から強力な酸性である胃液が分泌されているのは、皆さんご存知だと思います。
この胃酸というのは、食べ物を溶かすほどの強い酸ですが、通常、胃酸が自分の胃壁を傷つけることがないように防御機構が働くようになっています。
しかし、胃潰瘍はこの防御機構が弱まってしまうことで起こります。ストレスなどさまざまな要因から胃粘膜に傷ができ、それが潰瘍に進みます。
そのため、傷ついた胃の粘膜の修復を助ける働きがあるキャベジンは、胃潰瘍の予防に重要な働きがあると考えられています。

●胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防する効果
キャベジンには、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防する効果が期待できます。
(胃潰瘍は主に胃粘膜の胃酸に対する防御機構が弱まり、粘膜に傷ができて起こります。また、十二指腸潰瘍は多く分泌された胃酸が、胃酸に対して防御の弱い十二指腸の粘膜を傷つけて起こります。)
キャベジンには、傷ついた粘膜の上皮細胞を修復する効果があります。
そのためキャベジンが不足すると胃が弱くなったり、潰傷ができたときに修復が遅れてしまいます。
さらにキャベジンは、粘膜細胞への血流を促進する効果もあるため、必要な栄養素を粘膜細胞に送ることができます。
キャベジンには、粘膜の損傷に対するさまざまな働きがありますが、潰瘍予防に非常に効果的であると言われています。

●アレルギー症状を緩和する効果
ヒトの体には、ある物質を異物として判断したときに体を守るため、異物を攻撃する仕組みとして免疫反応があります。
(アトピー性皮膚炎・喘息などのアレルギー性疾患は、ある種のたんぱく質や物質が体に入り込み、それを免疫細胞が「異物」ととらえて、様々な物質を出して、結果アレルギー症状が起こるといわれています。)

それに関係しているのが、ヒスタミンという物質です。
キャベジンにはヒスタミンの遊離を抑えるはたらきを持つことが報告されており、キャベジンはアレルギー症状を緩和する効果に期待ができます。
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お正月を過ぎたら花粉症の声をチラホラ聞き始めます。生活改善と共に、アレルギー対策を早めに準備しましょう。

また、キャベツ以外にもトマト、レタス、セロリ、アスパラガスなどでもキャベジンを摂取することが出来ます。

さらに、「キャベツの芯」「結球葉(丸まっている葉部分)」「外側の葉」それぞれの栄養を比較した研究で、キャベツの芯にはカルシウム、カリウム、リン、マグネシウムが結球葉の約2倍多く含まれていることがわかりました。
なかでも、カリウムとリンは、この3つの部位の中でもに最も多く含まれています。

・カルシウム・・・骨や歯のもととなり、丈夫な体づくりには欠かせない成分です。骨粗しょう症の予防や、ストレス・イライラを抑える効果もあります。
・カリウム・・・ナトリウムの排出を促す成分で様々な食品に多く含まれているミネラルです。高血圧を予防する効果や、むくみを予防・改善する効果があります。
・リン・・・カルシウムの次に体内に多く存在するミネラルで、成人の体重の約1%を占めています。このうち約80%はカルシウムやマグネシウムと結合し、骨や歯を形成しています。また、エネルギーの貯蓄など、細胞の生命活動に欠かせない栄養素です。
・マグネシウム・・・体内で約300種類以上もの酵素の働きを助けるミネラルの一種です。カルシウムと密接な関わりがあり、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つ作用があります。

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久しく更新してないうちに、外は雪が舞うほど寒くなってきました。
皆様も風邪などひかぬよう、ご自愛ください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)

2017年10月15日

ゴボウ・牛蒡

ごぼう.jpg

こんにちは。

この2週間、休日も出勤だったので本日やっと、更新できます。

本当、申し訳ありません。


さて、本日は「ゴボウ」についてです。

ゴボウとは?

ゴボウ(牛蒡または牛旁)は、キク科の多年草です。

原産地はユーラシア大陸北部、ちょうど今時分(9月〜12月頃)が多く出回る時期です

国内の栽培面積は約8,570ヘクタール(2013年)
国内の年間出荷量は約13万3,600トン(2013年)
おもな産地は青森県(約35%)、茨城県(約15%)、北海道(約12%)となっています。

大別すると長根種と短根種があり、栽培の主流となっているのは長根種の「滝野川ごぼう」とその改良種です。
収穫時には直径3センチ、長さは1メートル前後となります。
一般に関東は長根種が多く、関西では短根種が多い傾向です。
ゴボウは連作を嫌うため、同じ畑では2-3年後でないと作れないとのことです。

さて、皆さんの生活にも当たり前のようにある「ゴボウ」。
でも、ごぼうを食用としているのは日本のほか台湾や韓国など一部だけだそうです。おいしいのにね。

漢方でもゴボウが使用されており、「悪実」と書かれ、利尿作用や化膿止めの効果があるといわれています。

ゴボウの効用

文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より
【ゴボウ 生 100gあたりの栄養価】
エネルギー:65 kcal

炭水化物:15.4 g
食物繊維 :5.7 g

脂肪:0.1 g

タンパク質:1.8 g

ビタミン
β-カロテン:1 μg
チアミン (B1):0.05 mg
リボフラビン (B2):0.04 mg
ナイアシン (B3):0.4 mg
パントテン酸 (B5):0.23 mg
ビタミンB6:0.10 mg
葉酸 (B9):68 μg
ビタミンC:3 mg
ビタミンE:0.6 mg

ミネラル
ナトリウム:18 mg
カリウム:320 mg
カルシウム:46 mg
マグネシウム:54 mg
リン:62 mg
鉄分:0.7 mg
亜鉛:0.8 mg
銅:0.21 mg
セレン:1 μg

他の成分
水分:81.7 g
水溶性食物繊維:2.3 g
不溶性食物繊維:3.4 g
ビオチン(B7):1.3 μg
硝酸イオン:0.1 g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴボウには注目される成分として、「イヌリン」、「リグニン」、「タンニン」、「クロロゲン酸」を擁しています。

【クロロゲン酸】
ゴボウにはポリフェノールであるクロロゲン酸が豊富に含まれています。
クロロゲン酸は、ゴボウを水にさらしたときに出てくる茶褐色の成分であり、コーヒーにも含まれ、抗酸化作用があります。

他にもクロロゲン酸には、中性脂肪の蓄積による脂肪肝を予防する効果があります。
(脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が溜まった状態を表しており、メタボリックシンドロームにもつながるといわれています。放置すると肝炎などを引き起こす可能性が高くなります。)

また、クロロゲン酸には、糖新生(糖新生とは、乳酸や糖原性アミノ酸を原料として動物が体内で糖(グルコース)を合成することです。)を抑えることによって、糖尿病を予防する効果があります。

ゴボウを長く水にさらすとクロロゲン酸が失われてしまうので、「皮はむかない」「水にさらさず、すぐ調理する」「大きめにゴロンと切る」ことがゴボウ調理の三大新常識となっています。

【イヌリン】
イヌリンとは、キクイモやごぼう、にらなどに多く含まれる多糖類の一種です。
イヌリンは糖の吸収を抑制し血糖値の上昇を抑える働きがあり、糖尿病予防に効果的です。
また、善玉菌を増やし、老廃物の排出を促すため、腸内の環境を整える効果も持っています。

イヌリンは、水溶性食物繊維であるため、腸のぜん動運動に働きかけ、便秘の解消にも効果的です。
また、糖質でありながら体内に吸収されないため、ダイエットにも効果的な成分として知られています。

【タンニン】
タンニンとは、植物界に広く存在するポリフェノールの一種で、口に入れると強い渋みを感じます。

効能としてたんぱく質を変性させることにより、組織や血管を縮める収れん作用があります。収れんとは、縮む、引き締めるという意味で、肌でいえば開いた毛穴や皮脂腺などを引き締めるのに効果的です。

タンニンやタンニン酸は、口から摂取しても体内で収れん作用を発揮しますので、生薬として使われているゲンノショウコにはタンニンが含まれており、腸の粘膜を刺激することで腸を引き締める収れん作用で下痢を改善する効果を持ちます。

【リグニン】
植物中にセルロースなどと結合して存在する高分子化合物。ゴボウなどに多く含まれる不溶性食物繊維です。
リグニンには抗菌作用があり、腸内で発がん物質を吸着させるほか、胆汁の主成分である胆汁酸を吸着して体外に排出する働きがあります。

また、胆汁の主成分である胆汁酸を吸着し、体外に排出する働きもあります。

胆汁酸の原料はコレステロールです。つまり、胆汁酸が排出されるということはコレステロールの減少につながるため、ダイエット効果が期待できるということになります。

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こうしてみると、ゴボウを食することにより、生活習慣病の改善腸内環境の改善に大いに役立つのが判りますね。
まさしく、私達40代世代には必須な食べ物です、みなさん今日はゴボウ料理ですよ!

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最後まで読んで頂きありがとうございました。(^^)




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