2018年08月16日

お願いごとがあるなら通いましょう


身近にある神様と神社

私は本当に神様はいるのか未だ半信半疑ですが

何か神秘的な不思議な力があるのは間違いなさそうですし

神様がいても不思議ではない

そんな思いをもっています。


私たちは何か困ったり願い事があると

お願いをします。

神社に参拝します。


e96aa75_s.jpg



私は心理面から考えてもこうした行動は

意味があると思います。

神様がいるいないにかかわらず

神様に願いが届くか届かないか別にしても

願い事がかないやすくなる

システムを作れると思っています。


私は仕事柄、感覚が鋭くなると

人の思っていることが

マンガのふきだしのように

頭の上に見えるイメージを持ちます。

相手の考えていることが声として聞こえるということは

ないのですが、その人の目の動きとか

姿勢とか態度とかとリンクして

なんか今の感情を掴むことができるのかと思います。


お正月の神社などに行くと

たくさんの人がたくさんのことを思っています。

それも「お金が欲しい」「健康に」「うまく行きますように」

と色々な願いが頭の上にふきだしが乗っているような感じです。


感情の強さもありますが

特にお正月などは

なんとなく願っている人が多いと感じます。

客観的にみて

神様が仮にいると仮定してみると

この小さな願いをひとつひとつ叶えてくれるのだろうか?

という疑問を強く持ちます。


神様側の視点で考えるならその中でも

特別強い意志が感じられるもの

それと知っている顔でないと

なかなか救い上げてくれないだろうと思うのです。


なので願い事があるなら

なんとなくお正月とかに一回行くのではなく

日頃から神社に言って

顔を売ることが大事なんだろうなと

思います。


もちろんこれは非科学的な思いではありますが

心理学的な科学的なアプローチからも

「通う」ということで

自分の願いに対するシステムが構築されていく

そんな効果があるのでしょう。

お願いを言語化して願うことで

その願いに自分が自然と向っていく

「自己成就予言」というシステムが

あるのです。




2018年08月13日

投資実験の結果


過去のブログにも書いたことがあると思いますが

ポーポーはしばらく前に「一口馬主」というものを小額していまして

出資した馬が走り約1年経ったので

その結果を少しまとめたいと思いました。


まずなんで一口馬主をやってみたいとかと

考えたかというとその動機は

・なかなかお金が貯まらないので貯まることをしてみたかった

・行動経済学的な知見を持って投資実験をしてみたかった

・競走馬に対して知識が少しあり、それを活かせるかもと思った

・投資に値するような競走馬を見つけた

ということことなんです。


ただ私は神奈川出身なのですが気持ちだけは

江戸っ子なので

「宵越しのお金は持たねぇ」と

あまりお金を増やす投資活動より

どこでデカ盛りの美味しいご飯を食べるかと

消費に必死でお金を節約してこなかったので

これはそろそろアカンだろう

とお金をためなくてはいけないだろう

と思ったことがベースあったんです。


最初は小額、株をやってみようかと思ったんです。

もともと仕事でM&Aをしていたことがあったり

知り合いから株式投資のアドバイスを依頼され

それがまあまあ実績を上げていたこともありました。

ただあまり株は好きになれないのです。

株で儲けている人たちのやっていることとか

心理的な変貌を見ているので

ちょっと株は抵抗があるのです。


また私よりももっと詳しい株投資のスペシャリストの

元ファンドマネに

株で儲かる率とかを色々聞いても

その嫌な気持ちでやるほど

儲からないかなと感じがする。


まあだったら好きな「馬」を見ながら

緑のターフを走る美しい馬の姿を見ながら

ゆっくりと楽しめる「一口馬主」というシステムを

使って小額で実験感覚で投資をしてみようと感じたのです。


一口馬主を実施しているクラブはたくさんあって

カタログを取り寄せたり

動画を見て

自分の競走馬に対する今までの知識と

行動経済学的な知見、

自分の潜在意識を引き出すという意味で

タロットカードを使った占いをしてみて

走りそうな馬を見つけて

投資をしてみました。

端的に言いますと自分の

・直感システム

・論理的システム

・占い(潜在意識)

を活用して選びました。

正直、半信半疑でした。


投資としてとらえるなら

一頭にどかんと掛けるのは良くないと思い

リスクヘッジの視点から複数の馬に投資

それも高額ではない案外安価な馬を見つけることを

方針としました。

まあ実験ですので小額で(というか小額しか持っていない 笑)

馬が走り約一年経ったところ

【勝利数/勝率】

9-5-1-13 (左から1着、2着、3着、それ以下)

28戦9勝 (勝率32%)3着までに入った率 54%

という結果になりました。



重賞という大きなレースでは3勝をすることができました。

一口馬主全体の平均が勝率9%

JRA馬主全体では勝率は6%ですから

そこそこ良い結果を残せました。


私は自分の人間性に疑問を持っており

自尊感情が低く

後悔と懺悔とコンプレックスしかなく

ひどいものだと思っていますが

自分がやっている仕事に関しては

自尊感情がわりと高めにあるようで

自信をもってやっています。



なのでプログに結果を書いて

「自分はすごいでしょう」と

自慢をするために紹介しているわけではなく


ポーポーの本を読んでほしかったり

企業や個人向けに心理学・行動経済学をベースに

色々なアドバイスをしていますので

ぜひポーポーを使ってほしいという

「宣伝」です 笑 


ポーポーでは

商品開発やサービスのアドバイスや企画、

コンテンツ作りのアドバイスをします。

おもしろいことを考えます。

評価や分析もします。

書籍の実績やコンサルタントの実績に加え

こんなやり方でも実績を出していますと

知っていただきたかった感じです。



ポーポーのホームページから

お問い合わせください。

よろしくお願いします。

だいたいややこしい仕事が回ってきます。

楽しくやらせてもらっていますので

こやつ面白そうだなと思ったら

ぜひお問い合わせをお願いします。

企業だけでなく

個人向けにも色々とアドバイスをする仕事をしています。

よろしくお願いします。



2018年08月10日

してくれない


何かをしてくれない

無意識にそんなことでイライラしていまうのは

相手のことを考えていない

自分のことしか考えていない証拠

相手はあなにのためにいるわけではない


人がいると無意識にいろいろと相手に何かを求めて

しまうものです。


人の顔色をうかがう人はたくさんいても

人の心をうかがえる人はなかなかいません

2018年08月08日

山根会長辞任へ(プライドと自尊感情の話)


8日(水)正午に山根会長が辞意を表明しました。

とてもプライドの高い方で

最後の最後まで周りの理事たちは

怒らせないように怒らせないようにと

扱ったのがみてとれます。


山根会長のような人を作ってしまうのも

保守的な精神の理事たちの責任も大きく

会長ひとりの問題ではなさそそうですよね。


会長はプライドが高いと言われていますし

そのように見えます。

心理学ではプライドという言葉と似て異なるものに

自尊感情というものがあります。

自尊感情とは自分が価値ある存在だと理解しているので

他人から何を言われてもゆるぎません。

人の評価を気にしませんし、

自分で自分を着飾ることをしません。

一方、プライドはもう少し表層的な評価言語で

そのまま訳すと「誇り」になるのかもしれませんが

実際は人からの対面的なメンツのようなものです。


プライドは高いけど自尊感情が低いというひとは

結構いまして

似てる言葉なのですが全く違う働きをします。


会長の言動に学ぶとすれば

はやり私たちはつまらないプライドは捨てて

自尊感情を高められるような

行動をしないといけないなと思いました。


著名人で自尊感情の高い人は…

たとえば堀江貴文さんは

自尊感情が高そうだなと感じます。



私も自尊感情が低いタイプなので

いろいろと学ぶべきものは

多そうです。



2018年08月07日

山根明会長の心理


「どうせ最後には辞めるか、辞めさせられるのに

なんで、過去の自分がやってきたことを認めず

こんなにも強気で怒っているのか?」

みんなさも日本ボクシング連盟の会長が

様々な不正疑惑があるにもかかわらず

自ら辞任しないことに疑問を持っていると思います。


それほど権力に固執しているのか?

実は本当に悪いことをしていないのか?


あの自信と怒りはどこから来ているのか

なかなか不思議に見えるものです。


会長の言動やしぐさや反応から

その内面を見てみると

感じるいくつかの部分があります。


まず真っ先に思うのは

自分は「負けが許されない」と

思っているように感じます。

ここ何年か連盟の最高位にありつづけ

取り巻きの方からチヤホヤされていたので

「自分はすごく力がある人間だ」と

強く感じていて、

どんな相手にも「私は負けない」という錯覚を持っている

ところと

「負ける自分を見るのは許せない」という

強い思いが見て取れます。

特に後者の気持ちが強く出ているのが

わかります。


自信たっぷりの言動に

感情的な反応を見せています。

一見すると「何、この自信?」

と思いがちですが

彼の心の中にあるのは逆の気持ちです。


自分の実績や能力が会長の器でないことを

うすうす気づいていて

それを隠すために威張ったり怒ったりして

押さえ込もうとしてるように私は見えます。

また

明らかなウソを付いている自覚が本人にはなく

防衛反応から記憶のすり替えがおこなわれている

可能性が高いなと感じます。


自分の身を守るため、自分の利益のためについたウソも

最初は小さな罪悪感を持っているのですが

次第に相手のためにやってやったと記憶が変化していき、

最終的にはその気持ちがわからないアイツらこそ

ダメなヤツとすり替わるのです。

防衛機制のひとつです。


こうした人に力で押しても

反発するだけなので

論理的な証拠を突きつけて言い訳ができないように

徹底的にやるのか

逃げ道をひとつだけ用意してあげて

残りを認めさせるなどの方法が良いのかなと思います。

この場合の逃げ道は

会長の「優しさ」とか「男気」みたいなものでしょう。

あなたの「優しさ」「男気」はすごくよくわかるし

なかなかできない立派なもの

だけどこれはルールとして間違っているから

何かしらの対応を取りましょうと。


個人的に恨んでいる人も多く徹底的にやらなくては

気が済まない人もいるかもしれませんし

悪いことを本当にしたなら

責任は追及されるべきだとは思います。

2020年スポーツのホスト国として

どうこの問題を収束し

悪いウミがあるとするならばそれを早くちゃんと出していかなくては

いけなと思うのです。


私はこの問題は氷山の一角で

人の心と権力がある限り

似たような問題はいろいろなところにあると思っています。


2018年08月05日

小説が出て来た

PCのデータを軽く整理していたら

前に書いていた小説やらプロットがたくさん出て来た。

例えばこんな話

神楽坂にある洋食店。

このお店に来ると人間関係がたちどころに

よくなるという不思議なお店。

人呼んで「人間関係のレストラン」。

料理評論家の加山は、

その店の噂を聞きつけ、否定的な記事を書こうと、

その店に訪れるのだが…

不思議なシェフが繰り広げるハートフルな料理の数々。

その料理にはシェフの秘密のレシピがあった…

否定的な評論家、人に話しかけられない営業マン、

親密になれない女性など人間関係に悩むお客様が

今日も「人間関係のレストラン」にやってくる。


いやー

たぶん小説は短編が15〜20個

長編が2本ぐらい書いた記憶があります。

世の中に発表したのは

短編の5本ぐらいで

確か2本小さな賞を取った記憶があります。


また

小説でも書いてみようかな。

2018年08月04日

「アイデアの科学」の表紙がNEW


ポーポーの新刊「アイデアの科学」が

ビジネス書向け展開で

表紙が新しくなるみたいです。


これが

1.jpg



こんな感じに


2.jpg



なりました。

本屋さんで

成長した姿をみてあげてください。

2018年08月02日

芸能人の性格診断


前回の記事にでも性格について書きましたが

ちょっと最近は仕事柄

人の性格を見つめることが多々あります。


たまに人を見ていると

面白い資質とか何かの片鱗を見ることがあります。

よくテレビで出ている芸能人もそうです。

もちろん

テレビよりも直接会う方が

よりわかるのですが

自分の練習を含めて

芸能人の性格を分析してみました。




最近、バラエティで綾野剛さんを

よく見かけたので

綾野剛さんの性格を分析してみました。


https://note.mu/pawpawporoduct/n/n68e8125a5408


よく言われている部分の検証と

もしかしたら多くの人が気がついていない

本人すらわかっていないかもしれない

深い部分まで見ています。


また有料コンテンツにさせていただいているので


その性格からして

ファンならこう付き合うと良いという他にはないだろう

ところにもふれています。

ご興味がある方は読んでもらえると

うれしいです。


綾野さん

とても魅力的な人だと思います。





人の発言はあまりあてになりません。

特に芸能人は

役割性格を背負っていることが多いです。

私が見るのは「目」の動きと

相手の言葉や行動に対する反応です。

とくに注目されていないときの

目の反応はいろいろなものが出ると思っています。


私は昔から無意識にそんなものを気にしてみていたようです。

たとえば、学校や会社で誰かが

大きな音を出すと普通の人は

その音がしたほうを見ると思います。

ところが私は音がなったほうなどを見ず

他の人の反応を見ていた気がします。

音を聞けばだいたい何があったかわかります。

ものを落したとか

誰かに何かを言ったとか


ところが何かあったときに

他の人はどんな反応をするかのほうが興味がありました。

人と同じことをしても得られるものは少ないです。



だから心理とか企画とかの仕事を

今、しているのだと思います。


人の内面を見つめるというのは

辛い部分もあり

共感しがちになると

闇も抱えることになります。

こうした生き方が幸せかどうかは

よくわかりませんが

私は人と違う視点を持っているとするなら

それを誰かのために活かしていきたい

そんなことを感じています。

まだまだ勉強の日々です。


2018年07月31日

人の性格


私は子どもの頃から人の性格を見抜くのが

得意だったんじゃないかと思います。



なので知り合いの人の内面に

良い部分を見つけたら

それを出来るだけ広げられないかと

感じたものです。

なかなかいつもうまく誘導してあげられる

わけではありませんが。



ある日、異性の友人宅に呼ばれて行くと

同棲中の彼を紹介されました。

とてもおとなしくて優しそうな人に見えるのですが

しばらくすると

その彼の中に猟奇的な怖さを見つけてしまい

どうしようどうしようと思ったことがあります。


自分の気のせいかもしれないし

勘違いかもしれない。

でもイヌを飼っていて

イヌをいじめているイメージが強くあり

この先の友人を大事にしてくれるイメージも乏しい。


友人にそのことを言おうか言うまいか悩みました。

別にそんなことを言っても関係がぎくしゃくする相手でも

ないと思っていましたが

さずがになかなか言いにくい。

そして自分の信頼度をあまり高く見積もれなかったので

結局黙っていました。


私は変な能力があって

人を見るとその人が誰が好きかわかる。

そして付き合っているふたりは

結局、うまくいくかいかないか見える。

というものです。

まあ、まったく使えないものです 笑



高校時代には誰と誰が付き合ってるというのは

簡単に分かっていましたし

教師と教師が付き合ってるのも見抜いて

周りを驚かせたものです。

まあ特殊能力というより

独特の目をするんですよ。

それがわかるだけです。




その後、しばらくしてその友人は破局したという話を聞きました。

理由は詳しく聞きませんでしたが

なんか良かったのか、どうなのか

私の中で微妙な風が吹いていました。





私は仕事柄人の性格には敏感に接してしまうようなのですが

問題は

自分の性格のことはまったくよくわからないということです。

自分では自分の性格のことを

どうも分析できないか

間違っている。


自分の思っている自分の性格と

友人の自分の性格に対する内容には乖離があるのです。


たぶん友人のほうが正解なのでしょう。



あー

自分の性格診断は難しい。





2018年07月27日

非難する人、閉塞する社会


今日はめずらしく真面目な話をします。

そしてちょっと長めです。

芸能人の発言や行動に何か過失があると、

徹底的に責め立てる。

いつから日本はこんな社会になってしまったのだろう? 

人を非難することに躊躇することなく

掲示板やツイッターなどで相手を攻撃する。

まあ芸能人は目立つ存在だし、

言動や仕事ぶりは人の模範と

なるべきところはあるかもしれない。

相手を正すという意味で「批判」はいいかもしれない。

でも今の日本は取り上げて責め立てる。

これはただの「非難」です。

あふれる嫉妬心が見える。



こうした非難は芸能人だけでなく

一般の人にも向けられる。

以前、テレビで募金活動をする若者たちを密着していた。

彼らは募金活動の合間に、

ツイッターで自分たちの行動が誰かに

よって非難されていないか確認していた。

「ネコババするんじゃないか」

などという発言が以前にあり、

そうした言葉に怯えていた。


また最近の公園ではめっきり

子どもたちの賑やかな声が減った。

子どもたちは公園の端やどこかの室内で

ひたすらゲームをやっている。

なんでそんなことをしているのかと聞くと

「大人たちにとってぼくたちは迷惑だから」と言う。

屋外で声を出して遊んでいると大人から

「うるさい」と怒られるらしい。

子どもたちが大人にとって迷惑な存在。

そんなことを認識しながら子どもが成長していく

国に果たして未来はあるのだろうか?



◎なぜ人々は非難するのか?

多くの人々がこうなってしまったのには

明らかにいくつかの理由がある。

ツールの変化によるコミュニケーションの変化

昔は相手に文句があるときは向き合って言っていた。

直接相手の顔をみてしまうと怒りの感覚が薄らぐ、

もともと人はそのように出来ているのである。

相手の表情、声の質、言い方で

「反省しているのか」「逆に怒っているのか」

が容易に読み取れる。

これはノンバーバルコミュニケーションと呼ばれるもので、

私たちはそうしたコミュニケーションに長けていた。

しかしそれが電話になり、

声質や話し方はわかっても顔がわからなくなった。

そしてコミュニケーションが

もっぱらメール、ツイッター、掲示板になり、

相手の感情を考えることなく

自分の言いたいことを言い切れる時代になった。


怒りは行動によって、より高まってしまう効果がある。

相手と話すと抑制しながらになり、

怒りも同時におさまっていく。

しかしSNSコミュニケーションでは、

怒りによる非難を書いているうちに

次第に怒りがエスカレートしてしまう。


また匿名社会、他の人もやっているという状況化では

没個性化と呼ばれる現象がおき、

人は行動がエスカレートして残酷になる。

サッカーの観戦者が感情が高まり

暴徒化するフーリガンと似ている状況になる。


さらに思ったらすぐに言えるという状況も良くない。

5分経てばだいぶ怒りが収まる。

3日経てば文句を言うのも面倒になる。

しかし思ったらすぐに言える環境だ。

少し前までは家に帰って、パソコンを開く間に怒りが収まった。

今は怒った瞬間にスマホから文句を送信できてしまう。


そもそもなぜそんなに怒るのか?

人はなんでも比較して生きている。

自覚している人も自覚していない人も比較して判断している。

脳の判断基準は過去の出来事との比較なのである。

だから過度の比較はいけないが、

比較するなというのは構造上無理なのである。

人は何でも比較する。

ところが最近、比較がエスカレートする心理が高まっている。

たとえば芸能人が海外にサッカーに観戦に行った。

前は自分の状況と比較して「さすが芸能人だ。自分もがんばろう」

という形になった。

ところが最近は「芸能人、贅沢だむかつく」となる。

そして後から「今、どこかで大変な人がいるのに不謹慎だ」

と後付けの理由をもっともらしく付けて、

非難しやすくするという形を作る。

これ何が違うかというと、

自分を冷静に見極めて向上心に持っていくのではなく、

相手を安易に批判することで自分の気持ちを

満たそうとしているのであります。

これはもっとも人が成長しないパターンで、

怠惰で非難ばかりする人が増殖してしまうのだ。

嫉妬心が高まっているのは、人が手抜きをしたいと考えている。

そんな側面があるのも感じます。

また最近の心理トレンドである「損失回避性」

とも関係していると推測している。

人は得をしたいと考えるよりも損をしたくないと考える。

この感情が高まっていて、

大きく人の判断基準を不合理的にしている。

「自分は我慢して真面目に生きてきた」だから

「ずるいことをしている(していそうな)人は許せない」

と感じているのです。



◎閉塞する社会

それと同調しないで人の自尊感情が高まっていけば、

非難に負けない人間が育っていく。

ところが明らかに人の自尊感情は下がっている。

自分は価値ある人間だと思う人が減ってきていて、

人の評価を非常に気にしている。

これもSNS社会が生んだ承認欲求が

高まる構造もいけないのだ。

このままでは社会は間違いなく閉塞していくだろう。

解放と抑圧を繰り返す人類の歴史から考えても、

どこかで何かか爆発するかもしれない。

「非難する社会をやめよう」という形で運動が始まればいいが、

悪いシナリオとして単に社会を恨む

無差別的な事件が増える可能性も危惧している。


◎ではどうすればいいのか?

私はスマホを捨てる社会が好ましいと思う。

ただし利便性を捨てることは、人にとって強烈に抵抗がある。

10人にひとりが捨てても意味がない。

その方向は少しナンセンスかもしれない。

ならば人を「ほめようではないか」。

悪いことと同時に良いこともSNSに

乗ってたくさん現れている。

少し良い兆しとして、ここ何年もツイッターの

つぶやきトレンドを追っているが、

「誰かの良い行い」「希望を生む言葉」

への反応が増えてきていると感じる。

良いことをした人にはたくさんほめてあげよう。

ピグマリオン効果という心理効果がある。

人は怒ると一時的にはがんばるのだけど、

中長期的には効果か薄い。

人はほめて伸ばすほうが中長期的には成長できる。

人から期待されていると頑張れるのだ。

良い行いをしている人がいたら、

3倍ほめてあげよう。

3倍あれば非難をかわせる力になる。

良いことはほめられるからやるのではない。

当たり前だからやるのである。

しかし病んだ社会を治すには

「ほめる」という処方箋が必要なのだと感じています。

それから損失回避の性質をとめるために、

大人たちが失敗してもよい環境を作ってあげるべきだと考えます。

今の若い人たちは「失敗できない」と考えている。

社会全体がもっと失敗に対して寛容にならないといけない。

人は失敗するもののはず。

失敗がいけないのではなく、

失敗したときにどう対応するのか? 

同じ失敗をどうしたら繰り返さないようにするのか。

それを教えるのが大人であり、

社会なのではないかと

私はそんなことを思うのです。




長文、最後まで読んでいただいてありがとうございました。




いつかこんなことをまとめた本が出せたらいいなと

思っています。

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ポーポー・ポロダクションという遊び心ある企画を考える仕事をしています/色彩心理/心理学/行動経済学/キャラクターデザイン/企業の問題を心理学を用いて解決する心理学研究者/よく地下鉄のドアに挟まれる/代表書籍「マンガでわかる色のおもしろ心理学」「デザインを科学する」「マンガでわかるゲーム理論」「マンガでわかる行動経済学」「パンダ先生の心理学図鑑」
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