ノリベッキオの馬券王への道

10日（土）東京で行われた武蔵野Ｓは後方待機から直線豪快に差し切ったサンライズノヴァがコース適正の高さと成長を見せてくれたレースでしたね。

この日の東京ダートは稍重。先週との比較でも1秒程度は時計の出る馬場だったと思います。
勝ちタイムは1分34秒7。ラップバランスとしては前傾ラップで、かつ中盤も緩まず、淀みなくラストまでといった感じのレースでした。どの位置でも追走力は問われていますし、割と総合力勝負になったレースだと見ています。

勝ったサンライズノヴァは、いつも通り最後方からの競馬でしたが、残り1000ｍから仕掛け、そこから長くいい脚を使って来ました。この馬としては出し切った、強い内容のレースだったと見ています。
溜めに溜めての2Ｆ、3Ｆ勝負の競馬よりは、こういった競馬のほうが、この馬の強さは出せるんじゃないかと思います。まぁ、コースや展開にもよるんでしょうけどね。
次はチャンピオンＣを使いそうな雰囲気ですね。適正的には、ここより劣ると思いますが、どういったレースをしてくれるのか楽しみではあります。

2着はクインズサターン。スタートは良かったんですが、控えて後方からの競馬。
勝ち馬が作った流れに上手く乗れたとは思いますが、力は確実に付けてきていますね。
この馬をヌケにしたのは素直に反省です。

3着はナムラミラクル。番手からバランスの良い競馬はできていますし、この馬の力は出せたと見ています。
重賞でも展開一つで勝ち負けのレベルまではきていると思います。

4着はユラノト。理想は、もう一つ前のポジションだったと思いますが、内容的には悪く無い競馬だったと思います。
まぁ、3、4着馬は1、2着馬に切れ負けた印象ですね。

5着はルグランフリソン。強気に逃げて、出し切る競馬はしてくれましたし、健闘の5着と見ていいでしょう。

6着はインカンテーション。好スタートを切りましたが、少し控えました。結果はわかりませんが、そこは少し弱気に映りました。
その後、道中接触などもありの悪循環。
まぁ、それでも負け過ぎですし、評価の悩ましい結果ではありますね。

馬券的にはハズレ。
ちょっと、ここは色々思うところがありますねぇ。
私の微かな記憶では、昨年のこのレースの本命はクインズサターンだったと思うんですが…。1年経っての、ここでの無印はあまりにセンスが無いと思いませんか（苦笑）