ノリベッキオの馬券王への道

8日（日）中京で行われたプロキオンＳは持てる素質をここで爆発させるような走りを見せたマテラスカイが圧巻の逃げ切り勝ち。日本レコードのオマケ付きとなったレースを振り返ってみましょう。

このレースの馬場は不良ではありましたが、ほどよく乾き始め脚抜きは良く、かなり時計の出る馬場ではあったと思います。
勝ちタイムは1分20秒3。レースラップ的には、これはそのまま逃げたマテラスカイのラップでもあるんですが、超前傾ラップ。大レコードなので当然と言えば当然なんですが、全体時計も芝かと思わせる時計。
圧巻だったのはコーナーで一息入れて、直線再加速してきたこと。どの位置も追走力は問われましたし、そこから直線更に切れも求められた印象のレースでしたね。

勝ったマテラスカイは、少なくてもこのレースに関しては別次元の走りだったと思います。好スタートでハナを切り、道中ハイバランスでいって、直線再加速されては、後続は手も足もでません。
ここが完璧すぎたので、異なる条件でもう一走みたいところはあるんですが、まぁ1200〜1400は出遅れでもしない限りは崩れることはないかなと思います。条件次第でマイルくらいまでは、やれそうですし、これは楽しみな馬が出てきましたね。

2着はインカンテーション。地力で来た2着と見ています。距離はやっぱり1ハロン短いとは思います。スタートは五分でしたが、二の足が遅く後方からの競馬。道中、ロスなくまわってきましたが、ラスト前が止まったところを地力で突っ込んで来たイメージです。
ベストの条件ではないにも関わらず、この競馬で2着は、この馬の強さが際立った感はありますね。悲願のＧ�T奪取に向けて、まだチャンスは有りそうです。

3着はウインムート。勝ち馬と比較するのは、流石にアレですが、この馬も地力強化を感じさせる走りはしてきました。
番手競馬が板についてきたのも良いですし、この流れで崩れなかったのも、先々の担保になると思います。

4着はサクセスエナジー。最内で並び的に一旦下げる形になり、外に出すまで苦労はしましたが、直線の脚は上々。全体としては悪くなく、この馬もこの路線のトップレベルに入ってきた印象はありますね。

5着はブラゾンドゥリス。軽いダートでしっかり粘って、巻き返してきた印象。使える脚に限界はあるので、勝ち負けには一工夫必要ではありますね。

7着はキングズガード。スタートが悪く、ポジションが後方になってしまったのは痛かったですね。あとは単純にここまで早い時計に対応できなかったイメージですね。


馬券的にはハズレ。
印的には悪くないところに打ってはいるんですけどねぇ。
やっぱり、あと少し噛み合わない感じです（苦笑）