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2018年10月31日
オオイトカケガイ62円の分室局丸型印
分室局印は通常ではA欄に本局、D欄に分室名が記載されています。櫛型印や丸型印でも同様になります。しかし、分室局丸型印の中で逆のパターンが数局ですが存在します。エラー印のひとつであると思いますが、今回の消印はそのひとつ、大阪中央局空港内分室印です。D欄に中央局名入りは少し変な感じがします。
(局の変遷)
・1930(年10月6日〜1952年3月9日=大阪中央郵便局 飛行場分室
・1952年3月10日〜958年9月30日=大阪中央郵便局 飛行場内分室
・1958年10月1日〜2006年7月31日=大阪中央郵便局 空港内分室
・2006年8月1日〜2014年1月17日=豊中郵便局 伊丹空港内分室
・2014年1月18日〜=豊中郵便局 大阪国際空港内分室
(局の変遷)
・1930(年10月6日〜1952年3月9日=大阪中央郵便局 飛行場分室
・1952年3月10日〜958年9月30日=大阪中央郵便局 飛行場内分室
・1958年10月1日〜2006年7月31日=大阪中央郵便局 空港内分室
・2006年8月1日〜2014年1月17日=豊中郵便局 伊丹空港内分室
・2014年1月18日〜=豊中郵便局 大阪国際空港内分室
2018年10月28日
第2次新昭和「能面50円」のD欄分室名入り櫛型印
私の収集範囲は動植物国宝以降ですので、産業図案や昭和切手には詳しくはありません。ですから、今回の消印はまったくの専門外になります。能面50円ペアの分室局櫛型印ですが、この切手の発行当時50円と言う金額は非常に高く(封書が1円20銭の時代)、通常の郵便物ではなく別納あるいは電信支払い用に使用されたものと推測されます。このペアは下部の部分印から見てシートから切り離したものではないでしょうか。消印は局名右書き、大阪中央局裁判所内分室(裁判所ではないかと思います)、しかし当時は高等裁判所内分室ですから名称を略したのでしょうか。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
2018年10月24日
翁の能面140円の分室局和文ローラー印
翁の能面は封書額面が50円に値上げした際に、定形外重量便用として発行された切手です。ですので消印のほとんどが和文ローラー印で消印のバラエティや満月印になりますと極端に少ない切手でもあります。消印は分室局和文ローラー印、淀川局新大阪駅内分室印です。昭和51年ですので発行年印になります。
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
2018年10月21日
延暦寺根本中堂60円ペアの分室局櫛型印
延暦寺根本中堂60円は書留料金用として発行され、その後簡易書留用として使用されました。昭和51年からは封書の重量便で使用されましたが使用済みが少なく、また凹版印刷のため消印が乗りにくいため中々判読出来る消印が少ない切手です。今回の消印、豊島局巣鴨分室ですが当時のキロボックスなどでも出てこない稀少局です。元々は巣鴨にあった豊島局が移転し、旧庁舎に分室を設置しました。
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1983年4月18日
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1983年4月18日
2018年10月17日
観音菩薩像10円の分室局和文ローラー印
観音菩薩像10円は封書額面のため、使用済みは豊富にありますがバラエティが少ない切手でもあります。特に昭和30年代の和文機械印は少ないようです(封書を機械にかけて押印しなかったことです)。今回の消印は分室局の和文ローラー印、神戸中央局三宮分室ですが現在の三宮分室とは異なります。現在の三宮分室はもともとは三宮駅内分室だった局です。
(局の変遷)
・1949年(昭和24年)3月15日〜1958年(昭和33年)9月26日
(局の変遷)
・1949年(昭和24年)3月15日〜1958年(昭和33年)9月26日
2018年10月14日
バサラ大将500円ペアの分室局和文ローラー印
バサラ大将500円は、当初は定形書状の書留速達便にその後書留便に使用された切手です。25年以上発行されたために高額切手では使用済みの豊富な切手です。特殊郵便や小包などへの混貼りも多く、消印としては和文ローラー印がもっとも多く櫛型印は少なく、機械印はさらに少ないようです。今回の消印はペアの分室局和文ローラー印、名古屋中央局貯金センター内分室、昭和62年か63年印のようですので小包使用かと推測されます。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2018年10月10日
ソメイヨシノ10円ペアの分室局和文ローラー印
ソメイヨシノ10円は封書額面用として発行され、約10年発行された切手で昭和30年~40年まで使用されましたので消印のバラエティも量も多くあります。特にその年代は消印の種類も多かったためにこの切手を専門に収集する方もおります。今回の消印は、広島中央局県庁内分室の和文ローラー印、県庁内でも分室ではない局もあります。変遷の多い局です。
(局の変遷)
・1949年3月1日〜1956年4月24日=広島駅前郵便局 広島県庁内分室
・1956年4月25日〜1958年10月31日=広島郵便局 県庁内分室
・1958年11月1日〜1961年3月5日=広島西郵便局 県庁内分室
・1961年3月6日〜1964年4月19日=広島郵便局 県庁内分室
・1964年4月20日〜2013年3月31日=広島中央郵便局 県庁内分室
(局の変遷)
・1949年3月1日〜1956年4月24日=広島駅前郵便局 広島県庁内分室
・1956年4月25日〜1958年10月31日=広島郵便局 県庁内分室
・1958年11月1日〜1961年3月5日=広島西郵便局 県庁内分室
・1961年3月6日〜1964年4月19日=広島郵便局 県庁内分室
・1964年4月20日〜2013年3月31日=広島中央郵便局 県庁内分室
2018年10月07日
吉祥天立像1000円田型の分室局和文ローラー印
吉祥天立像1000円は発行当時は該当する郵便料金がほとんど存在せず、あっても小包速達の一部だけでした。当初は1975年の切手趣味週間の記念シートとしてこの切手の小型シートが予定されていたようで、小型シートと一緒に発行されています。平成切手タカ1000円発行までの後期では実逓使用はありますが、消印のほとんどが別納です。高額のため注文消しも少ないのですが、今回の消印は大阪中央局中央市場内分室の和文ローラー印で別納です。
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月9日
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月9日
2018年10月03日
弥勒菩薩像50円茶田型の分室局櫛型印
弥勒菩薩像50円茶は主に書留用として発行された切手です。キリのより額面であったために、外信用や小包など幅広く使用されました。従って消印のバラエティも多いのですが、今となっては程度の良い消印を集めるには少し苦労があります。今回の消印は田型の分室局櫛型印、東京中央局郵政局内分室ですが実逓印ではあまり見かけません。今回の消印は別納だと思われます。
(局の変遷)
・1946年2月1日〜1961年7月31日=東京中央局大手前分室
・1961年8月1日〜1968年10月27日=東京中央局郵政局内分室
(局の変遷)
・1946年2月1日〜1961年7月31日=東京中央局大手前分室
・1961年8月1日〜1968年10月27日=東京中央局郵政局内分室