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posted by fanblog

2016年07月22日

介護の声かけの基本的なテクニック

声かけの仕方にはポイントがある

介護の仕事をされている方にとって、声かけの仕方について悩んでいる方は意外と多いようです。


排泄介助の際の声かけのタイミングや、入浴を勧める際の声のかけ方など、声かけを行うタイミングには多種多様なシチュエーションとバリエーションがあります。


声をかける際のポイントを押さえておくことで、今後の介護業務に活かしていただければと思います。


声かけの基本は声のトーンを意識すること

介護士さんが声をかける際に、特に意識していただきたいことがあります。


それが「声のトーン」です。


声かけの基本ともいうべきもので、これができている介護士さんとそうでない方とでは、入居者が得られる安心感はかなり違ってきます。


特に認知症の方は、日々の生活の中で不安な気持ちになっていることも多く、そこへ急に声をかけられるというのは、場合によってはその不安を増大させることにもつながります。


声のトーンは、誰でもその使い分けをすることができるものです。


たとえば、電話に出るときに声のトーンを普段よりも高くして出るように、私たちは意識的に声のトーンを変えることができます。


それは、電話先の相手に好印象を与えるためであり、それが分かっているからこそ声のトーンを意識的に変えているのです。


よって、これは声をかけるときにも非常に有効な方法といえます。


どんな声かけをする際にも、声のトーンを普段よりも高くなるように意識して声かけをすることで、入居者に与える安心感が増すとともに、介護者と要介護者間での関係構築もスムーズに行えるようになります。





もともとの声の質はどうすればいいのか

声をかける際には、もうひとつ意識していただきたい重要なポイントがあります。


それは、「声の質」です。


声の質は、もともとの声質(声色)が影響していることもあるのですが、これもある程度までなら介護士さん自身が意識的に気を遣うことで調整できる基本的なポイントといえます。


声質(声色)には、声の大きい人や小さい人、高い声の人、低い声の人など、人それぞれいろんな声質(声色)というものをもともと持っています。


そして私たちには、自分の「好みの声質」と、「苦手な声質」というものがありますよね。


たとえば、普段から声の大きい人は苦手だという方でも、低くて落ち着いた声は好きだという方がいるように、声質の好みも人によって変わってきます。


高齢になると難聴になる方もいらっしゃいますから、大きい声ではっきりと伝えてくれるほうがいいという方もいます。


男性の声を、女性の声のように変えることは難しいと思いますが、声の大きさを調整したり、上述した声のトーンなども組み合わせて、ある程度までならその方に合った好みの声質(声色)での対応は十分に可能であるといえます。


声をかけられたときの最初の一言目の印象で、特に認知症の方は安心して話を聞くことができる場合も多いんだなという経験を、私もこれまで何度もしてきました。


まとめ

声をかけるときにまず気をつけるべきことは、自分の声質や声色、声のトーンにまで気を遣うことです。


その上で、入居者それぞれの好みの声になるように工夫し、声かけの導入をスムーズに行うことが声かけの基本的なポイントとなります。


介護の仕事というのも、慣れてくると「声のトーン」や「声質(声色)」を普段から意識して気を遣って接している介護士さんは段々少なくなってきます。


これがひどくなると、まるで自分の家にいるかのように平気で大声で世間話をしたり、我がもの顔で廊下を歩き、すれ違う入居者にニコリともせず声もかけない、そんな介護士さんもいます。


そんな介護士に自分がなっていないか、ここで一度自分の仕事ぶりを振り返ってみるのもいいかもしれません。


そしてもし思い当たることがあるなら、そういうところから普段のケアに滲み出ている慣れ慣れしさが、もしかしたら認知症の方を興奮させ、落ち着かなくさせているのかもしれないと、さらに深く考えてみましょう。


「家族みたいな」とか、「友達みたいな」なんていう、介護の世界にいまだに蔓延している耳障りのいい言葉を鵜呑みにせず、「サービスを利用している立場」と、その「サービスを提供する側の立場」というものをもう一度見つめ直した上で、入居者それぞれに合った接し方のできる介護士さんでありたいものです。



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介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー、看護師の資格を持っています。現在はとある施設で職員教育の役職に就き、それを主な職務にしつつ、大好きな現場にもちょくちょく足を運んで、業務も手伝っています。日々、介護に対してのカンが鈍らないよう勉強中です。
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