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出産レポ2

陣痛が来る度に深呼吸、これが何がどおして難しい。呼吸を止めたくなっちゃうというか、うーとなっちゃうんです。

助産士さんと夫に片手ずつ手を握って貰うと、とっても安心でき、特に助産士さんの声かけには励まされました。
ずっと「上手だよ、出来るよー」って。

夫も酸素マスクの位置を調節してくれたり、ずっと深呼吸を誘導してくれたり、腰を擦ってくれたり。
よく、旦那さんの介抱に不満になり当る、暴言吐くみたいな記事を読んだり聞いたりしていたので、自分もそうなるかも?なんて思ったりしましたが、とんでもない!

本当に有り難く「ありがとう」って感じでした。
夫の深呼吸の誘導がなかったら、頑張れなかったと思います。

分娩室に朝日が差し込むようになると、この苦痛といつまで向き合わなくちゃいけないの?と弱音を吐きたくなってきます。

◇時々ドクターが子宮口の開き具合を見に来てくれます。
が、これが痛い!

こんなに痛いなんて他の人のブログにもレポにも書いてなかったぞー!。
先生!なにしとるんじゃい!やめてぇ〜って感じ。

赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いていたので、早く産まないと危険だったからなんでしょう。
何とか下から産ませてくれようと、早く子宮口が全開になるように陣痛がくると同時にドクターが手で子宮口を広げるんです。これ本当に痛かった。

◇早く子宮口を開かせようと態勢を変えたり、重力で赤ちゃんが下がるように上半身を起したり、を陣痛の合間にして下さるのですが、態勢を変えると余分に痛みが増すんです、これもキツかったぁ。


◇何とか夫やスタッフの皆様のお陰で赤ちゃんの心拍などが基準値を保て自然分娩にGOサイン。

◇だんだん陣痛がくるといきみたい衝動に駆られるようになってきます、これを我慢して深呼吸するのが大変。
これがいきみ逃しかぁとどこかに冷静な自分がいたりして。

◇子宮口8cm
いきみと共にウンチがでそー!な感覚。
肛門から何か出そうで、助産士さんによるとこれが「赤ちゃん」だとのこと。

「いきんじゃ駄目」と言われつつ、一度の陣痛で一度はいきむ私(汗)
ウンチなのか赤ちゃんなのかが肛門辺りで出たり入ったりする感覚。
普通はわからない感覚だそうで、「よくわかったね、良い経験したねー」と言われました。

ここから全開になるまでも長く感じました。
時系列で追ってみると病院到着の4時から8時までの4時間なんですが、本人は前日18時位から痛みと闘ってるんですから長くも感じます。

◇そして遂に子宮口全開
やっと産める!いきめるぅ〜!

と喜んだのも束の間。

また先程のドクターが!会陰をグイグイ広げる広げる、「痛〜い」って叫んでしまいました。

やはりここでも時間との戦い(赤ちゃんに酸素が行かなくなるので)の為、ジャモカの毎日の会陰マッサージのかいなく、速攻で切ることに。

麻酔してからすぐに切るんだもの、切ったのハッキリわかりました(汗)でも陣痛の痛みがあるので声に出すほどの痛みではなかったです。

そして陣痛の波に合わせていきむこと数回、ちぃちゃんが無事生まれて来てくれました。

「下みて!出てくるよ」と言われても分娩のポーズ自体が厳しくてあまり良くは見られませんでしたが、肩から下がスルリと出てドクターがキャッチしてくれた様だけは目に焼きついています。

その後、私は無事生まれてきてくれたこと、不妊治療が終ったこと、念願の我が子にやっと会えたこと沢山の思いが交差して号泣してしまいました。

一睡もせず、ずっと付き添い励ましてくれた夫と二人で出産したように思います。
辛かったけど、目を細めて我が子を見る夫の姿が見られて感無量です。

ちぃちゃんも小さくてとっても可愛い。
今とても幸せです。


ひとまず出産レポ終ります。
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