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2017年07月03日
日本沈没
【日本沈没】
『日本沈没』という天変地異が、すでに始まっているという指摘がある
プレート理論でいうと、日本列島は太平洋プレートと大陸側のユーラシアプレートの衝突によって押し上げられる形で隆起して形成されたものであり、このプレートの活動が終わらない限り、日本沈没はあり得ないというのが、科学の世界の主流を占める説となっている。日本沈没ではなく、実際は逆に隆起しているというのだ。ということは、天変地異による『日本沈没』は、科学的にまったく有り得ない話なのだろうか。いや、そうとは限らないかもしれないのだ
『日本地球惑星科学連合2016年大会』において、静岡大学理学部の新妻信明教授が『太平洋スラブの下部マントルへの崩壊は開始されたか』と題した講演を行った
『スラブ』とは、プレート同士のぶつかり合いにおいて、下に沈み込んでいる方のプレートを指し、日本列島周辺では、ユーラシアプレートの下に沈み込む太平洋プレートが『太平洋スラブ』にあたる
2009年4月18日にロシア極東ウラジオストクで発生したM5、0震源の深さ671Kmの地震以降、太平洋スラブの『凋落』が始まり、2年後に発生した東日本大震災も、この影響によるものであるという
そして、2015年5月30日に小笠原諸島西方沖で発生したM8、1深さ682Kmの深発地震こそ『日本沈没の開始』を告げる慟哭であったと指摘した
日本沈没がすでに開始した、つまり日本の終わりが始まったという説は、現時点では一科学者による見解であり、これを他の識者たちが支持するかどうかは今後の展開次第となる。しかし、太平洋スラブの凋落による『日本沈没』がたとえ起きないとしても、日本列島は未来永劫にわたって安全とは限らない
【備えあれば憂いなし】
近年の大震災では、多くの人が家具の転倒により死傷しました。被害の拡大を防ぐため、家具の配置を見直したり固定したりするなど、家庭での防災対策の徹底が求められています
愛知県では、南海トラフ巨大地震の被害想定で、家具転倒・落下による死者数が最多とされたため、家具固定の普及を進めています
内閣府の南海トラフ巨大地震の被害想定(2012年発表)では、被災地全体で死者は最大約32万3000人にのぼり、このうち約6200人は倒れた家具などによるものとしています
家具固定などの対策が徹底されれば、想定死者数は5分の1の約6万1000人に減るそうです
15年に発表された南海トラフ巨大地震の長周期地震動の推計では、200〜300メートル級の高層ビルの最上階で揺れ幅が6メートルにもなるとされるため、特に高層マンションでの家具固定の重要性が強調されました
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