2020年09月28日
ノー・ガンズ・ライフ 第２４話🈡
「ノー・ガンズ・ライフ」も最終回です。ペッパーは、セブンとの出会いを思い出す
孤児としてベリューレンに拾われたペッパーは拡張処理との適合が低く『廃棄』寸前だったが、僅かの可能性から『ハンズ』として、セブンと引き合わされる。彼もまた、不安定な個体の為、適合者が見つからなかった。初対面のペッパーの顔を引き裂き拒絶するセブンに、気にせず近づく
「欲しい…欲しい…欲しい…欲しい！私とこの世界を繋ぐ鎖…私の存在を私自身が確信する為の徴(しるし)…唾つーけた♡」
ペッパーの入院している病院にやってきた十三。セブンの依頼を果たしに…あの日、十三に敗北したセブンは気を失ったペッパーを十三に託すと
「…その女と僕は何の関係もない。その女が何を言おうと『やる』と決めたのは僕だ…全て僕の意志でやった事。そう言う事だろ？乾十三！…最低だよ、本当に。お前にこんな事を頼むなんて…乾十三。僕の代わりにペッパーを頼む…」
セブンは何者かによって回収された…
ペッパーにはそれが何者か心当たりがあった。それはベリューレン幹部の秘書！「セブンはあいつらに回収されやがったのか」「GSUは機能制限の為にハンズの道具であるように作られたが、精神にその縛りはない。ただ、重度の拡張処理によって記憶が消えたせいで、てめえの意志ってやつが揺るぎ易いだけだ。お前はあいつを所有していたつもりだろうが、あいつはあいつの意志でお前の側にいたのさ」
別れ際、ペッパーは十三のかつての相棒の居所を教える。それは…
十三は、自分が立ち向かうべきものをはっきりと認識する。視線の先に見えるのは…「なーに恰好つけてるんすか、ラブリーなワッペンお尻につけて」「ホントだ。ラブリーだ」「良かったすね。若い娘さんに好いてもらえて」「若い娘さん？」「そうそう。ローサちゃんっていう、それはそれは愛らしい」「おい、メアリー。まさかお前、この事知ってて黙ってやがったな！」「似合ってるからいいじゃないですか十三さん」「そういう問題じゃ…メアリー！」
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