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2016年04月26日
家庭訪問。ショックなお話…。
昨日はケントの家庭訪問がありました。
ドキドキで、
『普段ケントはどんな感じでお友達と遊んでるのかなぁ?』
と、幼稚園での様子を聞けるのを楽しみにしていたんですが…。
楽しい話なんて何もなく…。
ショックなお話ばかりでした…。
最近、家では何も問題なく、弟とも仲良く遊んだり、変に癇癪を起こしたりもなかったので、幼稚園でも友達と仲良く遊んだり、落ち着いて活動に参加しているだと思っていたら。
担任の先生によると、お友達と遊びたいけど、遊び方がわからない?ようで、変なことばかりしちゃって、お友達に嫌がられたり…とか。
ルールのある遊びだと、いまいちまだよくわからないみたいで、自分ルールで参加しようとして、お友達に嫌がられたり…とか。
とにかく、ケントはいっしょに遊んでいるつもりなのに、
お友達が嫌がることをしてしまう。
そして、
嫌がっていることに気付けない…
…みたいです、と、先生がお話してくださいました。
「お友達がイヤって言ってるから、だめだよ。」
とケントに言っても、自分では悪いことをしている意識はないからか、よくわかっていないみたい…ということでした。
そして、クラスのお友達の中で、ケントは、
嫌なことをする子
となってしまったみたいで、遊びに入れてもらえなかったりするみたいで…。
だけど、ケントはみんなと遊びたいから、また変にからんでいって、ますます嫌がられる…という悪循環になってしまっているそう。
先生がみんなに、
「仲間はずれはダメ。みんなで仲良く遊びましょう!」
と話しても、
「でも、ケントくんがイヤなことするから!」
という感じで、お友達のみんなも納得いかない様子で。
先生も困っているようでした。
「私がいたら間に入って、ケント君もみんなの遊びに入れるようにフォローできるのですが、付きっきりというわけにはいかないので、気付いたらケント君が1人でポツンとしていたりして…。他の子たちが色々あったことを教えてくれて、それで何があったのか把握して…ということもあって…。そうなってからケント君にお話しても、時間が経ってしまっているからか、何のことを言われているのかわからないみたいです。」
そうか…。
発達検査で、
「ケント君はまだ、自分と相手をわけて考えられません。相手のことを考えて行動することが、まだ難しいんです。」
と言われたのは、こういうことだったのか…と、すっごく今更ですが、納得いった思いでした。
自分が楽しかったら、相手も楽しいと思ってしまう…。
自分と相手の境界が曖昧…とは、こういうことだったんですね…。
毎日、嫌がることもなく幼稚園に行っていたので、そんなことになっていたとは全く気付きませんでした…。
先生は、
「自分も気をつけていきます。なるべく、いつも近くで見守るように…とは思ってはいますが、なかなかそうもいかないので、すみません…。お家でも、様子を見てあげてください。」
と言ってくださいましたが…。
これは…。
診断を受けて、加配の先生をつけた方がいいのかな…。
先生が帰ってから色々考えて加配のことを思いついたので、先生に、
「加配の先生をつけないといけないくらい、園生活が送れてないですか?」
と聞いてみればよかった…。
年少さんのうちは、みんなとなんとなく遊べていたけど、周りはどんどん成長していっているんですよね。
今からどんどん差が開いていくのかな…。
はぁ…。心配や悩みがいっぱいです。
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2016年04月22日
洗脳…??
母に、療育に通っていることを「時間の無駄!」と言われて落ち込んでいますが…。
療育に通い始めた頃は、母にも療育での話をしていたんです。
やっぱり、先生に色々言われてしまうと私もショックを受けたり、悲しかったり。
友達にはケントが療育に行っていることは話していなかったので、愚痴を話せる相手が母しかいなくて。
でも、いちいち否定するので、話さなくなったんです。
例えば。
私「今日、ケントが遊びの時間からなかなかお片付けに切り替えできなくて…。寝不足だったから機嫌が悪くてね…。」
母「あら。そんな日もあるわよ。」
私「先生たちが何人もきて『ケント君もうおしまいだよ。』って言ってくれるんだけど、全然言うこと聞かなくて…。」
まだ2歳の頃の話です。
この日、眠くてグズグズだったケント。
みんなはもうお部屋に集まって終わりの会をしているのに、まだプレイルームでおもちゃを握りしめているケント。
ケントが部屋に戻らないから、さようならの挨拶ができないみたいで…。
あまりこんな風にグズグズしたり、自己主張したり…ということがあまりなかったケント。
『なんか今日は調子悪いなぁ〜。もう眠たいんだろうな〜。』
くらいに私は思っていたのですが。
その時に先生が。
「こんなに切り替えができなかったら、幼稚園や小学校に行ったら苦労するわ…。」
と言ったんです…。
しかも、なんだか吐き捨てるように言われて…。
そして、ギャーギャー泣くケントを無理やり抱きかかえて、お集まりの部屋に連れていきました…。
涙が出そうだったんですが、グッとこらえました…。
それがショックで、母に話したんです…。
私「ケントが全然部屋に戻ろうとしないから、先生に『こんなに切り替えができなかったら、幼稚園や小学校で苦労する』って言われちゃった…。」
と言うと。
母「まぁ!そんな脅すようなこと言ってくるの!?その人ホントに先生なの!?」
私「そうだけど…。」
母「その先生、2歳児相手に何言ってるのよ!いつもちゃんと言う通りにする2歳児なんていないわよ!そんなこと言うような人がいるところに、わざわざ行かなくていい!」
私「うーん…。でも…幼稚園でケントが困るなら、今のうちに療育に行ってちゃんとできるようにしないとだし…。」
母「そんなこと、自然にできるようになるのよ!のびのび育てないと!」
私「うーん…。でも…。」
みたいな感じで…。
他にも、
私「今日、個人面談で『あまり人と関わろうとしない。』とか、『体がうまく使えてない。』とか言われちゃった…。」
母「えっ!全然そんなことないじゃない!『じぃじ〜!ばぁば〜!』って言って一緒に遊びたがるし、別に体も普通じゃない!」
私「療育の先生から見たら、そうなんだって。」
母「ちょっとしか見てない人にそんなこと言われて、気にしないの!」
私「でも、向こうはプロだから…。」
母「あなた、そんなこと吹き込まれていちいち信じて、そう思いながらケント君に接してたらダメよ。子供は敏感なんだから。」
私「でも、ケントができないことを教えてくれてるんだから…。」
母「まだ2歳よ?これからできるようになるんだってば。あなた洗脳されちゃってんじゃない?」
私「そんな…。」
こういう風にいちいち反論されるのが面倒になって、話さなくなったんです。
でも。
最近、母の言うことにも一理あるような気がします。
なんか、療育の先生に、
洗脳
って言ったらかなり大げさなんですが、ケントのできていないことを色々言われて、
『色々できない子なんだ…。』
『療育に通わないといけない子なんだ…。』
って思い込んでしまっていた感じがします。
面談のたびにケントが苦手なことをつらつらつらつら言われて、それをどうにかしないと…と、躍起になってしまっていた…というか。
人は、苦手なことも、得意なこともあるのが普通なのに、そうやって言われ続けることで、
このままじゃダメなんだ…
どうにかしないと…
と、ケントができないこと・苦手なことばかりに、目を向けるようになってしまっていたな…と思います。
できること・得意なこともたくさんあるのに…。
ケントのいいところを見てあげられていなかった…と気付きました…。
小さい頃から、今までのケントに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
涙が出てきちゃいました…。
今日、幼稚園からケントが帰ってきたら、たくさんたくさん、ケントのいいところを褒めてあげたいです。
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2016年04月21日
時間の無駄…。
地震の影響で実家に泊まりに行った時。
母と、ケントの療育の話になりました。
母は「普通の子なのに!」と、もともと療育に通うことは反対していたので、あまり療育の話はしてこなかったのですが…。
地震が治まらないことには自宅に戻れないし、幼稚園や療育はお休みすることになるかなぁ…とつぶやいたら。
母「まだ療育行ってるの!?」
今年度も継続することになったことを話すと、
母「何で!?普通の子なのに。全然普通じゃない!」
と…。
母の言ってる『普通』がなんなのかわかんないですが…。
ケントはひらがな・カタカナが読めるし、足し算ができたり、最近ではアルファベットも覚えてきました。
そういう、知的な部分の遅れがないのを、
普通
って言ってるみたいで…。
そういうことじゃなくて、知的な部分の遅れはなくても、集団行動など苦手なことがあるから、これから社会に出てケントが困ることが少なくなるように療育に行っているのだ…と説明したのですが…。
全然聞いてくれなくて…。
「全然普通なのに、大げさだ。」とか、「神経質になりすぎ。のびのび育てなきゃ。」とか…。
終いには。
「そんなの時間の無駄よ!」
と…。
迷いながら…でも、ケントのためになるなら…と、通わせてきた療育。
大げさかもしれませんが、この世界に飛び込むのには、少し勇気がいりました。
仕組みがあまりよくわからないのですが、私が住んでいる地域は、療育に通うためには市に申請をしに行かなければいけなくて。(市から補助があるから…かな。)
市役所の障害福祉課に行って、申請書に記入をして、簡単にケントの話を聞かれました。
数日後。
障害児通所給付費支給決定通知書
と、
障害児相談支援給付費支給通知書
が送られてきました。
旦那とこれを見て、
「ケントは世間の扱いでは、障害児なんだね…。」
ショックを受けたのを覚えています。
毎年毎年、更新の時期には市役所の障害福祉課に行って、窓口の人に、
「ご飯は座って食べられますか?」
「スプーンやお箸は持てますか?」
「言葉は理解していますか?」
とか聞かれて…。
そういうことはちゃんとできるのに…と、虚しくなります…。
そして、
障害児
と書かれた紙が送られてくるんです…。
こんなの正直私だってやりたくないです。
それでも、ケントのためにと思ってやってるのに。
色々悩みながら、葛藤しながら、ケントと向き合おう、少しでもケントが楽しく過ごせるように…と、ケントが2歳の頃からがんばってきたのに…。
時間の無駄
と、笑われ、「神経質だ。過保護だ。」と馬鹿にされ…。
心が折れてしまっています…。
私がやっていることは、時間の無駄なんでしょうか…。
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2016年04月18日
地震…。恐怖と不安。
熊本地震…。
亡くなられた方たちの、ご冥福をお祈りします。
一日も早く、熊本の方たちが落ち着いて過ごせるようになりますように…。
大人もですが、子供たちが不安な気持ちで過ごしていたり、お腹をすかせていたりするのかと思うと本当に心が痛みます。
我が家は九州地方なのですが、震度3〜4くらいの地震が度々ありまして…。
何も被害はなかったものの、携帯の地震警報の音がなる度に、
「怖いー!怖いー!」
と泣いてパニックになってしまうケント。
その都度、抱きしめて、
「大丈夫。大丈夫よ。」
と言っていますが…。
本当は、私もすごく怖くて…。
警報の音がなる度にビクビクしているので、それが伝わってしまっているのかな…。
夜中もずっと、警報音と『地震です!地震です!』の音声、町内放送のスピーカーからも警報…。
1歳の下の子はグーグー寝てるんですが、ケントはそうもいかず…。
睡眠不足と恐怖…。
このままじゃ、私もケントもどうにかなってしまう…と、金曜日に私の実家に移動しました。
でも、金曜日の夜中も大きな地震があって、アラームが鳴り続けて…。
朝起きてテレビを観て、もう怖くて怖くて…。
ケントも不安定な様子で、ちょとしたことでビクビクして不安そうな顔をしています…。
土曜日からは警報も落ち着いてきたので、日曜日に自宅に戻りました。
月曜日の今日は、ケントは幼稚園に行きました。
隣県の熊本は大変なことになっているのに、普通にバスが迎えにきて、ワイワイしている園児たちを見ると、なんとも言えない気持ちになりました。
熊本に実家があるママ友たちもいるので、心配です…。
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2016年04月12日
他害児くん、転園…。
新年度のクラス替え。
年少さんの時に同じクラスでトラブルが多かった他害児くんと、別々のクラスがいいなぁ…(←失礼ですが…。)なんて思っていたのですが。
でも、それを先生に言ってしまう勇気もなく。
新しいクラスの発表をドキドキしながら待っていました。
始園式の日、バスで帰ってきたケントは、
「キリン組さんだったよ!!」
と嬉しそう。
…で、他害児くんは!?
ケントの園バッグのお便り帳に、新しいクラスの名簿か何か入ってないかと、ドキドキしながら探しましたが…。
ない…。
ケントに、
「○○くん(←他害児くん)も、キリン組さん?」
と聞いてみても、
「わかんない。」
うーん。
…わかんない。ってことは、同じクラスにはいないのかな??
また違う日に何度か聞いてみましたが、
「いない。」
と。
いない。ってことは、同じクラスではなかったってことか!!と、本当失礼ながらホッとしていましたが。
なんと。
違うクラスだった…訳ではなく、他のお母さんから聞いた情報によると、転園したみたいでした。
ビックリ…。
なんでも、
「他害児くんに叩かれるから、幼稚園に行きたくない…。」
とか、
「他害児くんに蹴られたり、砂かけられたりするから、幼稚園行きたくない…。」
とか、他害児くんが原因で登園拒否する子が何名かいたみたいで、その子たちのお母さんが結束して、
「他害児くんと違うクラスにして欲しい。」
と、園に直訴したらしく。
園長先生や先生方は、
「個人的な要望には応えられません。」
とのことだったみたいですが…。
そんなことがあったことを、他害児くんのお母さんに言ってしまった人がいて!!
(他害児くんママと仲良しの方が噂を聞いて、言ってしまったらしい…。)
すっごく怒ったらしく…。
ですよね…。怒りますよね…。
自分の子をそんな風に言う保護者や先生がいるところには通わせられない!!と、転園したそうです…。
でも、
「旦那さんの転勤でお引越ししたって聞いたけど〜。」
と言ってる方もいて、何が何やら…。
昨日、幼稚園にお迎えに行った時にその話を聞いたのですが。
ママたちのネットワークは怖いですね…。
そういう話が本当なのかもわからないまま、あっという間に広まってしまう…。
なんだか、そういう形で転園することになってしまった他害児くんのことを思うと、モヤモヤが残ってしまいました…。
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