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2017年08月21日
《次男、療育STARTの話5》見守る。
体験に行った時点では、まだ少し、
『どうしようかなぁ…。』
と迷いもありましたが、主任の先生とお話ししたことと、次男が楽しそうに活動に参加できていたことで、療育に通わせる決心がつきました。
家に帰ってすぐ保健師さんに連絡すると、市役所の福祉課に受給者証の申請に行くように言われました。
他にも、サポートセンターにプランをたててもらったり、療育センターに契約に行ったり、担当の先生と次男の様子や気をつけて欲しいことなど伝えるヒアリングをしたり、週に何回通うかや、曜日を決めたり、分離になるので持たせるものを確認したり。
やることが色々あって、バタバタでした。
そして結局、療育が始まったのは体験に行ってから一ヶ月後。
結構時間がかかるんですね。
初日だけ少し緊張したようでしたが、次からは楽しく過ごせているみたいです。
私も、次男と離れる時間(週に1回1時間半程ですが。)ができたことで、気持ちに余裕が持てるようになった気がします。
次男を追いかけたりなだめたりせずに、ゆっくりカートを押して買い物できるなんて…。
コンビニでおやつを買って、ゆっくり食べたり…。
久しぶりにそんな時間が持てています。
まだまだ始まったばかりですが、今のところ、次男にとっても、私にとってもプラスに働いているな…という印象です。
…が。
まだ次男が幼稚園に行ったりしていないからかな…。
「療育に行ってるんです。」
と周りにカミングアウトする機会がないので、私も落ち込まずに済んでいるのかな…とも思ったり。
あまり気負わず、見守っていけたらな…という感じで。
まぁ、今は正直、次男のことよりケントが心配…。
来年度の就学に向けて、先日は就学前相談に参加して、色々考えさせられました。
また時間ができたら、就学前相談のお話も書いていこうと思います。
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《次男、療育STARTの話4》先生とお話。
自由遊びの時間が終わったら、お部屋に移動して、点呼をしたり、絵本を読んだり。
次は、設定遊びの時間。
設定遊びが終わったら、降園準備。
さようならのご挨拶をしてから、トイレに行ったり、荷物をまとめたりして、みんな帰っていきました。
みんな朝は保護者がセンターまで連れてきて、帰りはそれぞれの保育園へスタッフが送って行くそうです。
その後、次男は引き続き先生に遊んでもらいながら、私はセンターの主任の先生とお話しをしました。
先生「初めてだったのに、泣いたりグズったりしないで、最初から最後までがんばってましたね!」
私「あまり人見知りや場所見知りしたりしないので。人懐っこいですし。」
先生「すごいです。まず、部屋に入れない子もいますから。部屋というか、建物に入るのすら拒否したり。」
…ケントがそうだったなぁ。
先生「がんばっていたので、お家に帰ってからたくさん褒めてあげてくださいね。」
私「…はい。」
色んな場所で色んな人と遊べることは、次男にとっては普通のことだったので、なんだかハッとしたり…。
ちょっと緊張していたみたいだったから、次男は次男でがんばっていんですよね…。
そういうの、気づいてあげないといけないな…。
色々お話しをして、最後に、
先生「今の時点で、何か次男君のことで心配事はありますか?」
と聞かれて。
なんだろう…と。
落ち着きがなくて療育を勧められましたが、今のところだいぶ落ち着いてきているし。
体験中も、離席することもなく先生のお話しをよく聞いて、周りを見ながら行動して、ビックリな私…。
『こんなに、言ってることを理解しているんだ。周りを見ているんだ。』
と、次男の新たな一面を発見でした。
…なので。
1番の心配事だった、【落ち着きがない】が、そうでもないなぁ…となると。
私「言葉が遅いこと…です。今は単語がいくつか出てるだけで、喃語っぽい微妙な単語を話したり、ジェスチャーで伝えようとしてきたりなので。それはそれで家族には伝わってるのでいいんですが、幼稚園に入園したりした時に、それでは周りに伝わらないので、次男がストレスを感じるだろうな…と。言葉が出ないことで、うまく伝えられなくて手が出てしまわないか…とか。」
そんなことを話したら。
先生「そうですね。次男君が言葉を発してる様子は今日は見られませんでしたが、こちらの言っていることは、ほとんど理解しているように見えました。今、たくさんためていて、ある時パァーッと話し出すんじゃないかな?と思いますが、その辺は、もし通うことになったらたくさんフォローしていきたいと思います。」
そうですよね!
喋らないけど、こちらの言っていることは、ちゃんとわかってますよね!
自分でもそう思っていましたが、他の人にもそう言ってもらえると嬉しいです。
そして。
先生「今、お母さんの頭の中は『あれができないな…。』『あれも苦手だな…。』って心配事でいっぱいなんじゃないかな…と思うんです。」
私「はい…。」
先生「でも、次男君、できることや得意なこともたくさんあると思うんです。私たちは、子供たちのできること・得意なことをたくさん見つけてあげて、もっともっと伸ばして、そしてたくさん褒めて自信を持って欲しいなって。」
私「…!!」
先生「もちろん、苦手なこともがんばってできるように遊びの中で練習していきますが、子供たちも苦手なことばっかり練習しててもおもしろくないですからね。」
そんなお話しをしてくださいました。
できること、得意なことを見つけて褒めて、自信をつけてあげたい…。
…こんな場所があったんだ。
…こんな先生がいたんだ…。
…と衝撃的でした。
できないこと、苦手なことだけに目を向けて、
「低緊張気味だから、できないんですよ。」
「そういう特性だから、しょうがないですよ。」
「集団行動なんて、無理ですよ。」
と言い続けてた、ケントが以前通っていた療育センターの先生。
先生って、そういうものだと思っていました。
私たち、素人の親が気付かないような子供の苦手や弱い部分を、教えてくれるのが療育センターの先生なんだと思っていました。
苦手なことをできるようにするように、療育に行ってるんだと思っていました。
でも。
そんなの親も子供もしんどいです。
できること、得意なこと、ケントにもいっぱいあったのに…。
早く、この療育センターの先生に出会えていれば…。
ケントもたくさん褒めてもらえて、自信をつけられたのかな…。
今、こんなこと思ってもしょうがないですけどね。
でも、今はケントもこの先生の下で療育を受けられている…。
今、たくさん褒めてもらっているのかな…。
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