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2017年05月09日
ADDっぽい私 vs 家庭訪問。
先日、ケントの家庭訪問がありました。
私は、片付けや掃除が苦手で…。
片付けは、見えないようにすればOK!な感じで棚の中や他の部屋に押し込んで、なんとかできるのですが。
掃除は本当、何していいのかわからないです。
恥ずかしながら、普段は掃除機かけくらいしかしてないです。
しかも、頭の中がこんな状態↓ですから…。
『片付けしなきゃ…。掃除もしなきゃ…。新しい座布団カバーどこにやったっけ?トイレや洗面所も綺麗にした方がいいかな…。とりあえず、キッチン綺麗にしなきゃ…。まず食器を洗おう…。あっ!お茶菓子どうしよう…。どのお皿に入れようかな〜…。あっ、早くしなきゃ!…何からしよう。』
プチパニックです…。
そんな状態で、あっちこっちに手を付けてると、次男も飲み物をくれだとか、お菓子をくれだとか、あれやこれやと要求してくるので、いちいち手を止めて対応していたらまた、
『えーっと…何からしよう…。』
と手が止まり…。
手が止まれば、床の汚れが目に入って気になって、いきなり雑巾がけを始めてみたり。
『あ、雑巾がけしてる場合じゃない…。えーっと…。』
となり、雑巾がけも中途半端に終わり…。
とにかく。
最近、自分はそういう感じで、あっちこっちに中途半端に手を付けて、結局何も終わらない…という性格だと自覚できたので、
『まずはこれをしよう。終わらせてから次のことをしよう!終わるまで他の事に手を出さない!』
と強く思いながら、作業しています。
…他の方たちからしたら、普通のことなのかもですね。
ADDの特徴に当てはまりまくりだなぁ…。
そんなわけで。
家庭訪問が憂鬱すぎてどうにかなりそうな私でしたが。
旦那がわざわざ家庭訪問のために有休を取って、朝から大掃除したり、お茶菓子を買ってきたり…。
淡々と片付けや掃除を終わらせていくのを、密かに賞賛の想いで見つつ、自分は自分のできることをアタフタとしておりました。
『そんなんだったら、どんな汚部屋に住んでるんだ??』
と思われるかもしれないですが、それが!
意外と、スッキリとシンプルな家です。
私もケントと同じように視覚優位なのか、色々ゴチャゴチャと目につくのがすごく嫌なんです。
目が疲れる…というか。
リビングはソファーとテレビボードとテレビのみ。
かわいい小物を飾ったり…とかは、全くしていません。
どうせ埃がたまるし、次男に破壊されるし…。
リビングだけ見たら、今流行のミニマリストみたいです。
日中はおもちゃがあちこちに転がっていますが、寝る前にケントと次男といっしょに片付けて、まっさらにして寝るようにしています。
ケントと次男が、私に似て片付け下手にならないように、どうやって片付けたらいいかとか少しずつわかってもらえたら…とか、お片付けの習慣ができれば…との思いで、始めた寝る前の習慣です。
おもちゃだったら、ただおもちゃ箱に入れて棚に戻すだけなので、私も簡単にできるので…。
そういう風に、目に何も入らないようにしたい…けど、片付けはあまり得意じゃないので、見える部分はスッキリさっぱり綺麗ですが、物が押しこまれた引出しや押入れの中はゴチャゴチャです…。
…本当に、家庭訪問無事に終わってホッとしました。
全然役立たずだったのに、かなり疲れました…。
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療育の個人面談。
そういえば。
3月末に、ケントの療育センターで年度末の個人面談がありました。
新しい療育センターでは、初めての個人面談だったので、どんな話をするんだろう…、どんなことを言われるんだろう…と緊張しました。
……が。
先生と10分〜15分くらい、
「来年度も継続しますか?曜日の希望はありますか?」
とか、
「来年度は年長さんなので、就学前相談の対象になってます。まだちょっと先だけど、頭に入れておいてください〜。」
とか話しただけで、おしまいでした。
個人面談…と言うよりも、来年度の確認?のような感じ。
かなり拍子抜けして、
『もっと色々ケントのこと話せばよかったかな…。』
と思ったりもしましたが、これくらいでもいいのかもしれない…とも思ったり。
前の療育センターは、短くて30分、長くて1時間超、
「ケント君はあんなことやこんなことができなくて…。」
「そろそろ診断受けに行ってみてはどうですか?」
「診断受けないと色々支援が受けられないから、早めがいいですよ。」
などなど言われて、落ち込んでしまうことが多かったので…。
個人面談の帰りの車は、涙が出たり、イライラしてしまってケントに八つ当たりしてしまうことも…。
今回あっさり終わって、ホッとしました。
ただ、まだ通い始めてあまり経ってないので、こんな感じだったのかな…とも思ったり。
次男は旦那と留守番だったため、帰りはケントと2人でゆっくり買い物に行って、好きなお菓子やジュースを買って、車の中で食べながら帰りました。
こんな穏やかな気持ちで帰路につけた個人面談は初めてだ!と、なんだか衝撃でした。
以前は、素人の私にはわからないようなことを先生が指摘してくれることは、すごくありがたいことだと感じていましたが、全部が全部親の私に伝えることもなかったのでは…?と、今は感じます。
どっちがいいんでしょうね…?
色々指摘してもらえたら、見過ごさずに対処できていい部分もあるし…。
でも、言い方をちょっと考えて欲しいな…配慮して欲しいな…と思います。
例えば、幼稚園入園前にこんなことを言われました。
ある先生は、
「ケント君はまだ集団生活は無理ですよ。一斉指示もわからないし、友達とも遊べないですよ。」
と。
違う先生は、
「ケント君には、まだ集団生活はしんどいかもしれないです。指示が通らないと、周りが何をしているのかわからなくて不安を感じてしまったりすることもあるかもしれません。」
と。
どちらも療育センターの先生に言われたことですが、どちらも意味的には、
幼稚園はまだちょっと厳しいんじゃ?
だと思います。
ただ、どちらの言葉が受け入れやすかったか…と言えば、断然後者でした。
後者の先生は、臨床心理の資格を持った先生だったので、お話しする時はいつも、私やケントを悪く言わないような言葉を選んで話されていたような印象でした。
そして、できない事を指摘するだけで終わるのではなくて、
「こうしてみたら、ケント君にも伝わりやすいと思います。」
とか、
「こういう時は、こうやってあげたらケント君にもわかりやすいと思いますよ。」
などアドバイスもくださったりして、とても頼りになる存在でした。
色々悩みがあって療育に通っているんですから、親や子供の気持ちに寄り添えるような先生に、これから先も出会っていけたらいいな…と感じます。
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