2015年12月13日
カオスなおゆうぎ会。
今日は、ケントの幼稚園のおゆうぎ会がありました。
近くの文化センターのホールであったので、ただでさえいつもと違う場所は不安がるのに、こんな大きな舞台でたくさんの人の前で歌ったり踊ったりできるんだろうか…と心配で心配で。
わかってるのかわかってないのか微妙なケントに、会場についてから、
「今日はおゆうぎ会だよ。ここでするんだよ。いつもと違う場所だけど、みんないるから大丈夫だよ。」
と言って聞かせますが、反応薄い…。
もう緊急して固まってるかな…。
不安顔のケントを園児控え室に連れて行き先生に預けて、私は客席へ。
ケントの出番までドキドキドキドキ。
かなり、そわそわしました…。
ケントたちのクラスは劇をしたり、歌ったり。
ケントはリスさんの役。
ケントの他に5〜6名リスさんがいて、リスさんのいるところにはなぜか隣のクラスの先生が。
多分、ケントについててくださったのかな?
歌ったり、リスさんのセリフをみんなと一緒に言ったりとしていたので、大丈夫そうだと判断されたのか、途中ではけていました。
フォローしてくださって感謝です。
『年少さんって、劇とかできるのかな?』
って思いながら観ましたが、年少さんらしいハプニングもありつつ、かわいらしい。
年少さんだから、
「まぁ、年少さんだからね〜。」
「初めてだからね〜。」
で済むけど、年長さんだったら、
ざわつくよ…??
な、カオスな仕上がりでした…。
何がカオスって。
ケントのクラスは、「集団行動が苦手かな?」という感じの子が、ケントの他に2人。(1人は他害児くん。)
ケントは固まってしまったりするタイプなのですが、他2人は自由気ままタイプみたいで…。
舞台の上でも好き放題振る舞い、慌てて先生が舞台袖から走ってきて捕まえると、
『ギャー!!!』
ギャン泣き…。
その2人を追いかけて捕まえたりするのに、ケントのクラスの担任の先生と副担の先生は忙しく…。
だから、お隣のクラスの先生がケントについててくださったんですね。
舞台上で暴れ回ってギャン泣きの子がいる中、他の子たちは、
『泣いてる子がいるけど、劇を進めていいんだろうか…。』
と思っているのか、困り顔で固まる。
年少さんだもんね…。どうしたらいいのか、わかんないよね…。
固まってしまったみんなに、ギャン泣き他害児くん押さえつけている担任の先生が、手で、
『早く!ホラ!セリフを!』
みたいに合図したりして…。
結局、わちゃわちゃな感じで終わりました…。
でもでも。
ケントが泣かずに、みんなと一緒に歌ったり、セリフを言ったりしていたことに感動しました。
成長したね。
大勢の人の前でパニックになることもなく、無事に終わって、私も心底ホッとしました。
本当に、本当に。
以前のケントからは考えられない姿が見れて、嬉しくて涙が出そうでした。
撮ったビデオを何回も何回も観て、ジーンとしています。
よくよく見ると、周りの子と違う動きをしていたり、セリフを言っていなかったりと、
『んっ??』
なところもありましたが、ただ、あの舞台に立てたということが、ケントにとっては大きな成長。
「もう嫌だ!」と思ってしまうこともありますが、こんな風に成長を感じられる出来事もあって、またケントのために頑張ろうって思えます。
カオスなおゆうぎ会でしたが、感動した母でした。
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