アフィリエイト広告を利用しています
記事が参考になったら「いいね!」をよろしくお願いします。m(_ _)m
カテゴリアーカイブ
検索
ファン

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2015年10月24日

旭化成 〜横浜・都筑区マンション杭データ偽装事件2〜

今回の事件で一躍脚光を浴びることになった「旭化成」。
批判の矢面に立たされているのが
「旭化成株式会社」の社長さんである。
その影響で株価も大変なことになっている。

〔参考:旭化成滑秤ソ〕


しかし、よく考えてみたらおかしな話である。
今回の事件で、「旭化成株式会社」は直接は何の関係もない。
関連する会社は以下の通りだ。

販売会社:三井不動産レジデンシャル
工事会社(元請):三井住友建設
工事会社(下請):鞄立ハイテクノロジーズ
工事会社(孫請=二次下請):旭化成建材
※おそらくこの下にも「三次下請」が存在すると思われる。

「旭化成株式会社」は「旭化成建材株式会社」の
親会社に過ぎない。(持ち分は100%)
※「過ぎない」の一言ですまないのがこの世界の「常識」ではあるが。

しかし、一般的にいって建築物件の品質を
「顧客」に対して最終的に責任を負うのは「販売会社」であり、
「販売会社」に対して責任を負うのは「工事会社(元請)」、
「工事会社(元請)」に対して責任を負うのは「工事会社(下請)」、
「工事会社(下請)」に対して責任を負うのは「工事会社(孫請)」のはずである。
また「100%子会社」は親会社に対して、業績に関する責任を負う。

現状「販売会社」が倒産することなく存在している状況で、
(「工事会社(元請)」も「工事会社(下請)」も!)
「工事会社(孫請)」が直接顧客に対して責任を負う必要はないし、
まして「工事会社(孫請)」(=「100%子会社」)も存在しているのに
なぜその親会社が最前線にいるのか?
不思議でならない。

突っ込んでいくと話が終わらないので、
元請→下請→二次下請→三次下請(さらに続く場合も)へと延々と続く
建設業界特有の請負関係から派生する諸問題と、
成人した子どもの罪は「誰の責任」かという問題についての認識が
一連の動きの中に深く根ざしているとだけ指摘しておこう。

ちなみに各社の株価は以下の通り。
※三井不動産レジデンシャル鰍ヘ三井不動産鰍フ100%子会社で非上場

〔参考:三井不動産滑秤ソ〕



〔参考:三井住友建設滑秤ソ〕



〔参考:鞄立ハイテクノロジーズ株価〕




各社の株価を見ていると、
どこが最終的な責任を負うのかと
「みんなが考えているか」がわかって面白い。


おまけついでに。
旭化成といえばヘーベルハウスで有名だが、
このヘーベルハウスの家を建てているのは
「旭化成ホームズ梶vという旭化成鰍フ100%子会社である。

記録的豪雨で堤防が決壊した鬼怒川茨城県常総市で
流れに負けずに残る白い家をテレビの映像で見た方も多いと思うが、
実はこの家は旭化成のヘーベルハウスだったとのことで、
当時ネット上で「すごい!」と話題になっていたそうだ。

〔参考URL〕
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/14/hebel-house-kinugawa-joso_n_8132924.html


---------------------------------------------------------------------------------------

最後までお読みくださりありがとうございます。
今回の記事は参考になりましたか?
当ブログの順位の確認、または他の「人気」ブログの検索は下記ボタンからどうぞ。
※ボタンをクリックすると当ブログに「投票」したことになります。(笑)
                         まるてん

↓ 「オリジナル手法」カテゴリのランキングはコチラから


↓ 「為替・FX」カテゴリのランキングはコチラから


↓ 「金融・投資」カテゴリのランキングはコチラから

リンク集
記事ランキング
<< 2015年10月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
プロフィール
『ましたんワールド』で会いましょう!さんの画像
『ましたんワールド』で会いましょう!
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。