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2015年09月03日

『逆説の日本史』シリーズ

封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)



↑ は『逆説の日本史1』

小学館、1993年刊行開始
井沢元彦著
1,550円〜1,600円+消費税

サラリーマンディーラー時代に出会った歴史書。
当時住んでいた場所に新しく区役所ができたので
併設の図書館を覗いて暇つぶしに見ていたら、
「逆説」という言葉に惹かれて手に取った。

序論の中の「信長と安土」を読み始めたら止まらなくなり
そのまま借りて家に帰って完読した。

元々歴史は好きな方であったが、
どちらかというと世界史の方が好きで
日本史はあまり好きではなかった。

日本史は材料が多すぎ
ゴチャゴチャして覚えにくかったからだと思う。
今と違って、学生時代は「暗記」主体だったので。(笑)

「日本史ってこんなに面白いんだ!面白かったんだ!!」
というのが読後の正直な感想である。

今までの歴史書といえば、
単なる固有名詞の組合せの説明書にしか
感じられなかったが、
著者の手に掛かると
良質の推理小説のごとき名文に変身してしまう!
※実際著者は歴史ミステリーも執筆している

入手した材料を元に論理的思考を積み重ね
整合性の取れた結論を紡ぎだす。

著者本人も言及しているが
本書で採用されている(通説ではない)見解は
必ずしもすべてが著者の「発見」というわけではない。
それをもって、
「このシリーズは意味がない」という人もいるようだが、
自分はそうは思わない。

それぞれの時代の人物や出来事に対する(新しい)解釈を
時代の流れに矛盾しないよう、
古代から現代まで整合性の取れた一本の筋を通して組み合わせる。
さながら、日本史の立体クロスワードパズルともいえる
この作業を完成することは、
これからの日本と日本人にとって
非常に意味のある大きな仕事だと思う。

※「逆説」という語句の使用法に文句をつける人もいるが
 それならいっそ「真説」に変更してもいいんじゃないかと
 個人的には思っている

著者は、日本の歴史学の三大欠陥として次の三項目を挙げている。
1.日本史の呪術的側面の無視ないし軽視
2.滑稽ともいうべき史料至上主義
3.権威主義

「なぜそうなったのか?」という
「理由」の根拠を明らかにしない(できない)まま
出来事の羅列に終始している今の歴史教育に
果たして意味があるのだろうか?
歴史の教訓として
将来の「見本」・「反省」材料として使えるのだろうか?

これらの欠陥がある限り
日本人は歴史の真実に永遠に辿りつけないかもしれない。
今の歴史教育ですら、
皇国史観に基づいた戦前の日本の歴史教育や
今でも一部の国で実施されている愛国的な歴史教育と
本質的には大差のないような気がする。

ちなみに、著者自身も言及しているが
特に古代においては、
今後の発掘などで新しい史料の発見などがあると、
解釈がガラッと変わる可能性もある。

あくまでも、現時点で手に入る材料で検証した
現時点での最善の解釈ということである。
常に真贋の最終的判断は自分で行うべきであり、
自己責任という意味では、相場の世界と一緒である。


当初図書館から借りて読み始めた本シリーズも
新刊からは新書で購入をするようになり、
結局しまいには1巻から買い揃えた。

15巻までは購入既読済みだったが
仕事が忙しくここしばらく読んでなかったら
今はもう21巻まで出ているようだ。

また買って読もう。
でも、途中からだと流れがわかりにくいので
また1巻から読みなおすとしよう。

ちなみに、『逆説の世界史』シリーズも
昨年から刊行が開始されたそうだ。
今から楽しみだ!

↓ は『逆説の日本史21』

逆説の日本史 21 幕末年代史編4 高杉晋作と維新回天の謎




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