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2018年11月28日
大腸CTアカデミア ブリストル便形状スケールは便利!!
★★第14回GAIA!!━━━━━━━━━━━━━━━
第14回GAIAを今年3月10日(日)に東京で開催します。
当番世話人: 野津 聡先生(埼玉県立がんセンター)
各分野のオピニオンリーダーの先生方のご講演が聞けます!!
皆様のご参加をお待ちしております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 374 −
Lewis SJ, et al. Stool form scale as a useful guide to intestinal transit time. Scand J Gastroenterol 1997; 32: 920-4.
それでは、
論文「腸管通過時間の指標となる便形状スケールの有用性」
についてご紹介します。
【結果】
全腸管通過時間は以下の要因と関連があった。
・排便回数 (P = 0.005)
・排便量 (P = 0.001)
そして、
一番関連性が強かったのは
・便の性状 (P < 0.001)
である。
センナを服用した44名の参加者は、
全腸管通過時間が短かく、
ブリストル便形状スケールのスコアは上がり(水様っていうこと)、
排便量は多かった。
(有意差あり)
(雑学)
センナは臨床でよく使用されますが、マメ科の植物というのはご存知でしたか?
こんな花なのですね!
菜の花みたいですね。
ロペラミド(商品名はロペミン、一般的な止痢薬)を服用した43名
の参加者は全腸管通過時間、ブリストル便形状スケール、
排便量に対してセンナとまったく逆に作用した。
そのうち、便の性状が一番有意であった。
【結論】
本研究は、ブリストル便形状スケールのスコアが
腸管の機能の評価に使用できることを明らかにした。
本スケールは臨床上も、研究上の有用である。
(感想)
97年の論文ですので、もう20年も前ですね。
携帯電話や電子メールがまだ珍しかった時代・・。
研究デザインは今ほど洗練されていませんが
素晴らしい研究ですね。
ブリストル便形状スケールは便利なので、
是非、活用してみてくださいね。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9299672
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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PC、スマホあるいはタブレットでダウンロードして読めます。
アプリをダウンロードして、自分はノートPCで読みまくってます笑い
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【95名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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・排便回数 (P = 0.005)
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そして、
一番関連性が強かったのは
・便の性状 (P < 0.001)
である。
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そのうち、便の性状が一番有意であった。
【結論】
本研究は、ブリストル便形状スケールのスコアが
腸管の機能の評価に使用できることを明らかにした。
本スケールは臨床上も、研究上の有用である。
(感想)
97年の論文ですので、もう20年も前ですね。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9299672
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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