きみこのマンガ風味な読書記録的感想

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

初恋の病／トジツキハジメ
いろんな短編が載っている本です。私はこの中の「列車で始まるミステリー」が大大大好きです。「きみの好きな鉄道は何かね？」なーんて、いい男に聞かれてみたいものです。答えられないけど。あと、トジツキハジメさんの書く鉄オタ男子が、変にかわいいです。実際いたら暑苦しそうな人ですけども…
「絶句」もとっても良くできてると思います。こんな風に告白されたらよろめきます。告白したところで漫画は終わっていますが、よろめいて本当に付き合えばいい。

ひな菊／雁須磨子
暇なので古本屋さんで買ってきたのですが、やっぱり雁須磨子さんの漫画は読みにくいのに面白いなあ…なんでかなこれ。くまちゃんとしんちゃんとおばあちゃんの話で泣いてしまいました。
でもやっぱり名作は「のはらのはらの」だと思います。あれはいい。ほんとにいい。かわいくて心臓きゅんきゅんして読むの疲れるけど。
　

銀のバッチ・約束／藤たまき
ずーっと続きが読みたいなあと思っていた「銀のバッチ」。ようやくまとまっていなかった分が「約束」という本でまとまりました。「銀のバッチ」は持ってるけど、今回２冊ともコミック文庫で出たのでまとめ買い。
久しぶりに読んだのですが、うーん…なんかいろいろ重くて涙が出ます。藤たまきさんの漫画は毎回涙が出るけど、このシリーズはいろいろとね…ほんとヘビーです。でも藤たまきさんの漫画にはいつも優しい心が満ちているので救われます。台詞がとっても印象的です。
でも長い事待たされていた割にはなんかちょっと物足りないというか…ちょっと無理矢理終わらせたような感じでした。なかなか本にできなかった気持ちも分かるわ〜。
　

この世異聞　1・2巻／鈴木ツタ
病弱かわいこちゃん（男子）と大変かっこよく色っぽい犬（オオカミか…）のなんだかとってもラブラブなお話です。イケメンとかわいこちゃん中年のカップリングもあります〜この中年受の話をぜひとも読みたいんですけどね…。
耳としっぽの方はもの凄く大変な過去を背負ってまして、何百年も生きてます。とってもかっこよくてかわいいわんこちゃんですが、本当は暗いです。（笑）
まあBLなんですけども、絵が色っぽいし、設定がとても凝っていてまだまだ他のお話を描く余地があるので、よくできたお話だと思います。続き読みたいもん。鈴木ツタさんはシリアスなところはめちゃくちゃかっこよく、ギャグなところは絶妙に面白く描ける人だと思います。ギャグでの抜きポイントが上手いんだよね…。
とりあえず耳としっぽが好きな人は一度目を通してみてはいかがかしら。
　

嵐のあと／日高ショーコ
日高ショーコさんの本は以前友達が貸してくれたので読みました。その時の印象は「絵も話も好きでも嫌いでもない」です。だから何となく絵の雰囲気とか漫画の雰囲気とかは分かっていたのですが、この本は…表紙買いです、はっきり言って。
なにがってもうそりゃメガネ男子とリーマンという絵面がねー！裏表紙のメガネ男子がねー！なんなのこの色気〜…！
ということで買ったんですが、お話は私はまたもや好きでも嫌いでもない感想を持ちました。なんなんでしょうねえ、地味にいい感じだとは思うんですけど。
いやでも、メガネ男子はなんかもういろいろ面白いのでオススメします。あとがきを読んだ感じでは、どうやら「シグナル」という漫画と連動してるみたいです。私が以前読んだのはまた別の漫画…
　

花の学蘭ハニー／日の出ハイム
日の出ハイムさんってカバーのカラー絵はかわいいのに漫画は微妙な絵だよね…と内心思っていたのですが、ついうっかり「学ランかー、いいなあ………」とかなんとか気の迷いが。気づいたら手元に本が！あちゃー。
でも基本はギャグなので、お話はバカっぽくて面白かったです。というかかなりバカです。どの漫画も攻男子がかわいかったです、一生懸命で。でも最初の２作品以外はちょっと意味が分からないところが多かったけど…。
他のもっと新しいコミックスも読んでみたいなあと思いました。