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2015年02月23日

自賠責保険の補償の範囲

強制加入の自賠責保険は、交通事故の被害者救済を目的として制定された共済保険です。

その為、補償される対象は人間のみです。

車で人身事故を起こしても、ケガをしたり、亡くなったりした「他人」「被害者」に対して、
保険金が降りるのが自賠責保険です。

車に対して掛ける保険ですので、運転者や車両名義人など、自分側には一切保険金はでません。

ただし、同乗していた家族など、自分以外の同乗者、歩行者や相手の車の人間など
「自分以外」の人に対しては保険金が降ります。

人への補償は死亡時で3000万円が最高で、
要介護の重度後遺障害時には、最高で4000万円まで支払われます。

単なるケガに対しては、120万円が限度額となっています。

自動車事故のけがの治療には健康保険は使えませんので、
普段病院で負担する3割負担する額が120万円まで適用されると言う事ではなく、
治療に要した医療費10割に対して最大で120万円までと言う事になります。

ぶつかった場合には、建物、相手の車、自分の車、
電車やバスなどの交通機関を壊してしまっても、保険金は1円も支払われません。

物に対しての賠償は、全て車の所有者であるあなたの100%自己負担となるのです。

運転していた人が賠償するのではなく「車の所有者」に賠償責任があるのです。

自動車に掛ける保険が自賠責保険ですので、自分の車を友人が運転していて、
友人が事故を起こしても、その賠償責任は、車の所有者も問われることになるのです。

自賠責保険の補償内容(保険金)だけで、充分なのでしょうか?


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posted by mk at 20:36 | 自動車保険

自動車保険の種類

自動車保険には、大きく分けて二つの種類があります。

一つは車を所持したら、強制的に加入させられる自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)

そしてもう一つは、万が一、事故を起こした際の賠償金や修理代の負担軽減を目的に、任意で各保険会社の用意している保険に加入する任意保険です。

強制保険である自賠責保険は、掛金も少額ですが、事故の際に支払われる金額も少額で、傷害で120万円・死亡では3000万円・重度後遺障害には4000万円が上限です。

これだけでは双方の自動車修理代や、それ以上の損害賠償金は自腹となってしまいますから、多くの人達は、それ以外に各保険会社が用意している自動車用任意保険に加入しています。

掛金や支払われる金額は、保険会社の設定や補償内容によっても違ってきますが、基本的に若いほど掛け金が高く設定されており、無事故が続くと徐々に掛金が下がります。

逆に、事故で保険を使うと、次の更新から掛金が高くなります。

任意保険は、人身だけでなく、対物補償にも対応しているのも特徴でしょう。

余分に掛金を支払うことで、相手の車や壁、電柱などが補償内容に含まれたり、自損事故(自分一人で電柱や壁などにぶつけた相手が存在しない単独事故)の修理代が保証に含まれたりといった様々なコースが用意されています。

任意保険で用意されている補償は以下のとおりです。

・対人賠償補償
・対物賠償補償
・搭乗者傷害補償
・自損事故補償
・無保険車傷害補償
・車両補償(自分の車)
・人身傷害補償


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posted by mk at 19:16 | (カテゴリなし)
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