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posted by fanblog

2015年03月16日

車両保険は必要?保険料はどれだけ違うの?

損害保険の中でも主軸の一つとも言える、自動車保険。

その中でも私たちが支払う保険料に大きく影響するのが「車両保険」です。

保険料が高いことから敬遠する人もいますが、
単純に「掛け金が高いからいらない」と考えてはいけません。

どんなときに車両保険が役に立つのかを知った上で、本当に必要かどうかを考えてみましょう。


車両保険の加入率

自動車保険にはどのくらいの人が加入しているものなのでしょうか?
任意自動車保険の普及率を見てみましょう(2012年3月末)。

・対人賠償保険 73.1% 
・対物賠償保険 73.1%
・搭乗者傷害保険 45.1%
・車両保険 42.1%

車種や自動車保険の契約内容、割引率などによるところはありますが、
車両保険の有無によっては掛け金が倍くらい変わることも。

この保険料の高さが一つの大きな要素であると言えるでしょう。


車両保険の種類

損害保険会社によって多少の差異はありますが、
一般的に販売されている車両保険は以下の通りです。
(損害保険会社や自動車保険の種類によって名称等は異なります)

・一般車両保険
・車対車+限定A



車両保険の種類による補償の違い

一般車両保険」はいわゆるオールリスクの補償になっていて、
補償の範囲が最も広いものです。

一方、「車対車+限定A」は基本は対車の事故に限定したものです。

「車対車+限定危険」は、車両保険で補償する事故を「相手自動車との衝突・接触事故」
および「火災、爆発、盗難、落書・いたずらなど、ご契約の自動車の走行に起因しない事故」
に限定する特約です。

その代わり一般条件の車両保険と比較して保険料が安くなる場合があります。

ただし、車両保険金の支払対象にならない事項をよく理解しておく必要があります。

車が相手の事故でも、相手が確認できないときは対象外です。
当て逃げされたり、車同士でぶつかったりした事故でも、
相手が逃げてしまって誰だか分からなければ対象外です。

対車の事故だけでなく、それにプラスして補償がついています。

小石が飛んできてフロントガラスが割れた、盗難にあった、
といったケースでも補償があります。

「車対車+限定A」は「一般車両保険」よりも掛け金が安いので、その意味では検討してみてもいいでしょう。

一般的に、車両保険の保険料部分は「一般車両保険」と「車対車+限定A特約」とで、
約2倍の差が生じると言われています。

「保険料が2倍でも、一般車両保険に入ったほうが安心」と考えることもできるでしょう。

しかし、これらの事故で保険を使うと、ノンフリート等級が3つ下がるため、
翌年以降の保険料が今に比べて大幅にアップすることになります。

よほど大きな損害を被らなければ、保険を使う気になれないでしょう。

中古車に乗っていて車両保険の契約保険金額がそれほど高くない場合や、
単独事故と当て逃げをされたときには自腹をきる覚悟なら「車対車+限定A特約」にして、
保険料を安くしたほうがいいかもしれません。


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posted by mk at 09:56 | 自動車保険
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