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2016年04月03日

全商簿記実務検定とは?

全商検定の中で一番人気のあるものは簿記検定でしょう。

ここでは、全商簿記実務検定について解説します。

全商簿記検定の種類

会計・原価計算・2級・3級があります。

会計と原価計算の2つの科目に合格すれば1級取得になります。

簿記1級は科目合格制を採用しているので、どちらか片方だけの受験も認められています。
片方に合格してから4回以内にもう片方にも合格した場合でも、「全商簿記1級合格」になります。

原価計算の方が会計よりも簡単です。なので、僕の高校では「原価計算だけを先に受けて、次の試験で会計を受ける」という方針でした。

試験内容

会計

試験時間 1時間30分
合格点 70点以上

株式会社の会計処理を中心に会計法規や企業の業績測定等に関する内容も出題されます。2級のレベルアップバージョンと考えていいです。日商では商業簿記といいます。


原価計算

試験時間 1時間30分
合格点 70点以上

製造業で用いられる簿記で、製品の製造に要した金額(原価)の計算手続きについて出題されます。2級や3級とは全く異なる問題が出題されます。勘定科目も新しいものばかりで、いままでの簿記の延長線上とは考えない方がいいですよ。日商では工業簿記といいます。


2級
試験時間 1時間30分
合格点 70点以上

商品売買業を営む個人企業の発展的な会計処理と、株式会社の基本的な会計処理について出題されます。勘定科目も増えて計算も少しややこしくなります。


3級

試験時間 1時間30分
合格点 70点以上

商品売買業を営む個人企業の基礎・基本となる会計処理について出題されます。簿記の基本中の基本の問題がでます。


試験日

6月と1月 年2回実施されます。

受験料

1,300円です。 安いですね。

問題形式・得点配分

会計

(1)仕訳
7問 × 各4点 = 28点

(2)計算問題
12問 × 各2点 = 24点

(3)適語選択
6問 × 各2点 = 12点

(4)財務諸表作成
9問 × 各4点 = 36点


原価計算

(1)仕訳
6問 × 各4点 = 24点

(2)作表
4問 × 各4点 = 16点

(3)計算問題
10問 × 各2点 = 20点

(4)一連の取引
10問 × 各4点 = 40点

2級、3級は省略します。

以上、全商簿記検定の解説でした。



2016年09月03日

全商簿記実務検定の合格率を公開!

全商簿記検定の合格率を調べてみました。

まずは、現在公開されている中で最新4回分の合格率を発表します!

そして、合格率の分析まとめもお伝えします。


全商簿記検定の合格率

会計と原計のみ集計されているので、全商簿記1級(両部門合格)の合格率はわかりません。

第74回と第75回は平成24年度で、第76回と第77回は平成25年度実施のものです。


● 会計

第74回 34.3%
第75回 41.4%
第76回 25.6%
第77回 36.8%
平均合格率 34.5%


● 原価計算

第74回 50.3%
第75回 39.9%
第76回 44.7%
第77回 51.6%
平均合格率 46.6%


● 2級

第74回 49.1%
第75回 63.2%
第76回 42.6%
第77回 55.5%
平均合格率 52.6%


● 3級

第74回 50.1%
第75回 63.9%
第76回 41.7%
第77回 59.6%
平均合格率 53.8%



合格率を分析!

簿記検定1級は原価計算より会計の方が合格率は低いですね。10%以上の差があります。

会計と原計の両部門合格して全商簿記検定1級を取れる確率は、単純計算だと15%くらい(34.5%×46.6%)になるけど、1つは受かってもう1つは落ちるという人はあまりいません。どちらも合格するかどちらも不合格というパターンが多いです。そういうことを考えると全商簿記1級の合格率25%くらいかと思います。

2級と3級の合格率は同じくらいで、50%を超えています。原価計算も50%に近いです。

実施回によって合格率は変動していますが、普通に理解していれば難易度に差はないので、気にするレベルではないでしょう。

平成26年度以降の合格率に関しては、問題内容が変わったわけでもないので、特に変化はないと思います。


まとめ

全商簿記検定を攻略するには難易度の高い会計を克服しましょう。

原価計算は2級や3級と同じく、合格率的にはさほど難しいわけではありません。


2017年11月18日

合格できる全商簿記検定(会計)勉強法

ここでは、簿記実務検定1級(会計)に合格できる勉強法をお伝えします。

全商簿記(会計)合格への3つのポイント

【1】 まずは、仕訳が解けるようにせよ!

簿記の学習で最も基本となるのは、仕訳です。それに、全商簿記の会計で出題される仕訳のパターンはそんなに多くありません。

まずは、仕訳(大問1)の勉強から始めましょう。仕訳が分かるようになれば、他の問題も解きやすくなります。


【2】 勘定科目の分類を覚えよ!

大問2(分析・計算問題)と大問4(決算問題)を解くには、勘定科目がどのグループに属するか覚えておく必要があります。

例えば、流動比率を導くためには、そもそも流動資産がどれか分からないといけません。貸借対照表や損益計算書に転記するときも、どの欄に勘定科目を書けばよいか分かりません。

勘定科目一覧と分類は教科書に載っていると思うので、そこを問題を解く前に見ておきましょう。

以下にも簡単にグループ分けの基準を載せておきます。


○ 貸借対照表

資産
流動資産(売掛金や受取手形、および1年以内に現金化する資産)
固定資産(1年を超えて現金化する資産)
繰延資産(費用であるが、特別に資産として計上することが認められたもの)

負債
流動負債(買掛金や支払手形、および1年以内に支払期限が到来する負債)
固定負債(1年を超えて支払期限が到来する負債)

純資産
資本金
資本剰余金(株主からの払込金額のうち資本金以外のもの)
利益剰余金(会社の利益から生じたもの)


○ 損益計算書

販売費および一般管理費(商品の販売に要した費用)
営業外収益(主な営業活動以外の活動から生じた収益)
営業外費用(主な営業活動以外の活動から生じた費用)
特別利益(会社の活動で臨時的に生じた利益)
特別損失(会社の活動で臨時的に生じた損失)




【3】 決算問題は仕訳ができれば解ける!

決算問題(大問4)は解法までに4つのステップがあります。

1.付記事項の仕訳をする。

まずは、付記事項の仕訳を行います。問題用紙の空白のところに書いておいて、元勘定残高に勘定科目が既にある場合は、修正します。ここで、金額を修正していなかったら、決算整理事項の金額も変わってくるので、注意しましょう。


2.決算整理事項の仕訳をする。

決算整理事項の問題パターンは決まっています。ですが、特に「期末商品棚卸高」のところでつまずく人が多いようです。棚卸消耗費や商品評価損についてもう一度復習しましょう。また、貸借対照表の「商品」は実地棚卸数量と正味売却価格を掛けた金額になります。この仕訳も問題用紙の空白のところに書いておいて、元勘定残高に勘定科目が既にある場合は、修正しておきましょう。


3.仕分後の勘定科目と金額を損益計算書および貸借対照表に転記する。

仕訳をしたら、勘定科目と金額を転記します。転記場所を間違えないようにしましょう。


4.金額欄で空白のままのところは、計算して求める。

利益や資産・負債の合計金額などは、回答用紙を見て計算して求めます。単純な足し算、引き算なので簡単です。


以上から分かるように、決算問題も結局は仕訳の問題です。

いきなり財務諸表を完成させることを目指すのではなく、まずは付記事項と決算整理事項がきちんと仕分けられるかに重点をおきましょう。最初のうちは、仕訳だけを解いたあと、すぐに解説を見てあっているかどうか確認してください。

まとめ

簿記は仕訳が最重要です。まずは、仕訳の学習から取り掛かりましょう。




2017年12月19日

全商検定 会計と原価計算の違い どっちが難しい?

全商簿記検定1級を取得するには、会計と原価計算の両方合格する必要があります。

このページでは会計と原価計算にはどういう違いがあるのか? どちらが難しいのか? お伝えします。

どういう違いがあるの?

○ 会計

商品売買業で用いられる簿記です。いままでにも習った全商簿記2級の範囲がさらに発展した内容となっています。日商では商業簿記の範囲となります。

○ 原価計算

製造業で用いられる簿記です。製品の製造に要した金額(原価)の計算をします。日商では工業簿記の範囲となります。

つまり、原価計算は商品の製造過程を記録し、
会計はすでに完成した商品の販売活動を記録します。

このように、視点がかなり異なるので、原価計算に取り掛かる際は、いままでの簿記とはまた別物として新たな気持ちで勉強した方が良いでしょう。



どちらが難しいのか?

一概には言えませんが、会計のほうが難しいと思います。

原価計算は一連の流れが理解できれば、問題が解けるようになります。問題パターンも会計に比べ少ないです。新しい分野なので最初は慣れないかもしれないですが、仕組みは意外と単純です。

現に、合格率は原価計算のほうが高くなっています。


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公立商業高校(情報処理科)を卒業しています。 商業高校生の先輩として全商検定や学校生活についてアドバイスします!
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