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2017年12月19日

全商検定 会計と原価計算の違い どっちが難しい?

全商簿記検定1級を取得するには、会計と原価計算の両方合格する必要があります。

このページでは会計と原価計算にはどういう違いがあるのか? どちらが難しいのか? お伝えします。

どういう違いがあるの?

○ 会計

商品売買業で用いられる簿記です。いままでにも習った全商簿記2級の範囲がさらに発展した内容となっています。日商では商業簿記の範囲となります。

○ 原価計算

製造業で用いられる簿記です。製品の製造に要した金額(原価)の計算をします。日商では工業簿記の範囲となります。

つまり、原価計算は商品の製造過程を記録し、
会計はすでに完成した商品の販売活動を記録します。

このように、視点がかなり異なるので、原価計算に取り掛かる際は、いままでの簿記とはまた別物として新たな気持ちで勉強した方が良いでしょう。



どちらが難しいのか?

一概には言えませんが、会計のほうが難しいと思います。

原価計算は一連の流れが理解できれば、問題が解けるようになります。問題パターンも会計に比べ少ないです。新しい分野なので最初は慣れないかもしれないですが、仕組みは意外と単純です。

現に、合格率は原価計算のほうが高くなっています。


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公立商業高校(情報処理科)を卒業しています。 商業高校生の先輩として全商検定や学校生活についてアドバイスします!
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