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2016年06月08日

全商商業経済検定とは?

ここでは、「全商商業経済検定」の種類、内容、得点配分について解説していきます。

全商商業経済検定の種類

全商商業経済検定はほかの全商検定と違ってちょっと特殊です。

級は1級、2級、3級とあります。
ビジネス基礎という検定科目に合格すれば、3級取得になります。

1級、2級はどうすれば取れるのかというと、
「マーケティング」、「経済活動と法」、「ビジネス経済A」、「ビジネス経済B」の4科目の中で、1科目取得すれば2級、2科目取得すれば1級合格となります。

また、高校在学中に5科目すべてに合格した人は、「商業経済検定全科目合格」となり、賞状がもらえます。

試験内容

名のとおり商業経済に関する問題がでます。
常識的な問題も出るので、1級でも結構簡単に合格できます。

試験時間はビジネス基礎は40分で、
それ以外は、60分です。

合格点はどれも70点以上です。


● ビジネス基礎(3級)

ビジネスの基礎的な問題が出題されます。常識問題です。
基本中の基本なので、商業科の生徒じゃなくても受かります。


● マーケティング

マーケティングとは「顧客が満足する商品やサービス」を提供するための企業活動のことです。
市場調査とか販売促進とかですね。

● 経済活動と法

経済活動や日常生活で必要とされる基本的な法律について出題されます。
民法が問題の中心です。もちろん商法も出題されます。


● ビジネス経済A

基礎的なミクロ経済理論やマクロ経済理論が出題されます。
「ミクロとかマクロとか何?」と思うとかもしれませんが、難しい問題は出題されません。
ミクロ経済理論は市場の価格決定、マクロ経済理論ではGDPなどが主な内容です。


● ビジネス経済B

産業構造の変化や国際化に関するビジネス問題が出題されます。
ビジネス経済A、Bという名称では試験の違いが全く分からないので、変えてほしいものですね。


試験日

2月の第1日曜日に実施されます。


検定料

1科目 1,300円です。

なので、1級合格には最低でも2,600円
全科目合格には、6,500円必要です。結構高いです。



問題形式・得点配分

どの科目も50問で1問2点です。
3択問題がほとんどです。記入問題も8問ほどありますが、用語を書けばいいだけです。


以上、全商商業経済検定についてでした。
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公立商業高校(情報処理科)を卒業しています。 商業高校生の先輩として全商検定や学校生活についてアドバイスします!
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