ＰＧ１２指定のダークファンタジー
幻想的な映像美のなかで巻き起こる「醜く汚らしい姿の登場人物たち」と「着飾った悪魔」の対決が、「生きている限り“選択”は続き続ける」とあなたに語りかけてくる作品。

私たちの人生をも縛り付けている“永遠に続く物語”のなかでさまざまな思惑が交差する…
果たして一番キレイな心の持ち主は誰なのか！？

予告動画

キャスト

• 監督：テリー・ギリアム
  



• 主演：ヒース・レジャー
  



• 出演：ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、クリストファー・プラマー、トム・ウェイツ、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・Ｊ・トロイヤー
  

興行収入

• ６１８０万ドル超！
  



• 第６２回カンヌ国際映画祭上映作品
  

こんな人にオススメ

「イケないこと」だとわかっているのにどうしても止められない…

「やらなければいけないこと」があるのについつい横着してしまう…

そんな強欲や怠惰といった“悪魔のささやき”に負けそうなときＤｒ．パルナサスの鏡を思い出すと自分を律することができるようになるでしょう。

そして、他人に責任をなすり付けてしまうことも改められるようになるでしょう。

あらすじ

“とある物語”を人々に語り続け地方巡業しているパルナサス博士とその一行は、ある不思議な鏡を持っていました。

その鏡の中には“パルナサス博士の幻想的な世界”が広がっていて、入った者に「選択肢」を与えるという不思議な力がありました。その選択肢とは「魅惑的で瞬時に快楽が得られる道」と「長く険しい試練の道」です。ただし、「瞬時に快楽を得る道」を選んだ者は“悪魔との契約”を結ばされることになってしまいます。

実は、パルナサス博士も過去にそんな“賭け”に負けた一人でした。そのせいでパルナサス博士は、娘が１６歳になると彼女を悪魔に引き渡さなくてはならないという運命を背負い込むことになってしまったのでした。

しかし、ある雨の日に橋で首を吊っている男、トニー・シェパードを助けたことから運命が変わることに…

逸話

故ヒース・レジャーが収録中にまさかの死亡

この「Ｄｒ．パルナサスの鏡」を収録している時期に主演のヒース・レジャーの遺体が自宅で発見されました。

「ダークナイト」でバットマンの宿敵ジョーカー役を熱演したことが祟ってかヒース・レジャーは睡眠障害に陥っており、睡眠薬を服用していたそうです。生前、彼は“身体はくたくたなのにいろいろ考え事をしていると2時間しか眠れない”といったことを口にしていたといわれています。

２８歳でした。

3人の勇姿が集う

このヒース・レジャーの訃報を受けて彼と親交のあったジョニー・デップとジュード・ロウ、コリン・ファレルが彼の代役を買って出ました。

ちなみに3人は、ヒース・レジャーの2歳の愛娘にこの作品の出演料全額を寄贈しました。

トム・クルーズ断られる

実は、トム・クルーズもヒースの代役に申し出たのですがテリー・ギリアム監督から「ヒースをよく理解している本当の友達に演じてほしい」と断られたそうです。

何度観ても楽しめる注目ポイント

1. 「ハウルの動く城」や「ハリー･ポッターのバス」を連想させる怪しい移動小屋
   


　　
2. 酒はもう一滴も飲まない
   



3. 理想を抱くヴァレンティナ
   



4. 交錯する恋模様
   



5. 鏡の中へ
   


　
6. 特にミラーは信じるな！
   


　　
7. 寛大なニック
   



8. 愛のなせる選択
   



9. エンドクレジット
   

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「絶望」・「希望」・「運命」全てはあなたの選択次第、この映画を観るか諦めるかも…。

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