カポーティ
カポーティ
おすすめ度(★★★★☆)
第78回アカデミー賞主演男優賞受賞作品
今もなお語り継がれるオードリー・ヘプバーン主演のあの不屈の名作「ティファニーで朝食を」の脚本家、トルーマン・カポーティ。
彼が最後の長編小説「冷血」を出版するまでの実話を基に作られた映画。
晩年の彼を狂わせた衝撃的な出来事とは果たして何だったのか?
予告動画
キャスト
- 監督:ベネミット・ミラー
- 主演:フィリップ・シーモア・ホフマン
- 出演:キャサリン・キーナー
興行収入
- 700万ドル
受賞歴
- 第78回アカデミー賞 主演男優賞 受賞
- ゴールデン・グローブ賞 主演男優賞 受賞
- 英国アカデミー賞 主演男優賞 受賞
その他、作品賞・監督賞・助演女優賞・脚色賞なども多数候補ノミネートされたり受賞したりしています。
こんな人にオススメ
人と関わることで生まれる矛盾―きっとあなたも感じたことがあると思います。この映画の主人公、カポーティも小説を書き上げていく中でさまざまな葛藤と闘うことになります。
静かな情景が続く中、少ないセリフの一つひとつにとても深い意味を感じることができるでしょう。
殺人事件という重い題材を取り上げているのにひどく落ち着いた雰囲気で物語がすすんでいくため、映画を観終わった後きっとあなたも人との関わり方を深く考えさせられることだと思います。
あらすじ
1959年、カンザス州ののどかな田舎町で一家4人が惨殺される事件が起こる。
幼い頃から、一見変わった話し方や風貌が原因で周りから冷たい目を向けられてきたカポーティだったが、新聞記事でこの事件を知ったとたん不思議な力に吸い寄せられるようにこの事件を題材とした本を書くことを決意し現場取材に向かうことに。
最初は戸惑いながらも多くの人の助けを経て「冷血」を書き上げていく…
知っているとコノ映画をもっと楽しめる逸話
【トルーマン・カポーティについて】
1924年ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。彼は、子供の頃、両親が離婚したことがきっかけで親戚筋に引きとられることも多く各地を転々として過ごしました。このためほとんど学校には行かず独学で勉強することが多かったといわれています。
19歳の頃、処女作「ミリアム」でオー・ヘンリー賞を受賞。
23歳で「遠い声遠い部屋」を出版、若き天才作家として注目を浴びました。その後、代表作ともいえる「ティファニーで朝食を」が映画化され―作家としては珍しくゴシップ欄の常連になるほど話題の人物でした。
この映画『カポーティ』は、その後、1966年に彼が出版した「冷血」を書き上げるまでの実話を基に作られた作品になっています。彼は「冷血」を執筆後は長編作品を書くことはなくなり、アルコールと薬物中毒に…
【世界初のノンフィクション・ノベル】
今でこそ取材を行って書かれる小説も増えていますが、トルーマン・カポーティの手によって書かれたこの「冷血」こそ “ノンフィクション・ノベル”という新たなジャンルが開拓された起源となっています。
【公開日】
全米では、カポーティの誕生日である9月30日から公開が始まりました。
【将来性を感じるこの映画の監督】
この作品でシカゴ映画批評家協会賞/有望監督賞を受賞したベネット・ミラー監督はブラッド・ピット主演「マネー・ボール」でも監督を務めており将来が期待できる監督といえるでしょう。
何度観ても楽しめる注目ポイント
映画全体の雰囲気
事件の犯人と監獄で話しをする内に変化していくカポーティの心境
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