くしもとぐらし

前書き

今では、１年をとおして
お店で出まわるキャベツだが
本来の旬は、冬と春。

とくに、春キャベツの葉は
やわらかく、甘い。

ぼくの家でも、
こぶりだが、
とてもおいしいキャベツが
収穫できた。



目次
１．キャベツをたべよう！
２．キャベツの薬用成分
３．大事な時間をなににつかう？



１．キャベツをたべよう！

古代ローマの政治家カトー
「ローマ人が何世紀ものあいだ
医者なしでやってこれたのは、
キャベツのおかげである」

ピタゴラス
「キャベツは、
気分を落ち着かせてくれる」

医聖イポクラテス
「腹痛とセキリの特効薬」

ヨーロッパでは
「貧乏人の医者」
なんて別名があるほど
その薬用成分はすごい。

もし、
病気を予防するなら
キャベツをたべてほしい。


２．キャベツの薬用成分

現代の科学的な
成分分析でも
キャベツの成分はすごい。

含まれるビタミンには
ビタミンA：免疫力増強
ビタミンB群：疲労回復
ビタミンC：抗がん作用
ビタミンK：止血作用
ビタミンU：胃潰瘍の特効薬

ミネラル
イオウ、塩素など
腸内で反応して
老廃物の分解を
うながす。

さらに、
大腸がん、乳がんを
予防するインドール化合物が
含まれる。


３．大事な時間をなににつかう？

キャベツ１玉は
場所をとるので
カット野菜ですましてしまう。

調理はめんどうなので、
外食…

たしかに、
仕事におわれるなかで
たべものに時間をかけるのは
おっくうに感じるかもしれない。

しかし、ふせっせいの末
病気になってしまう
危険性をたかめるのだとしたら…
ちゃんとした食生活、
手間をかけた調理は、
将来の健康で
価値のある時間を
つくりだしてくれるのでは
ないだろうか？

それとも、
ベットのうえで
にがい薬を飲むことが
お好みだろうか？

ぼくとしては前者を
おすすめしたい。

やさしい葉て
あまーい。
春キャベツは
今が旬。

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