2014年04月02日
水雲問答(研ぎ立てたる鉛刀)
雲
凡そ事を処し候に、声を先と致し、実を後と致し申すべく候。
譬えば研ぎ立てたる鉛刀は人是を畏るる如く。大手前にかかり候こと
宜しくと存候。しかして事を簡約に成就すべきことに候。
声を大に揚ぐるときは、破竹の勢を以って成らぬことまで押し付け候。
神武不殺の語、甚だ感心仕候。
水
是又見る所ある御論に候へども、実ありて声を先にするは然るべし。
其の声、実に叶はざるときは、事敗れ申候。
ケンのろ則ちこれにて候。皆この辺の御論明快に候へども、永豪の所為にして
、聖賢の坦易の説とは隔たりに候間、其の人如何とするばかりに候。
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