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2014年03月16日

水雲問答-(善悪を明白)

(雲)ー問 

に分かち申候わば、季世には怨を得申候て、
且つ事を盃り候。
明白に分たざるときは賞罰の道行われ申さず候。
何の処に止まり申すべきや伺い度候。

(水)ー答

善を善とし、悪を悪とすれば、黒白分明、公道なり。
然れども亦た此れによって以って事を敗り、怨を取ること有るなり。
渾然含糊は一時を救うに足るも、又遂に賞罰明らかならず、
君子小人並び進むの弊あり。

水雲問答-(姦邪にして)

雲  

大姦宿とく、其志姦邪にして、身を正道忠直に真似、人心を
得候者之れ有り。
責むれば禍却って生ず。
いかが処置仕るべきや伺い度候。



君の明無き人臣の力及ぶ所にあらず。

水雲問答-(名相)



歴代の宰相のうち、唐の李ギョウ候の事業、誠実にして知略あり
進退の正を得たる所甚だ欽慕仕り候。
李世の宰相はギョウ候の如くになくば、過を得候て、しかも国家の
事を敗り申候ことごと存候。
ギョウ候家伝と申す書は今有の之候や伺い度候。



ギョウ候も論同意に候。
この人一つとして誹るべきなし。
ただ陸宣候と同時にして、遂に宣候を用いざること疑の一つに候。
古人の論も之有りやに覚え候。
されば今も昔も同時にて、其の時の模様、後の評と遥かに違いたる
ことも多かるべし。
已むを得ざる次第も之有候。
家伝は亡書と聞こえ申候。
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こういう関係の本は、論語を読んだのが初めて。 それ以降、日本では佐藤一斎の「言志録」や 西郷隆盛の「南洲遺訓」など興味のあるものを 勉強。
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