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2021年12月08日

なんでも人のせいにする?

解雇.jpg

●精度1.5 mm

精度が 1.5 mm なんです。
って言われても何のこっちゃですよね。

これは、どこの会社にもあるであろう、複合機で印刷する時の
印刷位置精度の保証値です。

複合機でコピーする時も、パソコンなどから印刷する時も気にならない印刷位置
ところが、枠線などが印刷された用紙に、きっちり合わせて印刷しようとすると

なかなかこれが難しい!
●印字ずれは誰のせい?

そりゃそうですよね。
まず、用紙に合わせて印刷できるような原稿を作らないといけない・・・これも大変!
でも、用紙と全く同じサイズで印刷できる原稿を作ったとしても・・・

キチンとした位置で印刷できなければ・・・ダメ

当グループで使用している報告書は、情報量が多いこと
形式が昔のラインプリンターで印刷していた時代の1行が 1/6 インチで設計されている

この 1/6 インチがどのくらいの大きさか想像できます?

1 インチは、 25.4 mm なので、その 1/6 では、 4.23 mm
この 4.23 mm の範囲内に、印刷誤差が 1.5 mmもあるプリンターでキチンと収めるためには

文字を 3.73 mm 以内にしなければならない?

いやいや、プライマイナス 1.5 mm なので、振れ幅は 3 mm なので文字の大きさは 1.23 mm
あはははは
読めるかー

●キチンとセット

なので、私の会社では 2005 年から、フルカラーフルプリントを行っています。

用紙の枠なども一切合切まとめて印刷しちゃえ!
って単純な考えで実現しました。

これにより、見栄えがめちゃくちゃ改善しました。
当然です。
行のど真ん中に印刷されていますからねー

しかし、グループ他社では、プレ印刷された用紙に文字を印刷するんですが、
印字ずれの話になると、我が上司は

そうそうズレることはないだろう。
もしずれていたら、きちんとセットしないものが悪いんだ!

って発言していました。

よって、複合機が印刷ずれを起こしても、用紙をセットした人の責任だそうです。

印刷印字位置の誤差は、天候や気温・湿度に左右されます。
湿度で用紙が伸びたり、ローラーとの摩擦係数が変わったりしますから

そのような場合でも、ズレた原因は、セットの時にキチンとしなかった者が悪いって

私は、死んでもそんな業務に就きたくありませんね
●いくらなんでも

私の会社で、私が導入したソリューションは、コスト面も問題ないレベルにしています。
もちろん、複合機メーカーの多大な協力(いや努力)かあったのは言うまでもありませんが

用紙に印刷から、フルカラーフルプリントは簡単に移行できるでしょうが
フルカラーフルプリントから、用紙への印刷に移行すると、担当者(現場)の方たちの
精神的負担、手間が大幅に増加するでしょうね。

あーあ!



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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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