●精度1.5 mm
精度が 1.5 mm なんです。
って言われても何のこっちゃですよね。
これは、どこの会社にもあるであろう、複合機で印刷する時の
印刷位置精度の保証値です。
複合機でコピーする時も、パソコンなどから印刷する時も気にならない印刷位置
ところが、枠線などが印刷された用紙に、きっちり合わせて印刷しようとすると
なかなかこれが難しい!
●印字ずれは誰のせい?
そりゃそうですよね。
まず、用紙に合わせて印刷できるような原稿を作らないといけない・・・これも大変!
でも、用紙と全く同じサイズで印刷できる原稿を作ったとしても・・・
キチンとした位置で印刷できなければ・・・ダメ
当グループで使用している報告書は、情報量が多いこと
形式が昔のラインプリンターで印刷していた時代の1行が 1/6 インチで設計されている
この 1/6 インチがどのくらいの大きさか想像できます?
1 インチは、 25.4 mm なので、その 1/6 では、 4.23 mm
この 4.23 mm の範囲内に、印刷誤差が 1.5 mmもあるプリンターでキチンと収めるためには
文字を 3.73 mm 以内にしなければならない?
いやいや、プライマイナス 1.5 mm なので、振れ幅は 3 mm なので文字の大きさは 1.23 mm
あはははは
読めるかー
●キチンとセット
なので、私の会社では 2005 年から、フルカラーフルプリントを行っています。
用紙の枠なども一切合切まとめて印刷しちゃえ!
って単純な考えで実現しました。
これにより、見栄えがめちゃくちゃ改善しました。
当然です。
行のど真ん中に印刷されていますからねー
しかし、グループ他社では、プレ印刷された用紙に文字を印刷するんですが、
印字ずれの話になると、我が上司は
そうそうズレることはないだろう。
もしずれていたら、きちんとセットしないものが悪いんだ!
って発言していました。
よって、複合機が印刷ずれを起こしても、用紙をセットした人の責任だそうです。
印刷印字位置の誤差は、天候や気温・湿度に左右されます。
湿度で用紙が伸びたり、ローラーとの摩擦係数が変わったりしますから
そのような場合でも、ズレた原因は、セットの時にキチンとしなかった者が悪いって
私は、死んでもそんな業務に就きたくありませんね
●いくらなんでも
私の会社で、私が導入したソリューションは、コスト面も問題ないレベルにしています。
もちろん、複合機メーカーの多大な協力(いや努力)かあったのは言うまでもありませんが
用紙に印刷から、フルカラーフルプリントは簡単に移行できるでしょうが
フルカラーフルプリントから、用紙への印刷に移行すると、担当者(現場)の方たちの
精神的負担、手間が大幅に増加するでしょうね。
あーあ!
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