2017年04月27日
活用表の覚え方(動詞の上一段活用・下一段活用)
昨日の続きです。
上一段活用と下一段活用の活用の仕方は、
とても似ています。
上一段活用は、
未然形から順に、
未然形I
連用形I
終止形IRU
連体形IRU
仮定系IRE
命令形IRO・IYO
という母音で並んでいます。
「似る」なら、
に(ない)
に(ます)
にる(。)
にる(とき)
にれ(ば)
にろ・によ(!)
「着る」なら、
き(ない)
き(ます)
きる(。)
きる(とき)
きれ(ば)
きろ・きよ(!)
ですね。
下一段活用は、
未然形から順に、
未然形E
連用形E
終止形ERU
連体形ERU
仮定系ERE
命令形ERO・EYO
という母音で並んでいます。
「受ける」なら、
け(ない)
け(ます)
ける(。)
ける(とき)
けれ(ば)
けろ・けよ(!)
「学べる」なら、
べ(ない)
べ(ます)
べる(。)
べる(とき)
べれ(ば)
命令形はなし。
となります。
ここで一つ、注意点。
可能動詞、と呼ばれる動詞があります。
字の通り、「可能」の意味を含む動詞で、
上の例の「学べる」、
「読める」「書ける」「話せる」「飛べる」「飲める」……
など、五段活用動詞に可能の助動詞「れる」がくっついたものです。
この可能動詞には、
命令形がありません。
なぜかというと、
「〇〇できる」という状態を表す言葉で、
命令することができないからです。
形容詞・形容動詞に命令形がないのも、同じ理由です。
可能動詞については、
2月15日の「可能動詞」というタイトルの記事に
詳し〜く書いているので、
読みたい方は、そちらをどうぞ。
上一段活用と下一段活用の活用の仕方は、
とても似ています。
上一段活用は、
未然形から順に、
未然形I
連用形I
終止形IRU
連体形IRU
仮定系IRE
命令形IRO・IYO
という母音で並んでいます。
「似る」なら、
に(ない)
に(ます)
にる(。)
にる(とき)
にれ(ば)
にろ・によ(!)
「着る」なら、
き(ない)
き(ます)
きる(。)
きる(とき)
きれ(ば)
きろ・きよ(!)
ですね。
下一段活用は、
未然形から順に、
未然形E
連用形E
終止形ERU
連体形ERU
仮定系ERE
命令形ERO・EYO
という母音で並んでいます。
「受ける」なら、
け(ない)
け(ます)
ける(。)
ける(とき)
けれ(ば)
けろ・けよ(!)
「学べる」なら、
べ(ない)
べ(ます)
べる(。)
べる(とき)
べれ(ば)
命令形はなし。
となります。
ここで一つ、注意点。
可能動詞、と呼ばれる動詞があります。
字の通り、「可能」の意味を含む動詞で、
上の例の「学べる」、
「読める」「書ける」「話せる」「飛べる」「飲める」……
など、五段活用動詞に可能の助動詞「れる」がくっついたものです。
この可能動詞には、
命令形がありません。
なぜかというと、
「〇〇できる」という状態を表す言葉で、
命令することができないからです。
形容詞・形容動詞に命令形がないのも、同じ理由です。
可能動詞については、
2月15日の「可能動詞」というタイトルの記事に
詳し〜く書いているので、
読みたい方は、そちらをどうぞ。
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