アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年05月01日

補助動詞

ゴールデンウィーク中ですが、
平日なので学校は休みではありません。

名古屋市の小学校は、
ゴールデンウィーク中の平日に
子どもが「家庭の事情」と称して
学校を休むのを避けるために、
遠足や校外学習など
楽しい行事を入れているところが多いのですが、
中学は通常授業。

というわけで、
今日は私が教えている中学の2年生が習っている
補助動詞について
説明します。

実は、
補助動詞に関する記事は、
既に2月16日に書いたのですが、
2か月半も記事を遡るのは大変なので、
ここにもう一度。

文節で区切る問題を解くときに、

「僕は今テスト勉強をしている。」を
「僕は/今/テスト勉強を/している。」と
区切ってしまう人は、いませんか。

「して」と「いる」は、それぞれ一文節です。

でも、「いる」単独では意味が分かりませんよね。

それは、直前の文節「して」を詳しくするための、
「して」を【補助】する動詞だからです。

「する」でも意味は通じますが、
「している」にすることで、
「する」という動作が継続しているというニュアンスを
持たせることができます。

このような、前の文節を補助する働きの動詞を、
「補助動詞」といいます。

「補・助動詞」ではなく、「補助・動詞」ですよ。

さて、この補助動詞ですが、
そんなに多くはありません。

以下に例を挙げておきますので、
「こういうのが補助動詞なんだな」と
感覚的につかんでください。

@ 学校の備品なのに個人の名前が書いてある
A 校庭の桜が咲いている
B テスト前に先生に分からないところを質問しておく
C 試供品をもらってくる
D 両親のラブシーンを見てしまう
E なんでも自分でやってみる
F 野菜嫌いの友だちの代わりに食べてやる
G 校庭の桜が散ってゆく

分かりやすいように、全て文末・終止形の例を挙げましたが、
実際は文の途中に出てくることも多いので、
活用していても見落とさないように気を付けてください。

直前に接続助詞の「て」があるのが、
最大のヒントになります。

「て」がないものとしては、
「吾輩は猫である。」のように
「で(断定の助動詞の連用形)+ある(補助動詞)」の形をとるものが、
よく出てきます。







この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6225296
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2017年09月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
動詞の連体形 by 良岑吏茶 (07/29)
動詞の連体形 by エゼル (07/28)
コメントが…… by 良岑吏茶 (06/21)
コメントが…… by 良岑吏茶 (06/20)
コメントが…… by 清みず (06/19)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
良岑吏茶さんの画像
良岑吏茶
日本語検定1級合格。文法と百人一首が得意。
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。