2017年02月03日
動詞の終止形
終止形って、基本形とか辞書形とか言われますね。
「。(句点)の上は終止形」と覚えている人も多いと思います。
でも実は、ここに落とし穴が。
「嘘をつくから友達に嫌われるんだ。」の「つく」
「私は来るけれど、君は来なくていいよ。」の「来る」
「甘いものをたくさん食べるが、痩せている。」の「食べる」
「本を読むと頭が良くなる。」の「読む」
「運動もできるし、ピアノもひける。」の「できる」
文末にはないけど、全て終止形です。
終止じゃないのに終止形!
なんで?
これは、本当は二つの文が、一つになっているからなんです。
「嘘をつく。だから友達に嫌われるんだ。」
「私は来る。でも、君は来なくていいよ。」
「甘いものをたくさん食べる。けれども痩せている。」
「本を読む。すると、頭が良くなる。」
「運動ができる。それに、ピアノもひける。」
二文の間に接続詞が入っていて、その直前の動詞が終止形でしょ。
また、こんなのもあります。
「あんなにみんなの前で恥をかくことになるなんて、もう二度と走るまい。」の「走る」
「あの先生は日曜日にも学校に来るらしい。」の「来る」
「明日は雪が降るそうだ。」の「降る」
これらは、直後の助動詞の接続が終止形と決まっているものです。
それでは、どう判断するか、ということですが。
まず活用表を思い出しましょう。
すると、同じ形なのは終止形と連体形ですね。
それで、その動詞の下に何か被修飾語の体言(詳しくされる名詞)があれば、連体形。
そうじゃなければ終止形です。
あと、句点があるから終止形と思ったけど、
よく読んでみたら命令形だった、ということもあるので、
そちらも要注意です。
以上、終止形講座でした。
「。(句点)の上は終止形」と覚えている人も多いと思います。
でも実は、ここに落とし穴が。
「嘘をつくから友達に嫌われるんだ。」の「つく」
「私は来るけれど、君は来なくていいよ。」の「来る」
「甘いものをたくさん食べるが、痩せている。」の「食べる」
「本を読むと頭が良くなる。」の「読む」
「運動もできるし、ピアノもひける。」の「できる」
文末にはないけど、全て終止形です。
終止じゃないのに終止形!
なんで?
これは、本当は二つの文が、一つになっているからなんです。
「嘘をつく。だから友達に嫌われるんだ。」
「私は来る。でも、君は来なくていいよ。」
「甘いものをたくさん食べる。けれども痩せている。」
「本を読む。すると、頭が良くなる。」
「運動ができる。それに、ピアノもひける。」
二文の間に接続詞が入っていて、その直前の動詞が終止形でしょ。
また、こんなのもあります。
「あんなにみんなの前で恥をかくことになるなんて、もう二度と走るまい。」の「走る」
「あの先生は日曜日にも学校に来るらしい。」の「来る」
「明日は雪が降るそうだ。」の「降る」
これらは、直後の助動詞の接続が終止形と決まっているものです。
それでは、どう判断するか、ということですが。
まず活用表を思い出しましょう。
すると、同じ形なのは終止形と連体形ですね。
それで、その動詞の下に何か被修飾語の体言(詳しくされる名詞)があれば、連体形。
そうじゃなければ終止形です。
あと、句点があるから終止形と思ったけど、
よく読んでみたら命令形だった、ということもあるので、
そちらも要注意です。
以上、終止形講座でした。
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