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2017年01月26日

エクセル関数,INDEXとMATCH,セルの参照





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INDEXとMATCH


INDEXとMATCH関数の組み合わせ

下の表でB14に入力された相手先の合計金額F14に表示したいとします。

今F14に「=INDEX(D2:F11,MATCH(B14,B2:B11,0),3)」という式が入力されています。

INDEXとMATCH.png

分かりやすくするために分解してみましょう。

まずMATCH(B14,B2:B11,0)の部分ですが、B14に入力された相手は

B2:B11の範囲内で何番目を表示する関数ですね。

答えは「8」です。

となると=INDEX(D2:F11,MATCH(B14,B2:B11,0),3)は=INDEX(D2:F11,8,3)という

置換が出来ますね。

この内容はD2:F11の範囲で8行目と3列目の交差する値を検索する内容ですね。

答えは「2500」です。

もちろんVLOOKUPでも同じ結果が出せます。

だったらVLOOKUPでいいじゃないという考えもありますが何故INDEXと

MATCH関数の組み合わせを使用するかというと、上の表の黄色の枠と、

青の枠が離れていた場合でも使用できるメリットがあります。

極端な話をすると、まったく別の表でも構わないということです。

そうなるとVLOOKUPは使用できないということになります。









2017年01月24日

Excel関数、指定した場所の参照





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INDEX

指定したセルの内容を表示します。

INDEX関数は2つの使い方があります。

・=INDEX(配列定数又はセル範囲,行番号,列番号)

・=INDEX(セル範囲,行位置,列位置,領域番号)

「セル範囲」・・・B2:C4のように、セル範囲を指定する。複数指定も可能

「配列定数」・・・{1,2,3,4,5;6,7,8,9,10}これは2行5列の配列定数

「行番号」・・・セル範囲を指定した場合は必須。

値を返す行を数値で指定する。

列の配列を受け取りたい場合は「0」にする

「列番号」・・・値を返す列を数値で指定する。

行の配列を受け取りたいときは「0」を指定する

範囲の中から、行位置と列位置を指定し、そのセルの値を取り出す。

=INDEX(範囲,行番号,列番号)

INDEX.png

今、I2に「=INDEX(B2:C4,2,2)」と入力されています。

B2:C4は範囲です。図の赤枠部分です。

次に最初の「2」は行番号でB2から数えると2つ目はB3ですね。

次の「2」は列番号でB列から数えるとC列になりますね。

ですからこの交差するセルはC3になり、「鉛筆」が表示されます。



=INDEX(範囲,行位置,列位置,領域番号)・・・領域番号は離れた場所にある

複数の範囲を指定する場合に使用する。

省略した場合は「範囲」に指定された場所を指す。

複数領域があれば「範囲」のところに「B2:C4,B7:C10」という形で指定すると、

領域番号1は「B2:C4」になり、領域番号2は「B7:C10」になる。




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2017年01月23日

Excelの関数を組み合わせて左側の検索をしましょう。





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左側の検索


VLOOKUPでは検索値から右側しか検索できないですね。

でも左側を検索したい場合もあります。

そのような場合、OFFSETとMATCHを組み合わせて左側の検索が出来ます。

OFFSET・MATCH.png

今、I3に「=OFFSET(B1,MATCH(I2,B2:B6,0),-1)」と入力されています。

まずMATCH(I2,B2:B6,0)の部分だけ見て行きましょう。

検索値はI2の「関西コンクリート」です。

検索範囲はB2からB6です。

照合の型は完全一致で探すとB2にありますね。

だからMATCHの部分は「1」になります。

次にOFFSETの部分ですがOFFSET(B1,MATCH(I2,B2:B6,0),-1)のうち

MATCHの部分は「1」なので

OFFSET(B1,1,-1)という式になりますね。

B1が基準で下に「1」、右に「-1」ということは左に「1」ですね。

ですから、B1から見て結果はA2を参照して2015/1/4となります。

このように、関数を組み合わせることによって、単独では出来ない

事も出来るようになります。

色々組み合わせて使ってみてください。







2017年01月21日

Excel関数,一致するものを探す





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MATCH


検索指定範囲内で値を検索し、見つかった値が何番目にあるのかを数値で返す。

【構文】

MATCH(検索値,範囲,[照合の型])

検索値・・・検索する値

範囲・・・検索範囲

照合の型

 「0」・・・完全一致

 「1」・・・一致するものが無い場合は、検索値以下で最大の値を表示

 「-1」・・・一致するものが無い場合は、検索値以上で最小の値を表示

MATCH1.png

今、I3に「=MATCH(I2,B2:B10,0)」という関数が入っています。

(I2,B2:B10,0)でI2が検索値「平成電気梶vになります。

B2:B10が検索範囲。

照合の型は「0」で完全一致を探します。

平成電気鰍ヘB7にありますので、B2から数えて6番目になりますので

I3は「6」と表示されます。


MATCH2.png

今度は列方向の場合

I6に「=MATCH(I5,A1:G1,0)」と入力されています。

(I5,A1:G1,0)でI5が検索値「単価」で、A1:G1が検索範囲、照合の型は「0」です。

単価はD1にあるのでA1から数えて4番目なのでI5は「4」になります。








2017年01月19日

エクセル関数,OFFSET,セルの参照





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OFFSET


基準のセル(セル範囲)から指定された行数と列数だけ移動した位置にあるセルの参照

【構文】

OFFSET(基準,行数,列数,[高さ],[幅])

・基準・・・基準となるセル又はセル範囲(範囲の場合は左上のセル)

・行数・・・基準のセル(範囲の場合は左上のセル)を上方向又は下方向にシフトする。

正の場合は下方向へ、負の場合は上方向へシフトする

・列数・・・基準のセル(範囲の場合は左上のセル)を左方向又は右方向にシフトする。

正の場合は右方向へ、負の場合は左方向へシフトする

・高さ・・・オフセットの行数を指定する。正の数であること。省略可

・幅・・・オフセットの列数を指定する。正の数であること。省略可

OFFSET.png

今I3に「=OFFSET(B2,3,1)」と入力されています。

(B2,3,1)でB2が基準セルになります。次の「3」で3行下にシフト。

次の「1」で列が右に1列シフトでC5セルを参照するので「消しゴミ」という表示になります。







2017年01月16日

エクセルの関数。平均を出す。





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AVERAGE関数



AVERAGE関数・・・引数の平均を求める場合に使用します。

【構文】

AVERAGE(数値1,数値2・・・数値255)・・・エクセル2007以降は

引数が255まで設定できます。

直接数値を入れてもいいですし、範囲指定も可能です。

AVERAGE1.png

上はF2・F4・F6・F9(黄色部分)の平均を求めています。

AVERAGE2.png

今回はF2からF9の範囲の平均を求めています。

※AVERAGE関数は範囲指定した場合、

途中に文字列があった場合は「0」とみなします。


またAVERAGEIF関数というのもあります。

下の例では「潟Aート」の合計金額の平均を出しています。

AVERAGE3.png

【構文】

AVERAGEIF(範囲,条件,平均対象範囲)

最初の「範囲」というのは平均を求めたい相手先の範囲です。

条件というのは「相手先名」。

平均対象範囲というのは平均を出したい範囲のことです。

上のようにH3に「=AVERAGEIF(B2:B9,"潟Aート",F2:F9)」と入力されています。

B2からB9の間の相手先で「潟Aート」を選択して、

その合計金額の平均を出しなさいという意味です。








2017年01月14日

エクセル関数 ANDとOR





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AND・OR関数


AND関数は全ての条件を満たされているか調べる関数です。

OR関数はいずれかの条件が満たされているか調べる関数です。

どちらの関数も「TRUE」(その通り)又は「FALSE」(そうではありません)で

返されます。

【構文】

AND(論理式1,論理式2,論理式3、・・・)

OR(論理式1,論理式2,論理式3、・・・)

AND1.png

H列に「判定」というフィールドを追加してH2に「=AND(D2>100,E2>100)と

入力されています。またH3からH35まではコピーされています。

単価が100円以上で数量が100個以上という条件です。

H4・H9・H21にTRUEが表示されていますね。

それ以外はFALSEになっています。

AND2.png

今回はOR関数です。

単価が500円以上か、数量が100個以上でTRUEが表示されます。

但しどちらの場合も結果がTRUEかFALSEなのであまりよくないですね。

そういったことから、通常はIF関数と組み合わせて使用される場合が多いです。

AND3.png

今回は=IF(AND(D2>100,E2>100),”多”,”少”)と入力されています。

先ほどのANDの式にIFを付けてANDの結果がTRUEの場合は「多」と表示し、

FALSEの場合は「少」と表示します。

OR関数も同じようにIFと組み合わせて使用される場合が多いです。







2017年01月12日

エクセル関数。空白の時は空白にしたい

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ISBLANK関数

ISBLANK・・・対象セルが空白の場合はTRUEを返します。

【構文】 

=ISBLANK(対象セル)

下のようにE4が空欄の場合はF4は「0」表示になります。

しかし空欄の場合は何も表示してほしくない場合もあります。

ISBLANK1.png

ここでISBLANK関数を使用してみましょう。

ISBLANK2.png

上記のようにF4に「=IF(ISBLANK(E4),"",IF(ISERROR(D4*E4),"未定",D4*E4))」

という数式を入れました。

これによりE4が空白の場合はF4も空白になります。







2017年01月10日

エクセルの関数。エラー表示を出ないようにする。





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ISERROR関数

エクセルを使っているときに、よくエラーが出ますね。

特に「#VALUE!」のように、原因がはっきりわかっている場合の

エラー表示は気分が悪いですね。

そこで、IF関数とくみあわせて数式の結果がエラーになるかどうか、

あらかじめチェックして、エラーの場合は非表示にしたり、

別の文字列を表示させたりすることが出来ます。

ISERROR関数単独では数式の結果がエラーかどうかの判定だけです。

ISERRPR1.png

E4の数量に「未定」という文字列を入れると、F4もH4も「#VALUE!」というエラーが表示されます。

そこでF4に=ISERROR(D4*E4)と入力するとF4は「TRUE」になります。

ここにIF文を追加したので下の例です。

ISERRPR2.png

=IF(ISERROR(D4*E4),”未定”,D4*E4)と入力されています。

計算結果がエラーならば「未定」という文字列を入れ、計算結果がエラーでない

場合はそのまま計算するという内容です。

「“未定”」のところを単に「””」とすると空白になります。

これで目障りなエラー表示が出なくなります。







2017年01月08日

エクセルの関数、期間を求める場合

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DATEDIF関数

2つの日付のシリアル値から期間を求めます。

【構文】

=DATEDIF(開始日,終了日,単位)

・単位の種類

“Y”・・・期間内の萬年数

”M”・・・期間内の満月数

“D”・・・期間内の日数

DATEDIF1.png

C2に「=DATEDIF(A1,A2,”M”)と入力されています。

A1〜A2の期間で満月数を出しなさいという意味で、答えは「11」です。

DATEDIF2.png

上の例ではE1に本日の日付ということで=TODAY()が入力されています。

またF4に=DATEDIF(E4,$E$1,”Y”)と入力されています。

これで勤続年数が出力されます。

$E$1にしているのはF5以降にコピーする場合絶対値にしておく必要があります。








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60過ぎのおっちゃんです。同じ年齢層の中ではそこそこパソコンが使える方だと自負しています。今まで会社等で学んだ知識等を紹介していきたいと思います。
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