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2019年04月01日

私の抽象芸術入門    絵画9

(前回)のつづき

最近、ずっと考えているのは、

『関係』

という言葉

kankei0002.jpg
作品:関係0002

皆さんは、どんなふうに感じているでしょうか。

おおくの場合、関係は、
人間関係、ってことを思い浮かべるでしょうか。
そうでしょう。

私自身、この『関係』を考えた場合、
人間関係をやはり起点としました。
自分と自分との関係、
ここがやはりスタート地点でしょうか。
自分で問い、自分がこたえる。
そのループが一つの関係として捉えられる、かもしれません。
そして、二人との関係、
三人との関係、が考えられます。
しかし、四人以上になると、どうでしょうか。
自分って、自分との関係をどうみているのでしょうか。
(自分)と(自分)?
(自分、自分)?
((自分)、自分)?
((自分、自分)、 _ )?
では、二人は、
(自分、相手)?
では、三人では、
(自分、相手1、相手2)?二人に同時に向けられないから
((自分、相手1)、相手2)どちらか一方しか見れないか
(自分、(相手1、相手2))二人を客観視する自分か、
三人の場合、必ず、2対1になってしまいます。
それは、不均衡で誰かが半端者とされてしまいます。
だから出来れば、偶数でいたい。細かく分かれても
1対1になれます。
だから、家族3人が仲良く・・・っていうのは
とても難しい。だれか一人は疎外感を感じているはずです。
そして、それを補うのは外部の関係です。
そうして、1対1の関係をつくり、安定します。

1対1の関係でも、
その1人が、さらに別の関係を結ぶと複雑になります。
しかし、一見複雑に見えても、元が
1対1としてつながっている限り、
この1対1の関係に揺らぎはありません。
だから、

1対1の関係はとてもだいじなことなんです。

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