前回の
(私の抽象芸術入門 絵画1)
の続きです。
私は、気持ちの赴くままに線を引きました。
それは、きっと 気持ちが良かった 線 です。
あっ、改めて説明しますが、
この『私の抽象芸術入門』のタイトルは、
一般的な「抽象芸術入門」ではなく、
『私』にとっての
「抽象芸術」について
紹介している(つまり「入門」なのです。)
作品の説明を続けます。
あっ、「説明」って言葉、嫌ですよね。
作品って、そもそも説明するものではなく、
見て感じるもの
見る人にうったえる何かですから、
こちらが作品そのもの以外で
作品について、何かあれこれ発言するのって
それは、蛇足的な無駄な事のように
感じてしまうことでしょう。それに、
本来、そんなことはすべきではなく、
純粋に作品を鑑賞して欲しいと思うわけですが、
それでも、あえて、何故ここで
自分の作品をわざわざ
蛇足的に説明なんかしているのだ?ということに
なりますが、
有名な人は、誰かにこのことをしてもらっている
はずです。キュレーターであったり
画廊のスタッフであったり、大学教授
評論家が作品や作家を絶賛してくれれば
何も苦労して自分が自分自身の作品や作風を
紹介する必要なんて無いのかもしれません。
わたしは、お金も無ければ、コネもありません。
唯一発表できる場が、このブログってわけです。
それなら、ただ「作品」を掲げておけばいいじゃん、
って、思う方もいるでしょう。
何もごちゃごちゃ変なコメントを書かなくても
みれば分かるじゃん。その意見ももっともです。
そう言われると辛いです。反論しようがない。
ただ、一つ言えるのは、作品とは別のところで、
つまり、作品をつくる作家と鑑賞者との間での
コミュニケーションがあってもいいのかなぁ、と
思うことです。
作家が何かごちゃごちゃと書く、それを
鑑賞者が読む。そこで、作品の鑑賞が深まる
かもしれないし、それとは別に、作家に親近感を
持つかもしれないし、作品を通してつながることが
できれば、楽しいと思ったりします。そういった
意味で、書いているのです。
それは、さておき・・・
私の作品は、一気に描き上げる描き方ではなく
幾つかの段階を経て仕上がっています。
線を描くのは、最初の段階です。
次の段階は、
作品を「寝かせる」、行為です。
「寝かせる」って何だかわかりますか?
(つづく)
2018年08月04日
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