2019年07月07日
バスが坂道を転げ落ちる夢。
小さな漁港が立ち並ぶ海岸線。
コンクリートの短い埠頭があちこちから延び、
晴れて穏やかな海ヘ、1隻また1隻と
漁船が乗り出していく。
護岸工事された海岸沿いの道路には
バス停がところどころに立っている。
僕が待つバス停は、海岸沿いの道路から山側へ左折し
やや急勾配の坂道を上った先にある。
と、そこへバスが来た。
1つ手前のバス停から発車したバスには、
ちらほらだが人が乗っている。
満員ではないが、閑散としてもいない。
僕はバスに乗り込み、後ろの右側席、
ちょうどタイヤのある辺りに着席する。
相変わらず急勾配の坂道を上るバスの動力が、
突如として停止する。
次の瞬間、ブレーキの入っていないバスは
登ってきた坂道をバックで猛スピードで逆走を始める。
あまりに突然のことに
恐怖を感じる暇があったかわからないまま、
あっという間に海岸沿いの道路に到達したバスは
後ろ向きのまま漁港を飛び出してしまう。
1回、2回、3回と、水面を跳ねる石のように
波間を跳ねたバスの勢いは止まらない。
すぐ後ろにはコンクリートの埠頭が見えてくる。
激突したら、重症で済めばラッキーだ。
人生、ここで終わったかも知れない。
怖いという感情がようやく湧き上がってきた頃、
埠頭の手前に巨大な石の滑り台のような建物が見え、
バスを受け止めてくれた。
滑らかな滑り台の面に助けられ、
ようやくバスの転落は止まった。
怪我をしていない自分を不思議に思いながら、
かつて1度だけ乗った後ろ向きのジェットコースターが
頭をよぎったところでバスを降りた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
僕は夢でどんな目に遭っても
夢の中で怪我をしないのが不思議。
今回も大事故寸前のスリリングさの中、
やっぱり怪我をしないまま目覚めた。
【キャスト】
・バス
集団、人間関係、協調性
バスの転落や逆走は
その人間関係での悩みやストレスを表す
怪我をしないのは
自分が思っているほど問題は大きくない、
または危機に直面しても切り抜けられることを表す
先日、就労移行支援事業所に通い始めてから
初の工賃支給日を迎えた。
生産効率やパフォーマンスがよくないことと、
忌引で2日間休んだこともあり、金額は高くないが
感慨深いものがあった。
集団の中で悩んでいると言えば、
1ヶ月目とはいえこの事業所でのことだろう。
複数の意味の取り方ができるような
曖昧な言い回しの指示をなるべく避けてくれてるとはいえ、
それでも僕は何度もやらかしている。
→「“言葉の虫食い”を読み取るのが苦手。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/224/0
偏りのない脳を持っている人からすれば、
そこまで細かく決まっていないと何もできないのかと
不思議に思うかも知れないレベルだろう。
ただ、自分が「広汎性発達障害」の診断名で
障害者手帳を持っているのは、つまりそういうこと。
一般の人と比べるとここまで極端に
できることと苦手なことがはっきりしている。
この事実に改めて直面し、
無力感を感じていることは大きな悩み。
あとは、この特性によりスタッフさんに
迷惑や二度手間をかけさせてしまっているという
いらぬ心配。
僕は具体的でない点が理解できず、細かく質問する、
決して人員が足りてるとは言えないスタッフさんの
負担を余計に増やす。
ここはそういう人が自分を知る場所であり、
スタッフさんはそのサポートをしてくれると
わかっていても、不要な心配ばかり募る。
だから夢の中で怪我をしなかったんだろう。
なぜなら、大きな心配と捉えてるのは僕だけで、
自分で思ってるほど大きな問題じゃないから。
僕のような特性のある人も多く集うし、
専門の学習や資格を取ってきてる人たちなんだから、
人の心配ばかりせず、僕は今まで通り
“自分のために”失敗し学んでいけばいいだけ。
こういうところで余計な悩み事を増やすあたり、
僕はたぶん条件付きの滞在許可という呪縛から
まだ解放されていないんだと思う。
結果を、数字を出さないとクビ
役に立つことをしないと「居ていい」許可をあげない
まだそんな「見返り」ありきの存在じゃないと
自分を認められない、誤った価値観に縛られてる。
(夢の中で)九死に一生を得たんだから、
無用な人の心配ばかり募ったっていいので
そんな誤った価値観を捨て去ってやろう。
コンクリートの短い埠頭があちこちから延び、
晴れて穏やかな海ヘ、1隻また1隻と
漁船が乗り出していく。
護岸工事された海岸沿いの道路には
バス停がところどころに立っている。
僕が待つバス停は、海岸沿いの道路から山側へ左折し
やや急勾配の坂道を上った先にある。
と、そこへバスが来た。
1つ手前のバス停から発車したバスには、
ちらほらだが人が乗っている。
満員ではないが、閑散としてもいない。
僕はバスに乗り込み、後ろの右側席、
ちょうどタイヤのある辺りに着席する。
相変わらず急勾配の坂道を上るバスの動力が、
突如として停止する。
次の瞬間、ブレーキの入っていないバスは
登ってきた坂道をバックで猛スピードで逆走を始める。
あまりに突然のことに
恐怖を感じる暇があったかわからないまま、
あっという間に海岸沿いの道路に到達したバスは
後ろ向きのまま漁港を飛び出してしまう。
1回、2回、3回と、水面を跳ねる石のように
波間を跳ねたバスの勢いは止まらない。
すぐ後ろにはコンクリートの埠頭が見えてくる。
激突したら、重症で済めばラッキーだ。
人生、ここで終わったかも知れない。
怖いという感情がようやく湧き上がってきた頃、
埠頭の手前に巨大な石の滑り台のような建物が見え、
バスを受け止めてくれた。
滑らかな滑り台の面に助けられ、
ようやくバスの転落は止まった。
怪我をしていない自分を不思議に思いながら、
かつて1度だけ乗った後ろ向きのジェットコースターが
頭をよぎったところでバスを降りた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
僕は夢でどんな目に遭っても
夢の中で怪我をしないのが不思議。
今回も大事故寸前のスリリングさの中、
やっぱり怪我をしないまま目覚めた。
【キャスト】
・バス
集団、人間関係、協調性
バスの転落や逆走は
その人間関係での悩みやストレスを表す
怪我をしないのは
自分が思っているほど問題は大きくない、
または危機に直面しても切り抜けられることを表す
先日、就労移行支援事業所に通い始めてから
初の工賃支給日を迎えた。
生産効率やパフォーマンスがよくないことと、
忌引で2日間休んだこともあり、金額は高くないが
感慨深いものがあった。
集団の中で悩んでいると言えば、
1ヶ月目とはいえこの事業所でのことだろう。
複数の意味の取り方ができるような
曖昧な言い回しの指示をなるべく避けてくれてるとはいえ、
それでも僕は何度もやらかしている。
→「“言葉の虫食い”を読み取るのが苦手。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/224/0
偏りのない脳を持っている人からすれば、
そこまで細かく決まっていないと何もできないのかと
不思議に思うかも知れないレベルだろう。
ただ、自分が「広汎性発達障害」の診断名で
障害者手帳を持っているのは、つまりそういうこと。
一般の人と比べるとここまで極端に
できることと苦手なことがはっきりしている。
この事実に改めて直面し、
無力感を感じていることは大きな悩み。
あとは、この特性によりスタッフさんに
迷惑や二度手間をかけさせてしまっているという
いらぬ心配。
僕は具体的でない点が理解できず、細かく質問する、
決して人員が足りてるとは言えないスタッフさんの
負担を余計に増やす。
ここはそういう人が自分を知る場所であり、
スタッフさんはそのサポートをしてくれると
わかっていても、不要な心配ばかり募る。
だから夢の中で怪我をしなかったんだろう。
なぜなら、大きな心配と捉えてるのは僕だけで、
自分で思ってるほど大きな問題じゃないから。
僕のような特性のある人も多く集うし、
専門の学習や資格を取ってきてる人たちなんだから、
人の心配ばかりせず、僕は今まで通り
“自分のために”失敗し学んでいけばいいだけ。
こういうところで余計な悩み事を増やすあたり、
僕はたぶん条件付きの滞在許可という呪縛から
まだ解放されていないんだと思う。
結果を、数字を出さないとクビ
役に立つことをしないと「居ていい」許可をあげない
まだそんな「見返り」ありきの存在じゃないと
自分を認められない、誤った価値観に縛られてる。
(夢の中で)九死に一生を得たんだから、
無用な人の心配ばかり募ったっていいので
そんな誤った価値観を捨て去ってやろう。
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